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F1日本GP『カメラマンエリアチケット』を経験者が徹底解説!

2022年日本グランプリの観戦チケットの金額が発表された。

コロナ禍で中止になった日本グランプリだが、今年は2019年以来3年ぶりの開催ということで楽しみにしている方も多くいるだろう。

私もそんなひとり。

今年は大きく様変わりしたF1マシンの撮影を楽しみにしている。

そんな日本グランプリでの超望遠レンズを使った撮影は撮影エリアが限られている。

いや、以前は周囲の観戦者に配慮しながら長い望遠レンズを振り回していたのだが、現在はカメラマンエリアがしっかりと設けられているため、気兼ねなく撮影に没頭できるのだ。

ということで今回はそのカメラマン専用チケットである『カメラマンエリアチケット』について、2018年、2019年と経験した私が紹介してみたいと思う。

F1マシンを撮影してみたいという方に参考になるよう書いてみたので、どうぞ最後までご覧ください!

カメラマンエリアチケットとは?

カメラマンエリアチケットとはどのようなものなのか?

その名のとおり、F1マシンを撮影するためのアマチュアカメラマンのためのチケットだ。

冒頭で書いたとおり、F1は他のモータースポーツ観戦とは違い通常の観戦席では25cm以上のカメラで撮影ができず、あらかじめ定められた撮影場所でのみ撮影ができる。

出典:https://www.suzukacircuit.jp/f1/ticket/index.html

こちらがご存じ鈴鹿サーキットのコース図と各種スタンド席のマップだが、この中でカメラマンエリアは1-2コーナー外側のB2席最上段、S字コーナーのC席専用エリア、逆バンクのD席最上段、ダンロップコーナーのE席最上段、I席付近のヘアピンコーナー専用エリア、M席のスプーンカーブの専用エリアになっている。

カメラマンエリアチケットを購入するとチケットとともにビブスの引換券が送られてくる。

2019年F1日本GPにて

レース当日にGPスクエアの引換所に引換券を持って行くと、ご覧とようなビブスをもらうことができ、これを着ることでチケットを提示しなくてもカメラマンエリアに入場者することができる。

個人的にはこのビブスがサーキットでいつも憧れるプロフォトグラファーのようで、結構気に入っている。

カメラマンエリアチケットは4種類

さて、そんなカメラマンエリアチケットだが、そのチケットは大きく分けて4種類あり、その種類により入場できるエリアが制限されている。

では、4種類のチケットの入場エリアとその価格について見ていこう。

種類入場可能エリア価格(税込)
B2席すべて・CDEM席・ヘアピン70,600円
B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン66,500円
CDEM席・ヘアピン45,600円
CDEM席41,400円

まず④はS字コーナーのC席専用エリア、逆バンクのD席最上段、ダンロップコーナーのE席最上段、そしてM席のスプーンカーブの専用エリアに入場が可能で、価格はもっともリーズナブルな41,400円(税込)になる。

③は④に加えてヘアピンの専用エリアに入場が可能で、価格は④よりも4,200円(税込)高い45,600円(税込)になる。

②は③に加えて2コーナー外側のB2-1とB2-2に入場が可能で、価格は一気に20,900円(税込)高くなり66,500円(税込)。

そして①のチケットはすべてのカメラマンエリアへ入場が可能で、B2-3の1コーナー外側に入場ができる唯一のチケットだ。

また上記の①-③にヘアピンプラスを別途3,000円(税込)で購入すると、ヘアピンのI席の前方にあるエリアで撮影することが可能だが、金・土・日各50枚限定となる。

さらに①-④のチケットにプラス2,200円(税込)を上乗せすると、GPスクエアにあるクロークを使用することができる。

それでは代表的な撮影エリアであるB2席最上段、ヘアピン専用エリア、逆バンクのD席専用エリアについて、撮影した写真とともに詳しく紹介しよう。

B2-3席最上段は迫力のスタートシーンを狙える

2016年鈴鹿サウンドオブエンジンにて
入場可能チケット
  1. B2席すべて・CDEM席・ヘアピン・・・70,600円(税込)

F1の決勝レースのハイライトといえばスタートシーン。

20台のマシンが団子状態となりホームストレートからファーストコーナーへ飛び込んでいく様はまさに圧巻で、それをカメラに収めたいと多くのモータースポーツカメラマンが思う。

それを叶えてくれるのがB2-3席最上段のこの撮影エリアだ。

またパッシングポイントが少ない鈴鹿サーキットでもっとも追い抜きが多いのがこの場所。

DRSを使って2台が並びながら1コーナーに突っ込んでいくシーンを撮影できるのもこのポイントならでは。

カメラマンエリアチケットでもっとも高価な撮影エリアは、やはり魅力的なのだ。

B2-2席最上段は観戦エリアとしても最高

2019年F1日本GPにて
入場可能チケット
  1. B2席すべて・CDEM席・ヘアピン・・・70,600円(税込)
  2. B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン・・・66,500円(税込)

B2-3席の隣のスタンドであるB2-2席も素晴らしい。

B2-3席のようにスタート直後のホームストレートの先陣争いは見ることができないが、その後1コーナーに20台が飛び込んでくるシーンは撮影できる。

上の写真は2019年に私が撮影したスタート直後の1コーナーの様子だが、個人的にはかなり気に入っている。

そしてこのB2-2席のカメラマンエリアチケットで私がもっとも気に入っているのは、最高の場所でゆったりと観戦できること。

2019年F1日本GPにて

古くからのF1ファンならばご存じのとおり、ここはF1ブーム時代にマッチなどの解説陣がブースを構えていた場所で、1コーナーからS字コーナーに至るまで遠く見渡せる最高の観戦スポットである。

そこにカメラマンエリアが最上段2列に渡り席が与えられている。

にもかかわらず、じつはB2-2席はあまりカメラマンが多くないため、両サイドにカメラ機材を置いても周りに迷惑がかからないので、最高の場所でゆったりと観戦ができる穴場エリアなのだ。

迫力あるマシンを撮影するならヘアピン専用エリア

2019年鈴鹿サウンドオブエンジンにて
入場可能チケット
  1. B2席すべて・CDEM席・ヘアピン・・・70,600円(税込)
  2. B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン・・・66,500円(税込)
  3. CDEM席・ヘアピン・・・45,600円(税込)

上記のいずれかのチケットとヘアピンプラス3,000円(税込)

F1マシンをもっとも近くで撮影できるポイントがヘアピンのI席前にある専用エリアの撮影スポットだ。

冒頭で書いたとおり金・土・日曜日、各50枚の限定チケットだが、それを購入できた暁にはF1マシンを超アップで撮影できる最高の体験が約束されるだろう。

特にこの場所は午後順光になるため、天気が良ければドライバーの瞳まで写真に収めることができる。

天気の良い日は伊勢湾をバックに撮影できる逆バンクのD席専用エリア

2018年F1日本GP(F1 30周年デモ走行)にて
入場可能チケット
  1. B2席すべて・CDEM席・ヘアピン・・・70,600円(税込)
  2. B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン・・・66,500円(税込)
  3. CDEM席・ヘアピン・・・45,600円(税込)
  4. CDEM席・・・41,400円(税込)

私は2018年に逆バンクのD席にあるカメラマン専用エリアで撮影したが、この場所は遠く伊勢湾や鈴鹿市街をバックにF1マシンを撮影できるのが魅力。

また逆バンクでマシンが大きく旋回するため、右サイドから正面、そして左サイドまで、さまざまな角度でマシンを撮影できるのも魅力になる。

まとめ

2019年F1日本GPにて

今回はF1日本グランプリで販売されるカメラマンエリアチケットについて紹介してみた。

私は2018年は④の『CDEM席』を購入し決勝では逆バンクのD席専用エリアで、2019年は②の『B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン』を購入しB2-2席で撮影したが、個人的にはB2-2席最上段の観戦エリアが撮影でも観戦でも最高だと思っている。

みなさんはお目当てのチケットが見つかりましたか?

私は2019年と同様に②の『B2-1席・B2-2席・CDEM席・ヘアピン』を購入しようか、それとも少し奮発し①の『B2席すべて・CDEM席・ヘアピン』を購入しB2-3席でマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの先陣争いを撮影しようか思案中。

そして今年こそヘアピンプラスの攻防を制してやろうと気合が入っている。

2022年のチケット発売日は7月24日。

さあ、みなさん、カメラを持ってF1日本グランプリに行こう!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。