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リコーGRIII購入記 vol.3 開封の儀&ソニーRX1Rとの比較!

カメラ機材オタクのぴぴと申します。

人気のリコーGRⅢ。

予約をしてから長いこと待ちましたがやっと手元に届きましたので、今回は開封の儀を行い、随分値段もこなれてきて金額的にライバルになる!?ソニーRX1Rとの比較もお伝えします。

リコーGRⅢ購入記、前回までの様子はこちらから↓

リコーGRⅢを開封!

リコーGRシリーズは今回のモデルも非常に人気があるようで、到着を心待ちにしていましたが、待つこと1ヶ月やっと我が手元に届きました。

やはりこのGRシリーズは、信者と呼ばれるほどの熱狂的なファンが多く、それはプロカメラマンにまで及んでいると言われています。

今までは約2年毎に新製品が発売されていましたが、GRⅡから4年近くの月日が経ちファンも待ち侘びたのでしょう、GRⅢは相当な人気のようですね。

それでは開封していきましょう!

今までキヤノン・ソニーのカメラを購入してきた私にとって、リコー製品は初めてですが、さすが10万円越えの高級高級コンデジだけあり、箱にも重厚感があります。

開梱すると、本体が出てきました。

それではビニールを開封し中身を取り出してみましょう。

※ この他バッテリーと充電器があります

箱の中身はこんな感じ、ストラップは懐かしのガラケー用みたいで安っぽいです。

写真では分かりずらいのですが、本体はかなりコンパクトで、この中にAPS-Cサイズの大型センサーが搭載されているとは思えません。

電源を入れると沈胴式のレンズが繰り出してきますが、ご覧の通りそれでもコンパクトです。

レンズの繰り出しを、横からみると以下のような感じです。

GRシリーズは1996年10月の発売以来大きなデザイン変更はなく、旧態然としたカタチが私たちカメラファンにとっては安心感があるデザインだと思います。

私も当初はかなりクラシカルなイメージだったのですが、あらためて所有してみるといかにもカメラらしい無骨なデザインで、良いカタチだと感じます。

※ ちょっと使ったら液晶に指紋が・・・ お恥ずかしい

背面はキヤノン・ソニーとは異なる、リコー独自のボタン配置ですが、慣れれば使いやすいと思います。

その中で画面右上のADJレバー(ダイヤルではない)は簡単に撮影設定を呼び出すことができて、便利だと感じました。

上面は非常にシンプル。

モードダイヤルはボタンを押して操作するが、少し窮屈で使いずらい。

底面はこんな感じ、三脚穴が光軸からズレていますが、スナップメインのカメラのため三脚に据えての撮影機会は少ないので特に気になりません。

SDカード・バッテリーの装着はこちら。

ソニーα7RⅢなどと同じく、閉めた後レバーでロックをかける仕組みですが、私的には多くのキヤノン製品のようにバネでロックをかけてもらいたいところです。

300枚にも満たない枚数しか撮影できないと言われるコンパクトなバッテリー。

ちなみに左上がキヤノンEOS5D MarkⅣやEOS7D MarkⅡなどに使われるLP-E6Nで容量は1865mAh、左下がソニーα7RⅢなどに使われるNP-FZ100で容量は2280mAh、右上がソニーRX1Rなどに使われるNP-BX1で容量は1240mAh、右下がリコーGRⅢのDB-110で容量は1350mAh、リコーGRⅢはソニーRX1Rよりも大きなバッテリーを積んでいるようです。

キヤノンLP-E6N
1865mAh
ソニーNP-BX1
1240mAh
ソニーNP-FZ100
2280mAh
リコーDB-110
1350mAh

ソニーRX1Rとの比較

次にフルサイズセンサーを搭載したコンデジ最小サイズのソニーRX1Rと、APS-Cセンサーを搭載したコンデジ最小サイズのリコーGRⅢで比較をしてみたいと思います。

まずは両機種のスペックです。

メーカーリコーソニー
機種GRⅢRX1R
センサーAPS-Cフルサイズ
有効画素数2424万画素2430万画素
F値2.82.0
焦点距離28mm35mm
タッチパネル
最短撮影距離10cm
6cm(マクロ)
20cm(マクロ)
液晶モニター3インチ
107.7万ドット
3インチ
122.9万ドット
起動時間0.8秒1秒
撮影枚数200枚270枚
手ぶれ補正
Wi-Fi
Bluetooth
本体幅109mm113.3mm
本体高さ61.9mm65.4mm
本体奥行き33.2mm69.6mm
総重量257g482g

リコーGRⅢは、最新カメラだけありWi-FiやBluetoothは当然搭載されており、今回からシリーズ初の手ぶれ補正が搭載されました。

レンズキャップを外す作業は煩わしい

特筆すべきは起動時間で、速写性能を武器とするリコーGRⅢは0.8秒で撮影できますが、ソニーRX1Rも1秒と大きな差がありません。

しかし私がリコーGRシリーズを非常に気に入っている点のひとつとして、レンズカバーを取り外す作業が要らず自動で開閉するところで、これは速写性能を大いに躍進させてくれる機能です。

センサーの違いはあるにせよ有効画素数は両機種互角ですが、RX1Rの方がレンズのF値は2.0と明るくフルサイズセンサーと合間ってボケ味を生かした撮影ができます。

しかしその弊害として大型のレンズが装着されており、本体の奥行きは倍以上違います。

右がソニーRX1R左がリコーGRⅢですが、このアングルから見ると本体サイズに大きな違いはありませんが、レンズに大きさの違いがありこれが携帯性に大きく寄与します。

手前がリコーGRⅢ奥がソニーRX1R、奥ソニーRX1Rのレンズが大きくせせり出ていますが、手前リコーGRⅢのレンズはグリップの高さとツライチで出っ張りが無く、その他スイッチ類の出っ張りも少なくポケットにもスムーズに入ります。

近年はiPhoneをはじめとするスマートフォンのカメラ性能の躍進で、日常生活でカメラを持ち出すことが少なくなりましたが、リコーGRⅢのこの小さいボディなら持ち出す気持ちになり、APS-Cセンサーから吐き出される素晴らしい画像を撮影できるチャンスが増えますね。

撮影

それでは電源を入れ、最後に少しだけ撮影してみましょう。

まずは初期設定です。

まずは言語を日本語に設定、液晶はスマートフォン感覚で気持ちよく動き、メニュー画面のタッチパネル操作ができないソニーα7RⅢと比べると、操作性は雲泥の差で、評判の良いキヤノンEOS5DMarkⅣの液晶操作性にも勝るかもしれません。

次に日時を入力し、初期設定は終了です。

それではシャッターを切ってみます。

絞りF2.8 シャッタースピード1/30 ISO400
絞りF8.0 シャッタースピード1/30 ISO3200

JPEG撮って出しの画像ですが、少し派手な色みで印象に残る絵でしょうか。

2枚目はISOを上げて撮影してみましたが、ノイズも少なくISO3200でも使えそうです。

それにしてもレンズキャップを取り外すことなく電源ボタンを押した後すぐに撮影できるこの速写性は、リコーGRⅢ最大のメリットで、最強のスナップシューターと言われる由縁のひとつです。

最後に

リコーGRⅢ購入の経緯から開封まで3回に渡って書いてみましたがいかがでしたでしょうか。

ここからは追記で、現在購入してから4ヶ月が経過していますが、今はソニーRX1Rは使用しておらず完全にこのリコーGRⅢに移行し、常時持ち歩くカメラとしてバッグに忍ばせています。

コントラストが強く印象深い描写のこのカメラの絵が好きで、携帯性や速写性とも相まって同じ28mmのiPhoneカメラを使用することも少なくなりました。

今後も数年間このリコーGRⅢを使用し、様々な思い出をこのカメラに収めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。