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初めてでも超簡単!モンキー125(JB03)のオイル交換方法

2023年3月に納車された我がモンキー125も、休みのたびに短距離ツーリングで使用して3ヶ月間、走行距離は1000kmになりました。

そこで今回は我がモンキー125初のオイル交換をしてみたいと思います。

私はクルマのオイル交換は何度も行ったことがありますが、バイクに関しては今回が初めてということで少々心配していましたが、結果としてはクルマよりも簡単でした。今までショップ任せだったバイクのオイル交換を自分でやってみたい、という方に参考になれば幸いです。

ちなみに私のモンキー125は2021年9月に発売されたJB03。その前に販売されていたJB02モンキー125はドレンボルトの位置やサイズが違うのでお気をつけください。

モンキー125オイル交換で用意するもの

モンキー125のオイル交換で用意するのは以下になります。

  • エンジンオイル0.9L
  • 注ぎ用ノズル or オイルジョッキ
  • 12mmレンチ(トルクレンチ)
  • オイル処理箱
  • (ワッシャー)

今回エンジンオイルはホンダ純正のオートバイ用オイルウルトラGシリーズで最もリーズナブルなG1を購入。シフトの入り具合やエンジン音が気にならなけばこのG1で十分。エンジンオイルは質より頻繁に交換をすることの方が重要です。

オイル缶からそのままオイルを注ぐのは難しいので、注ぎ用のノズルかオイルジョッキも必要です。

そして工具はドレンボルトを脱着するための12mmのレンチのみで、トルクレンチがあるとベストです。ちなみに私のJB03はドレンボルトが12mmですが、JB02の場合は17mmです。

使用済みのオイルを廃棄するために、処理用の箱も用意すると便利でしょう。

ドレンボルトにはオイル漏れ対策としてワッシャーが装着されていますが、ディーラーでオイル交換をする際にはオイル交換のたびにワッシャーも新品に交換します。今回私は使い回しますが、ワッシャーは交換した方がいいかもしれません。

モンキー125のオイル交換をやってみよう

それではモンキー125のオイル交換をしていきます。

まずはオイル処理箱をドレンボルトの下に置きます。

次にドレンボルトの取り外し。エンジンの下を見るといくつかボルトがありますが、ドレンボルトは赤色で囲んだこのボルト。

このボルトを12mmのレンチで取り外していきますが、モンキー125はエンジンの下にエキゾーストパイプがあるため、ラチェットレンチにエクステンショバーをかませると作業が楽に行えます。

ドレンボルトを外すとタラーっとオイルが出てきました。エンジン内部は当たりが付く1000km程度までは細かい金属粉が出るため、ご覧の通りかなり黒いです。

モンキー125のエンジンオイルは0.9Lほどしかないためすぐに止まりますが、その後はバイクを左右前後に振って最後まで使用済みのオイルを絞り出しましょう。

ちなみにその後エンジンを回して残ったオイルを出す方もいるようですが、個人的にはエンジンに負担がかかりそうなので私は行いません。

取り外したドレンボルトはパーツクリーナーでオイルを脱脂。さらに今回はワッシャーも再利用しますので、同じく脱脂します。

そして飛び散ってエンジンやエキゾーストパイプに付着したオイルをパーツクリーナーとウエス(キッチンペーパー)で拭き取り、ワッシャーを装着したドレンボルトを締め付けます。

ちなみにドレンボルトの締め付けトルクは24N•mですが、私はトルクレンチを持っていないので取り外した時の感覚でギュッと締めました。ご覧のみなさんはしっかりとトルクレンチを使いましょう。

そして新品のオイルを投入。私はオイルフィラーキャップをヨシムラ製に交換しているのでレンチを使って開封しますが、ノーマルのオイルフィラーキャップは工具要らずで注ぎ口を開けられます。

投入するオイルはホンダ指定のウルトラG1。

これに注ぎノズルを装着してオイルを入れていきます。ただ1缶では多すぎるのである程度入れたら、オイル点検窓を見ながら少しずつ継ぎ足します。

ちなみにオイル点検窓はバイクが直立した状態で確認しましょう。

実は前回オイルフィルターカバーを交換した際、流れ出たオイルを継ぎ足した時、サイドスタンドの状態で見てもまだまだオイルが上がって来ず、立ててみたら入れ過ぎに。構わず乗っていたらどこからかオイルが漏れ出し大変なことに・・・。みなさん気をつけてください。

はい、今回はしっかりオイル点検窓の真ん中です。

オイルフィラーキャップを閉めて完成。

最後にエンジンを掛けて確認。おっ!心なしかエンジン音が低く静かになりました。

最後に

モンキー125のメンテナンスノートを見ると初期のオイル交換は1000Km、その後は3000km毎に行うよう書かれています。

一般的にクルマのメンテナンスノート(メーカー)には15000kmもしくは1年と書かれています(とはいえディーラーでは4000km毎に行うことを推奨しています)が、モンキー125はメンテナンスノート(メーカー)で3000km毎を推奨しているのはかなり早いような・・・。

小排気量で高回転域を使用するモンキー125、さらにオイル量が0.9Lと少ないから早めの交換を推奨しているのでしょう。

そんな早期のオイル交換が必要なモンキー125ですが、ご覧の通りかなり簡単。ぜひご自身で交換をしてみてください。

オイル代の節約だけでなく、より一層モンキー125の愛着が増すこと間違いなしです!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。