今回も前回に引き続き2021年スーパーGT最終戦の現地観戦記のPart2。
前回のPart1の模様は下記リンクからどうぞ。
練習走行で久々のスーパーGT撮影を存分に楽しんだ後は、グランドスタンド裏のイベントスペースを散策してみる。
トヨタブース
まずはじめに訪れたのがトヨタブース。
地元のトヨタブースはいつもチカラの入った展示車を持ち込むが、今回も多くのマシンが持ち込まれていた。
その中でも特に目を引くメインスペースにはGRスープラが2台。
と思ったが、あれっ!?
向かって右のスープラ、なんだかおかしいぞ!?
そう、今回のトヨタブースのメインは、レゴで作ったGRスープラ。
スゲっ!!
これってもちろん手作業だよね!?
細部まで本物のように造り込まれており、これを製作するのにどのくらいの時間が費やされたのだろう・・・。
となりに実車が並んでおり、そのリアルな完成度がわかる。
だが私は思う、わざわざレゴで造らなくても・・・。
完全に私は夢を忘れたおっさんに成り下がっていた・・・。
その他トヨタブースでは新しくなった86が幾つ台も展示されていた。
日産ブース
日産ブースはラストランとなるR35GT-Rがメイン。
市販のR35GT-Rとならび展示されるのが、GT500クラスのGT-R。
2014年から導入されたクラス1規程は3年ごとにマシンが全面改良されるのだが、このニスモの車両は現行規程前の2019年モデルだった。
ホンダブース
そして今回のイベントスペースで私がもっとも目を引いたのが、ホンダブースのスペシャルマシンだ。
そう、このマシンはホンダがパワーユニットを供給する現行2021年型アルファタウリTA02だ!
いや待て、フロントウイングのエレメンツが7-8枚あるが、これって2020年から5枚に制限されたんじゃなかった??
でもマシンの横にある説明文には、アルファタウリAT02と書かれている。
おそらくこれは、2019年のトロロッソSTR13を2021年のアルファタウリカラーに塗り替えたモデルだろう。
だがそれでも近年のF1マシンをこんな身近で見ることができるとは素晴らしい。
ホンダは2021年で第4期F1活動を終了するため、これからは見る機会も減るだろうから、じっくりと観察することにした。
だが思った以上にF1マシンを見る人が少ない。
スーパーGTファンってF1には興味ない人が多いのかなあ・・・。
スバルブース
スバルのブースには新型になったBRZとWRX S4の市販車が展示。
今回GT300クラスのチャンピオンを目指すスバルBRZ。
年々スーパーGTのスバルファンは多くなっているように感じるが、特に今回はスバルのキャップやウェアを着たスバリストが多く富士スピードウェイで見かけた。
BMWブース
今回はBMWもチカラを入れているようだ。
そのBMWブースの目玉がこのマシン。
これは、2022年からデリバリーが開始される、BMW M4のFIA-GT3マシンのいわゆるショーカーだ。
スーパーGTとともにつくり上げたクラス1規程をやめ、GT3ベースとなったDTMだが、来季からこのマシンがベースとなるのだろう。
そしておそらく日本のスーパーGTでも、早ければ来季からこのマシンが見られるかもしれない。
アウディブース
そしてどのブースよりも建物が豪華なのがアウディブース。
昨年の最終戦でも同じ建物があったが、このスーパーGTのためにわざわざこのような大掛かりなセットを組むとは、チカラの入れようが半端ない。
そのアウディブースのメインを飾るR8のレーシングマシンは・・・どのカテゴリーに参戦しているものなのか私にはわからない・・・。
知っている方がおられたら、ぜひコメント欄で教えてください。
トヨタ、日産、ホンダをはじめ各ブースは昨年以上より華やかになっており、コロナ前に近づいているのが印象的なイベントスペースだった。
室谷義秀フライトパフォーマンス
富士スピードウェイでのスーパーGTでは毎回恒例となっている、エアレースパイロット室谷義秀選手のフライトパフォーマンスが今回も行われた。
このイベントはグランドスタンドでの観覧がダントツでいいのだが、今回はチケットを持っていないため、グランドスタンド最終コーナー寄りの駐車場で撮影をすることにした。
いつもながら、コントロールブリッジにぶつかるんじゃないかとハラハラしながら見守る。
日本の航空法はどうなっているんだ、なんてね。今回も存分に楽しませていただいた。
ということで今回は以上。
つづきは白熱の予選の模様を書いていますので、よかったら下記のボタンよりご覧ください。
R8は今年のS耐富士24時間で走ったマシンですね。
なるほどスーパー耐久のマシンだったのですね!
スッキリしました。
かんしゅさん、ご教授いただきありがとうございましたm(_ _)m