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【観戦記】ニスモフェスティバル2022⑤ 最新日産マシンのガチ?バトル NISMO GP編

今回も3年ぶりに開催された第23回ニスモフェスティバルの様子を書いていきます。

ちなみに最初からご覧になりたい方は下のバナーからどうぞ。

高橋国光メモリアルラン

久々の開催でとんでもないファンが富士スピードウェイに訪れた大盛況のニスモフェスティバルですが、残すイベントもあとわずか。

次は今年3月に惜しまれつつもお亡くなりになった日本モータースポーツ界のレジェンド、高橋国光さんを偲んで行われる、『高橋国光メモリアルラン』です。

高橋国光さんといえば日本人で初めて世界GP(2輪)で優勝したホンダ系ライダーとして有名ですが、私たち40代のファンからすると全日本GT選手権で59歳になるまでホンダ系のGT500クラスで戦い、その後はチームクニミツを率いてホンダのエースチームとして指揮を取っていた姿がもっとも印象に残っています。

そんなホンダと結び付きの強い高橋国光さんですが、4輪転向後は日産のワークスチーム(追浜ワークス)に所属していたそうです。

高橋国光メモリアルランでデモランを行うクニさんゆかりのマシンは、1972年の東京モーターショーに出展されたスカイライン2000 GT-Rコンセプトと、1993年の全日本ツーリングカー選手権マシン、STPタイサンGT-Rの2台。

そして1969年の日本グランプリ(F1ではない)に出走したR382(左のブルーのマシン)も展示されています。

数周のデモランを終え、ホームストレートにマシンを止めました。

スカイライン2000 GT-Rコンセプトをドライブしたのは日産ワークス時代の同僚長谷見昌弘さん(長谷見さんは大森ワークス)。

そしてSTPタイサンGT-Rをドライブしたのは、このマシンでチームメイトとしてクニさんと組んだ土屋圭市さん。

ドリキンはクニさんを師と仰いでおり、彼を偲んでクニさんカラーのジェットヘルメットを被って走行をし、ファンも往年の姿を重ねながら彼の死を惜しんでいました・・・。

NISMO GP

さあ最後のイベントは毎年恒例NISMO GP。今年レースを戦った日産系のスーパーGT GT500、GT300、スーパー耐久マシンが本気(?)でレースをします。

ダミーグリッドはご覧のとおり最新のフェアレディZとGT-Rが整列し、ペースカーもスーパーGTで使われるフェアレディZ。映えますねえ。

今年の日産勢は国内のレースタイトルを総なめ。

スーパーGT GT500クラスではご存知チームインパルのZ GT500が久々のチャンピオンを獲得。

そしてGT300クラスではKONDOレーシングのGT-R GT3がタイトルを奪取。

さらにスーパー耐久の最高峰カテゴリーST-XクラスでもこのGT-Rがチャンピオンに輝き、3つのクラスのチャンピオンの走りがこのレースの注目ポイントです。

ただ個人的にはスーパーGTのテールエンダー(すみません!)NIZZレーシングのGT-Rを、スーパー耐久最速マシンが抜くのか、というところに注目しています・・・。

まあ、ねえ、さすがに・・・ねえ。

そんな注目の中、15台のマシンが爆音を轟かせ一斉にスタート!

序盤のトップ争いはインパルとニスモの一騎打ち。抜きつ抜かれつを繰り返しながらラップごとに首位が変わるも、争いはニスモに軍配。

後方のGT500 2台は義務付けられたピットをいち早く完了して、KONDOレーシングが3番手でコースに復帰します。

トップニスモをシャッタースピード1/20の超スローシャッターで捉えることに成功しましたが、アップにしすぎてマシンの速度感が伝わらない!?

そのニスモもピットインして後方の2位集団に復帰。

最後にピットストップをしたインパルがどこに戻るのかと見ていたら、なんとピットロードを猛加速!

そして独走でチェッカーを受けました。

ピットロード速度違反のインパルにはもちろんペナルティを受けましたが、内容はレース後のエンジン洗浄。順位は変わらず・・・。

実質的なトップはこのKONDOレーシングなので、解説をしていた近藤真彦監督は苦笑い。同じく解説席に居た星野一義監督は大笑い。あらためてこの2人、負けず嫌いだと感じました。

後方も随所にバトルがあり、もちろんプロレス並みの脚本があったと思いますが、私たちファンは大満足。

最高のショーを観させてもらいました!

最後に

3年ぶりに開催されたニスモフェスティバル2022は、例年以上の多くの観客が来場し、大盛況の中で幕を閉じました。

シリーズ戦ではカリカリにマシンのセッティングを煮詰め、ドライバーが技術を研ぎ澄ませながらのギリギリの攻防をしている様は、観ている私たちもハラハラドキドキと緊張感の中で楽しめますが、NISMO GPのようにプロレスのような筋書きがあるレースもやっぱり楽しい。

そして往年の名マシンに時を超えてまた出会えるのも素晴らしい。

やっぱりこんなファンイベントは最高!

コロナが落ち着き、あの頃の日常が戻ってきたと思った素晴らしい1日でした・・・。

他にもモータースポーツ現地観戦記の模様を多数書いているので、興味のある方は下のURLからチェックしてみてくださいね。

https://motorsport-photography.net/category/watching-motor-sports/

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。