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【2025年版】F1ドライバーのカーナンバーと選んだ理由

F1ドライバーが固有のカーナンバーを選択して使い続ける、いわゆるドライバー固有カーナンバー制が導入されのが2014年。

あれから2025年で12年目のシーズンになり、すっかり浸透して、私たちファンは【44】【4】【22】など、カーナンバーを見ただけでどのドライバーか分かるようになりました。

さて、彼らはどんな理由でその番号を選んだのでしょうか?

そして今年は多くの新人ドライバーが誕生しますが、彼らの選択したカーナンバーは何番で、なぜそのカーナンバーにしたのか。

ということで、今回は2025年のF1に参戦する全ドライバーのカーナンバーと、その番号を選んだ理由について紹介します。

では、いってみましょー!

マックス・フェルスタッペン

2024年ホンダウエルカムプラザにて

カーナンバー:【1】【33】
使用開始:2021年
※【33】:2015年-2020年

マックス・フェルスタッペン選手はカーナンバー【1】を使用。理由はもちろん前年のドライバーズチャンピオンだからです。

【1】は以前のようにチャンピオンが絶対に付けなければならない訳ではなく選択制で、実際にルイス・ハミルトン選手は過去にチャンピオンになっても【44】を使い続けていました。

フェルスタッペン選手は2021年に自身初のF1王者になった時、「僕の人生で1回だけかもしれないから」という理由で翌年【1】を選びましたが、2025年シーズンで【1】を付けて4年目のシーズンになります。

ちなみに王者になる前まで付けていたカーナンバーは【33】でしたが、本当は【33】を使いたかったが当時ダニエル・リカルド選手がすでに使用しており、3のゾロ目である【33】を選択したとのこと。

ちなみに欲しかった【3】には特に思い入れがある訳ではなく、数字のカタチが好きだっただけらしいです。

リアム・ローソン

2023年スーパーフォーミュラ第2戦にて

カーナンバー:【30】
使用開始:2024年
※【30】:2023年

2025年からレッドブルに抜擢されたリアム・ローソン選手は2024年からカーナンバー【30】を使用します。

F1にデビューした2023年は【40】を使用(おそらくチーム所有の番号)していましたが、2024年に復帰した際に【30】を選択します。

この番号を選んだ理由は、母国ニュージーランドのジュニアフォーミュラ、フォーミュラファーストなど、ジュニア時代の大半で【30】を使用していたことに由来します。

ランド・ノリス

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【4】
使用開始:2019年

ランド・ノリス選手は【4】を使用しています。

当初は尊敬するロードレース9度の王者バレンティーノ・ロッシ選手の【46】を検討しましたが、最終的には【4】にしました。

自身の口から理由を明らかにしていませんが、ファンの間ではLANDOのAを4に見立てて選んだのでは、と言われています(L4NDO)。

昨年一時はタイトル争いをしたノリス選手。1974年にF1で固定カーナンバーを導入して以来、【4】でチャンピオンになったドライバーはいませんが、ノリス選手がジンクスを打ち破ってもらいたいものですね。

ちなみに【4】は2014年にマックス・チルトン選手が使用していました。

オスカー・ピアストリ

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【81】
使用開始:2023年

オスカー・ピアストリ選手のカーナンバーは【81】。

この番号を選んだ理由はカート時代に使っていた番号だからです。

では、なぜカートの時に【81】を選んだのか。

カート時代最初の数レースは【11】を付けていましたが、他の州でのレースの際にすでに【11】が使われていて、「10桁の番号を1から8に変えて【81】にした」と本人が語っていましたが、私の脳では意味が分かりません・・・。

ルイス・ハミルトン

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【44】
使用開始:2014年

ルイス・ハミルトン選手のカーナンバーは【44】。

F1チャンピオンは翌年にカーナンバー【1】を使用することができますが、ハミルトンは【44】がよほど好きなのか、チャンピオンの翌年の2015年から2016年、2018年から2021年も【44】を選びました。

結果、F1がドライバー固有カーナンバー制を導入して以来、もっとも長く使われている番号になりました。

ハミルトン選手が【44】を選んだ理由は、カート時代に最初に付けた番号だったからです。

シャルル・ルクレール

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【16】
使用開始:2018年

シャルル・ルクレール選手のカーナンバー【16】は第3希望でした。

第1希望は【7】で第2希望は【10】でしたが、【7】はキミ・ライコネン選手がすでに使用しており、同じく【10】もピエール・ガスリー選手が使用していて選択できませんでした。

そこで自身の誕生日である10月16日であり、1+6で希望の【7】になる【16】を選びました。

ジョージ・ラッセル

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【63】
使用開始:2019年

ジョージ・ラッセル選手のカーナンバー【63】は、自身のイニシャルを数字に置き換えたものです。

George RussellのイニシャルG.R。Gを6に、Rを3にして【63】に・・・。

日本人の感覚からするとなぜGが6に、なぜRが3に置き換えられるのかがわかりません。

アンドレア・キミ・アントネッリ

カーナンバー:【12】
使用開始:2025年

2025年にF1デビューするアンドレア・キミ・アントネッリ選手はカーナンバー【12】を選択しました。

このカーナンバーを選んだ理由は、大ファンだったアイルトン・セナ選手が付けていた番号を付けることで、セナ選手との繋がりを作りたかった、とのことです。

確かにセナ選手は、1985年からチャンピオンを獲得した1988年まで、4年間【12】を付けていました。

なお、2025年にレギュラーになったジャック・ドゥーハン選手も【12】をFIAに申請していましたが、先に申請したのがアントネッリ選手でした。

ちなみに【12】は、フェリペ・ナスル選手が2015年から2016年まで使用していました。

フェルナンド・アロンソ

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【14】
使用開始:2014年

フェルナンド・アロンソ選手のカーナンバー【14】もお馴染みですね。

この番号を選択した理由は、自身がカート時代の1996年7月14日に、当時14歳だったアロンソ少年がカーナンバー【14】で優勝したから。

アロンソ選手にとってはとっても縁起の良い番号だからです。

ランス・ストロール

2023年F1日本GPにて

カーナンバー:【18】
使用開始:2017年

ランス・ストロール選手は【18】を使用していますが、理由は明らかにしていません。

父親のローレンスがチームオーナーで、元世界王者のベッテル選手やアロンソ選手がチームメイトになっても、彼らがカメラを蛍光イエローに。

やっぱりチームの形式上のエースはストロールだから、日本でのエース番号の【18】を選択したの?

いや、それはないですよ、ね??

残りのドライバーは10人。気になる方は次のページへどうぞ!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。