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【鈴鹿 富士 もてぎ 岡山 オーポリ】日本を代表する5つのサーキットの国際レース開催実績

日本には鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、岡山国際サーキット、オートポリスという世界に誇る素晴らしいサーキットがある。

この5つのサーキットでは多くの世界選手権や国際的レースが開催されてきた。

世界選手権といえばF1や世界耐久選手権(WEC)が有名だが、その他にも世界ツーリングカー選手権やかつてあったスポーツカー世界選手権(WSPC/SWC)、世界選手権ではないが国際的なレースとしてはインディカーシリーズやNASCARなどもある。

これらのレースが先に挙げた日本の5つのサーキットで開催された。

ということで今回は、これらのレースがいつどこのサーキットで開催されたのか、サーキット毎にみていきたいと思う。

スポーツランドSUGOも日本を代表するサーキットだが、国際的なレースの開催実績がなかったため今回は割愛させていただいた。
また、スーパーGTは日本が世界に誇るカテゴリーだが、開催が2ヶ国のみということで除外した。

鈴鹿サーキット

2019年F1日本GPにて
  • F1(1987-2006 2009-)
  • スポーツカー世界選手権(WSPC/SWC)(1989-1992)
  • NASCAR(東コース)(1996-1997)
  • FIA-GT選手権(1997-1998)
  • 世界ツーリングカー選手権(WTCC/WTCR)(2011-2014 2018-2019)

日本を代表する世界的サーキットといえば三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットだ。

鈴鹿の国際レースといえばF1。

F1は富士スピードウェイで1977年まで開催されたが、翌1978年以降日本開催は途絶えていた。

そして1987年に10年ぶりにF1日本グランプリが復活したのだが、その開催地は富士スピードウェイから鈴鹿サーキットに移された。

それ以来毎年鈴鹿サーキットでF1が開催され、1990年前後には日本でF1ブームが沸き起こり、そのチケットは45倍とも言われたプラチナチケットだった。

2006年を最後にF1日本グランプリの開催地は富士スピードウェイに移ったが、2009年から鈴鹿サーキットと富士スピードウェイの隔年開催が発表される。

しかし富士スピードウェイの親会社であるトヨタがF1を撤退したこともあり、2010年に予定されていた富士スピードウェイでの開催をキャンセルし、その後は毎年鈴鹿サーキットでF1を開催し続けている。
※2020年と2021年は開催契約をしながらも新型コロナウイルスの影響で中止

F1以外の過去の国際的レース実績としては、1989年から1992年までプロトタイプマシンで争うスポーツカー世界選手権を前年の富士スピードウェイから引き継ぐカタチで開催。

また1997年にはFIA-GT選手権を初年度に誘致し、メルセデスベンツCLK-GTRやポルシェ911 GT1、マクラーレンF1-GTR LMなど華やかなマシンが鈴鹿を走ったが、翌1998年で開催を終了した。

ただしこのシリーズは鈴鹿サーキットが開催した1997年と1998年はヨーロッパや日本、アメリカを転戦し事実上の世界選手権と呼べるものだったが実際には世界選手権ではなく、このシリーズが世界選手権に移行したのは2010年からである。

近年の世界選手権シリーズ開催は、アグレッシブなレースが特徴の世界ツーリングカー選手権で、2011年から2014年までと2018年から2019年まで開催している。

また変わり種としては1996年と1997年にNASCARが開催されている。
※実際にNASCARはアメリカを中心に転戦しており世界選手権ではないが、世界が注目しているため入れさせていただいた

NASCARは主にオーバルコースで開催されるが、この鈴鹿戦では東コースを使用された。

富士スピードウェイ

2019年WEC富士にて
  • FIA世界耐久選手権(新WEC)(2012-)
  • スポーツカー世界耐久選手権(WEC/WSPC)(1982-1988)
  • F1(1976-1977 2007-2008)
  • 世界ツーリングカー選手権(WTCC)(1987)

『東の富士、西の鈴鹿』と言われるように、鈴鹿サーキットとともに多くの世界選手権を開催した実績がある富士スピードウェイは、耐久の富士と言われるように、長年にわたり耐久レースを開催してきた。

それは現在も同様で、2012年からはじまったFIA世界耐久選手権(新WEC)を毎年開催し、多くのル・マンファンが富士スピードウェイに訪れている。
※2020年・2021年は新型コロナウイルスの影響で開催中止

また、過去にもプロトタイプマシンによる耐久レースのスポーツカー世界耐久選手権(WEC/WSPC)を1982年から1988年まで開催している。

現在日本のF1開催サーキットといえば鈴鹿サーキットだが、日本初のF1開催サーキットは富士スピードウェイだ。

その開催は1976年と1977年で、ニキ・ラウダやジェームス・ハントなど往年の名ドライバーが出場した1976年のF1 イン ジャパン※のレースは、映画『RUSH プライドと友情』で再現されている。
※日本グランプリという名称は、すでに11月に鈴鹿サーキットで開催される全日本F2000で決まっていたため

そのF1は1977年に起きた事故が原因で翌年以降の開催を断念した。

しかし2000年から親会社になったトヨタがその後、F1開催を見据えてヘルマン・ティルケ設計のコースに改修する。
※近年の多くのF1開催サーキットを設計しているドイツのサーキット設計者

そして2007年から再度F1を開催するも、親会社のトヨタがF1を撤退したため2008年を最後に開催を取りやめた。

ツインリンクもてぎ

ツインリンクもてぎのオーバルコース 2019年撮影
  • チャンプカーワールドシリーズ(1998-2002)
  • インディカーシリーズ(2003-2011)
  • 世界ツーリングカー選手権(WTCC)(2015-2017)

日本の本格的サーキットの中ではもっとも新しいツインリンクもてぎは、一般的なロードコースとともに日本唯一の本格的オーバルコースが併設されているのが特徴で、そのオーバルを使って1998年より日本初のオーバルレースであるチャンプカーワールドシリーズ『インディジャパン300』を開催した。

2003年からは親会社のホンダがインディシリーズへエンジン供給を変更したため、『インディジャパン300』もインディカーシリーズに変更し2011年まで開催された。

ちなみに2011年の『インディジャパン300』は同年に起きた東日本大震災の影響によりオーバルコースが使用できなくなったため、ロードコースが使用された。
※インディカーシリーズはアメリカを中心に転戦するシリーズだが、世界が注目している大きなイベントのため、今回は入れさせていただいた

ロードコースでの世界戦では、2015年から2017年まで世界ツーリングカー選手権を誘致している他、今回は4輪のみということで対象外としたが、2輪での国際レースで多く使用されている。

次のページでは、岡山国際サーキット、オートポリスの国際レース開催実績を紹介します。

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ぴぴ
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS