第2次F1ブーム真っ只中の、団塊ジュニア世代の私にとって、F1マシンはテレビの中のものでしかなかった。
ザックリ見出し
1990年 私の第2次F1ブーム
1990年高校球児で、毎日のように夜遅くまで白球を追いかけ帰宅は夜遅くになってからだったが、日曜日の深夜は必ずF1中継を見て、大好きだったナイジェルマンセルの切れた走りに酔いしれていた。
当時のF1中継は今のようにスカパーの生放送など無く、真夜中午前1時からが定番であった。
月曜日の朝は、眠い目を擦りながら登校したのを思い出す。
静岡市民がF1マシンを見るには
静岡市に住む私にとって、大好きなF1マシンを見れる機会といえば、野球部の練習が早く終わった日に自宅への帰り道タミヤ模型の本社に立ち寄り、エントランスホールに飾られたタイレルP34やJPSロータスを見学するのが本当に嬉しかった。
今でもあるのかなぁ?
最新のF1はテレビの中の物、高校生だった私にとって鈴鹿サーキットへ見に行くという発想すら無い。
ましてや当時の日本グランプリはチケットが手に入る倍率は45倍とも言われていた。
『ザ・グランプリ90』が開催
そんな最中、静岡で『ザ・グランプリ90』というイベントが静岡産業館(現ツインメッセ)で開催された。
1990年開催『ザ・グランプリ90』での様子この車両2016年に撮影した冒頭の車両と同一!?
マクラーレンMP4/5・ベネトンB188・ロータス99Tなど当時テレビで見ていた現車(おそらくドンガラだが当時はそれでもよかった)を目の当たりにし、夢のような時間だったと記憶している。
F1ブームが去っても私のモータースポーツへの情熱は変わらない
F1ブームは遠い昔に去って行った。
しかしF1に対する情熱は、28年経った今も変わることはない。
私が成長していないのか、いやF1が時代とともに進化し、輝きを失っていないからだろう。
F1ブームは去ったが本当に好きな者は残り、F1やモータースポーツが長い年月とともに文化として日本に定着した。
所有者は古き物を大切にし、愛でる者はそれに酔いしれる
モータースポーツ好きにとって、良い時代になったものだ。
『SUZUKA Sound of ENGINE』や、各メーカーのファン感謝イベントでは、時代を馳せたレーシングカーが唸りを上げながら、サーキットを疾走してくれる。
2017年11月撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE』にて
そして、2018モータースポーツファン感謝デーにて、ナイジェルマンセルが振り回していた跳ね馬『フェラーリ640』が、1989年以来初めて鈴鹿サーキットに帰ってくる!
最後までお読みいただきありがとうございました
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