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【観戦記】2022年スーパーGT富士公式テストPart3 ディフェンディングチャンピオントヨタGRスープラ

今回も2022年スーパーGT富士公式テストの観戦記(撮影記)。

今季よりモータースポーツ撮影用レンズとして導入した、キヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMとエクステンダーRF1.4xの組み合わせで撮影した今シーズンのスーパーGTマシンを掲載していこうと思う。

前回はホンダNSX-GTで前々回が日産Z GT500ということで、今回は同じGT500マシンのトヨタGRスープラの特集。

ちなみに撮影ポイントはダンロップコーナーと300R、ヘアピンコーナーです。

それではいってみよう!

トムスGRスープラ(36号車)を撮る!

まずは昨年のチャンピオンチームであるトムス36号車を、ダンロップコーナーでシャッタースピード1/200にて無難に撮影。

こちらはシャッタースピード1/125で撮影。

うーん、昨年のマシンと変わり映えしないなあ、と思い、昨年の最終戦の写真と見比べてみる。

2021年スーパーGT最終戦でのトムス36号車のマシン

あらら、スポンサーロゴまでほぼ同じで、違いはフロントバンパー下部のラインがレッドからブルーに変わっているだけ・・・。

ならば思いっきり撮影を楽しもうと思い、スローシャッターを多用する。

こちらは11コーナーの立ち上がりをシャッタースピード1/10で捉えた!

今度は300Rを高速で走るマシンを同じくシャッタースピード1/10で撮影したが、ちょっと無理があったかな?

はい、最後はヘアピンコーナーに侵入する2台のトムスのランデブー走行。

あれ?チャンピオンチームなのにカーナンバー36?

じつはスーパーGTはF1と同様にチャンピオンはカーナンバー1を使うかを選択できるのだが、舘信秀監督はトムス伝統のカーナンバーを継続して使用する選択をした。

理由は昨年チャンピオンをとったドライバーの1人である関口雄飛選手が、他チームへ移籍したから。

今季は関口雄飛選手に代わりジュリアーノ・アレジ選手を迎え入れ、2年連続の王者を目指すトムスの走りに注目したい。

トムスGRスープラ(37号車)を撮る!

続いてはダンロップコーナーの観覧席から、11コーナーを通過するトムスの37号車をシャッタースピード1/30で撮影。

うーん、36号車同様に昨年のマシンと変化ないなあ・・・。

よし、こちらも昨年のマシンと比べてみよう。

2021年スーパーGT最終戦でのトムス36号車のマシン

上が今年のトムス37号車で下が昨年の最終戦のマシンだが、バンパー下部のラインまでまったく同じだ・・・。

近年は毎年チャンピオン争いをしてきたトムス37号車だが、2020年を最後にニック・キャシディ選手が離脱し昨年はチーム成績が低迷した。

そして昨年末で平川亮選手も離脱し、今季はサッシャ・フェネストラズ選手と宮田莉朋選手の新たなコンビでふたたび選手権上位を狙う。

ルーキーレーシングGRスープラを撮る!

次はルーキーレーシングをダンロップコーナーで撮影。シャッタースピードは1/200。

GTマシンは空力を考慮し通常ワイパーがセンターにあるが、この写真はワイパーが斜めになっている(作動している)ことからも雨が降っていることがわかる。

こちらはシャッタースピード1/30。近くに他のマシンがいるとスピード感がさらに強調される。

トムス同様に昨年とカラーリングの変化がないのかと思ったが、昨年のマシンと比べると・・・

2021年スーパーGT最終戦でのルーキーレーシングのマシン

あっ!昨年まではマシン側面の下側が迷彩柄になっていたのに対し、今季はタータンチェック柄(?)になっている。

昨年からの変更点を見つけるのもシーズン前テストの楽しみのひとつだ。

場所を移動し300Rの観覧席上段からシャッタースピード1/30で流し撮り。

最後はシャッタースピード1/10でなんとかマシンを止めたが、背景が乏しいためスピード感があまり感じられないのがもったいない・・・。

2020年から参戦を開始したルーキーレーシングも今季で参戦3年目を迎える。

昨年は最終戦までチャンピオンシップを争い、その最終戦ではポールポジションも獲得し、着々と実力を付けつつある。

そして今季は長年トムスの名エンジニアとして活躍していた東條エンジニアを迎え入れ、本気でチャンピオンを狙ってくるだろう。

セルモGRスープラを撮る!

はい、次は人気の立川祐路選手が所属するセルモを、シャッタースピード1/30で撮影。

昨年は過去のマシンをリメイクしたメタリックレッドとミラーカラーの左右非対称のカラーリングだったが、今季は左右対称のレッドとホワイトのカラーに変更したようだ。

2019年スーパーGT第2戦にて

長年トヨタ陣営の中でトムスに次ぐ実力派チームだったが、昨年、一昨年と勝利を記録していないセルモは、今季2019年第2戦以来の優勝を目指す。

サードGRスープラを撮る!

トヨタ系チーム4台目は脇阪寿一監督率いるサード。

11コーナーから立ち上がり12コーナーへ向かう坂道を登るマシンを、無難にシャッタースピード1/200で撮影した。

ちょっと坂道を強調するために画角を斜めにしてみたが、行ったことがある方は知っていると思うけど、ここ結構登っているんだよね。

そしてこちらは300Rの観覧席最上段から撮影。

テレ端の焦点距離700mm、シャッタースピード1/30のスローシャッターで撮影したが、右ヘッドライトからトヨタエンブレムまで止めることができた!

ホワイト地にデンソーのレッドとコベルコのブルーがサードのマシンのカラーリングだが、今季はサイドを中心にブルーがかなり強調されている。

昨年まで長く所属した元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手がチームを離れ、今シーズンはディフェンディングチャンピオンのひとりである関口雄飛選手が加入したサード。

トヨタ系チームの中では少々地味な感もあるサード(個人の感想です・・・)だが、気持ちが走りに現れるアグレッシブなドライビングが売りの関口雄飛選手が加入し、今季は注目のチームのひとつになるだろう。

レーシングプロジェクトバンドウGRスープラを撮る!

トヨタ系チームの最後はレーシングプロジェクトバンドウ。

毎年カラーリングが同じじゃん、と思いきや、昨年最終戦のマシンと比べてみると・・・

2021年スーパーGT最終戦でのバンドウのマシン

グリルまわりのホワイトラインやヘッドライト周辺のイエローのラインなどわずかに違うようだが、間違い探しの域だね。

こちらはシャッタースピード1/30で左ヘッドライトとグリルをビシッと止めた。

トヨタ系GT500チームの中では若手の登竜門と言われているバンドウ。

昨年所属の宮田莉朋選手は今季トムスに送り出し、今季は阪口晴南選手が初めてGT500チームのレギュラードライバーを射止めた。

トヨタのセナは今年が勝負の年になる。

今回の撮影機材

今回のスーパーGT富士公式テストで使用した撮影機材を紹介する。

カメラキヤノンEOS R5
レンズキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USM
エクステンダーRF1.4x
一脚SIRUI P-326
撮影機材

昨シーズン終了後に今季のモータースポーツ撮影用レンズとして購入したキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMと、前日に急遽購入したエクステンダー×1.4と組み合わせで初めての撮影となった今回だが、本当に買ってよかったと思った。

少し前まで動き物は一眼レフの方が有利と言われていたが、今回の撮影を終え確信した。

ミラーレスは一眼レフを完全に超えたな、と。

ということで、スーパーGT富士公式テスト観戦記トヨタGRスープラ特集は以上。

次回はGT300の中から注目のマシンをピックアップして掲載してみようと思うので、よかったらご覧ください。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。