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セルモの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1995-2024)

2007年

38号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:立川祐路/高木虎之介
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:7位
  • チームズランキング:7位

2007年もチーム9年目の立川祐路選手とチーム3年目の高木虎之介選手のコンビで参戦をします。

マシンのカラーリングは前年のレッドから小さなZENTロゴが散りばめられたブラックにイメージチェンジされました。このカラーリングは個人的にはとっても好きで、高いセンスが感じられます。

この年は開幕戦の鈴鹿を制しますが、その後は圧倒的なホンダ勢の強さの前になす術がなく、シリーズランキング7位に終わりました。

ちなみに2007年末にINGINGのオーナーである卜部治久さんがセルモのオーナーに就任。この後着々と統合が進められることになります。

2008年

38号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:2位

高木虎之介選手がサードに移籍し、代わりにリチャード・ライアン選手が加入。チーム10年目の立川祐路選手とのコンビで参戦します。またこの年より長年セルモのエースとして活躍した竹内浩典さんが監督に就任しています。

カラーリングはマシンの前半部分が前年と同様のブラックに、そしてキャビンから後方にかけてはミラー塗装があしらわれており、コレもまたイイですね。

この年は第3戦富士で優勝の他、第5戦のSUGOと最終戦の2度目の富士でも表彰台を獲得しましたが、好調ニスモに僅かに届かず、ランキング2位でした。

2009年

38号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:10位
  • チームズランキング:9位

2009年は前年から変わらず2年目のリチャード・ライアン選手と11年目に突入した立川祐路選手のコンビ。タイトルスポンサー5年目となるこの年のZENTカラーはシルバーが主体で、ちょっとおとなしめになりました。

そんな2009年シーズンの成績は、第2戦鈴鹿で優勝し、第6戦鈴鹿でも表彰台を獲得しましたが、その他のレースでは精彩を欠き、ドライバーズランキング10位と低迷しました。

2010年

38号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2010-team-driver.html
  • ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:9位
  • チームズランキング:9位

2010年も立川祐路選手とリチャード・ライアン選手のコンビ。ライアン選手はチーム3年目、立川選手は12年目になります。前年まで竹内浩典さんが監督を勤めていましたが、この年から高木虎之介さんに変更しています。

前年はシルバーベースカラーリングでしたが、レッドを基調にしたものに戻っています。

この年は第2戦岡山国際での2位が唯一のハイライトで、その他は見せ場がなく、ランキング9位でした。

2011年

38号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:立川祐路/平手晃平
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:6位

2011年シーズンのセルモのドライバーラインナップは、リチャード・ライアン選手が離脱して前年までサードに所属していた平手晃平選手が加入。もちろんエースドライバーはチーム13年目の立川祐路選手です。

この年のカラーリングはブルー基調に右側がピンク左側がイエローと大幅に変更。前年までのセンス良いZENTカラーはどこへ・・・。

成績は第6戦の富士で2年ぶりの優勝を飾り、翌オートポリスでも3位表彰台を獲得。レクサス勢ではトップの成績でしたが、日産勢やホンダ勢に速さで負けており、ランキング6位に終わりました。

2012年

38号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/team_05.html
  • ドライバー:立川祐路/平手晃平
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:2位

2012年も前年と同じドライバーラインナップ。立川祐路選手はチーム14年目になります。

この年のZENTカラーはさらに酷くなり左側のイエローは蛍光に、そしてボンネット中央部はブラックに・・・。デザインコンセプトがまったく見えない!

しかし成績はさらに向上します。

開幕戦の岡山国際で優勝をすると、第3戦のセパンで2位。そして最終戦のもてぎでシーズン2勝目を上げますが、終盤4戦を優勝2回 2位2回と驚異的な強さで駆け抜けたモーラの前に敗れ、セルモはランキング2位という結果でした。

次のページでは2013年から2018年のセルモを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。