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2018年スーパーGT開幕! ジェンソンバトン開幕戦から表彰台獲得!

スーパーGTの長いオフシーズンも終了し、本日岡山国際サーキットにて開幕戦が行われました。

F1チャンピオンのバトンが参戦

GT500に話しを絞ると今年の注目点は何と言っても大物ドライバーの参戦でしょう。
まずは何と言っても元F1世界選手権チャンピオンのジェンソン・バトンの参戦です。
2015年よりF1優勝ドライバーであるヘイキ・コバライネンは参戦していますが、常にトップチームで戦いチャンピオンにまで上り詰めたドライバーが参戦することはありませんでした(他のカテゴリーでも元F1チャンピオンがフル参戦する話しはあまり聞いたことがありません)。
F1でも長くホンダとともに参戦し、大の日本贔屓で知られるバトンがスーパーGTをどのように乗りこなすのか、今シーズンは彼を中心に応援していこうと思います。

 小林可夢偉がコバライネンと元F1コンビで挑む

もう一つの注目点は小林可夢偉の参戦です。
彼の実力は日本のモータースポーツファンならば誰もが認めることでしょう。
F1時代は日本人で初めてメーカーのバックアップなくシートを射止めたドライバーです。
2013年の日本GP、ザウバーで3位表彰台に上がったレースは本当に興奮し、手に汗を握りながら応援したのを今でも覚えています。
この人たまに奇跡的なドライビングをするんです・・・ だからファンが多いんです。
今年乗るSARD LC500はテストからあまり調子が良くありませんが、ヘイキ・コバライネンとともに元F1ドライバーコンビにも大いに注目したいと思います。
 
今年はレギュレーションの大きな変更はなく、GT500では新車両も特にありませんが、ドライバーの移籍も多く楽しみな2018年です。

 開幕戦の結果は?

そしてハンディウエイト一切無し、ガチンコ勝負の開幕戦の結果は、

 

 
Pos. No. Team Car Driver Tire WH Gap
1 17 KEIHIN REAL RACING KEIHIN NSX-GT 塚越広大
小暮卓史
BS 0kg 82Laps
2 100 TEAM KUNIMITSU RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
J.バトン
BS 0kg 0’01.610
3 1 LEXUS TEAM KeePer TOM’S KeePer TOM’S LC500 平川亮
N.キャシディ
BS 0kg 0’05.582
4 6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
F.ローゼンクビスト
BS 0kg 0’05.759
5 23 NISMO MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
R.クインタレッリ
MI 0kg 0’36.990
6 24 KONDO RACING フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R J-P.デ・オリベイラ
高星明誠
YH 0kg 0’48.375
7 3 NDDP RACING with B-MAX CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山哲
千代勝正
MI 0kg 0’59.362
8 38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO ZENT CERUMO LC500 立川祐路
石浦宏明
BS 0kg 1’00.357
9 19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
山下健太
YH 0kg 1’05.532
10 16 TEAM MUGEN MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
中嶋大祐
YH 0kg 1’06.532
11 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI ARTA NSX-GT 野尻智紀
伊沢拓也
BS 0kg 1’07.199
12 39 LEXUS TEAM SARD DENSO KOBELCO SARD LC500 H.コバライネン
小林可夢偉
BS 0kg 1’10.110
13 36 LEXUS TEAM au TOM’S au TOM’S LC500 中嶋一貴
関口雄飛
BS 0kg 1’11.410
14 12 TEAM IMPUL カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
J.マーデンボロー
BS 0kg 1’11.838
15 64 Epson Nakajima Racing Epson Modulo NSX-GT B.バゲット
松浦孝亮
DL 0kg 1Laps

リザルトはAUTOSPORTwebより

ホンダ勢

ホンダNSX-GTがワンツーフィニッシュ!
元々テクニカルサーキットである岡山国際サーキットではNSX-GTが強いのですが、ケーヒンリアルレーシングはポールからスタートし最後はツノまで生やし優勝しました。
※他社のカナードがグリル下にぶっ刺さっていた。
2018年3月24日富士スピードウェイ公式テストにて撮影

 

チーム国光はなんとタイヤ無交換作戦を敢行し最後まで持たせ、バトンが初戦から2位表彰台を獲得しました。
バトンのタイヤに優しい走りはスーパーGTでも健在でした。
やっぱりレースはホンダが強くなきゃ面白くありません。
2018年3月24日 富士スピードウェイ公式テストにて撮影 テスト時はスーパーGT車両に慣れていないのかダンロップコーナーで何度もオーバーランしていた

 日産勢

日産勢ニスモはフライングをしドライブスルーペナルティーを受けましたが、これさえ無ければ優勝も狙えたかもしれません。
2018年3月24日富士スピードウェイ公式テストにて撮影 テスト時はまだ未塗装だった

レクサス勢

レクサス勢はKeePerトムスが第一スティント終盤にトップに立ち速さを見せましたが、ピットストップで逆転されてしまいました。
2018年3月24日富士スピードウェイ公式テストにて撮影
 
昨年は開幕からレクサスLC500がダントツに速く開幕戦で1〜6位を独占、以来4連勝を飾りましたが、今年は各社性能が拮抗し本当に面白いシーズンになることを開幕戦の結果から感じ取れました。
 

 

さて第2戦はゴールデンウィークの富士スピードウェイ、私のスーパーGT開幕戦です。
生バトンを見に行ってきます。
 
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。