人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

最強マシンはどれだ!F1マシン別勝率ランキング(1987-2023)

2022年のレギュレーションの大幅変更以降レッドブルの独走が続くF1。

ただ数年前まではメルセデスが圧倒的に強く連勝街道を突き進んでいました。

多くの日本人がF1を見始めた1987年以降でみると、

  • 1990年前後のマクラーレンホンダ時代
  • 1990年代中盤のウィリアムズルノー時代
  • 1990年代後半のマクラーレンメルセデス時代
  • 2000年代前半から中盤のフェラーリ時代
  • 2010年代前半のレッドブルルノー時代
  • 2010年代中盤から後半のメルセデス時代
  • 2022年からのレッドブルホンダRBPT時代

に大きく分けられると思います。

古くはマクラーレンホンダ時代やウィリアムズルノー時代のマシン、そしてフェラーリ黄金期、パワーユニット時代のメルセデスのマシンなど、他チームのマシンを圧倒する速さのマシンたちが思い出されます。

さて、どのマシンが最強なのだろう・・・。

ということで今回は1987年から2023年に出走した全マシンの中で、勝率が高いマシンランキングトップ12を調べてみました。

トップ12って中途半端じゃないかって?

はい、トップ10として記事を作成しましたが、その後ランク内に2台が入ったため更新しました。その1台はもちろん大記録を更新したあのマシンですが・・・。

ルールは以下のとおり。

ルール
  • シーズン勝率ではなく、マシン名で勝率を算出
    例:第4戦から第16戦に出走した場合は出走数13、第1戦から第17戦まで出走し翌年の第3戦まで出走した場合は出走数20とする
  • スプリントレースは除外とする
  • 〇〇B、〇〇Cなど、スペック違いは別マシンとする
    例:MP4/5とMP4/5BやRB16とRB16Bなどは別マシン
  • 1987年から2023年シーズンのマシンを対象とする

さあ、まずは勝率12位のマシンからいってみましょう!

【第12位】レッドブル・RB9(2013)

出典:https://www.as-web.jp/

勝率68.4%(出走19、優勝13)

1987年から2023年のマシンで勝率第12位はレッドブルRB9。

このマシンはレッドブル最強時代の最晩年2013年のマシンで、セバスチャン・ベッテルが4度目のチャンピオンを獲得した時のマシンです。

19戦で優勝回数13回と凄い記録ですが、ベッテルのチームメートだったマーク・ウエバーは0勝・・・ということはこの13回の優勝をすべてベッテルが記録しているんです!

しかも第11戦のベルギーグランプリから最終戦のブラジルグランプリまで9連勝!

ベッテル強すぎ・・・。

パワーユニット時代はミスも目立った4度のチャンピオンですが、若きこの時代はドライビングミスも殆どしなかった最強のドライバーのひとりでした。

【第11位】メルセデス・F1 W10 EQ Power+(2019)

2019年日本GPにて

勝率71.4%(出走21、優勝15)

第11位は2019年のメルセデスのマシン、メルセデス・F1 W10 EQ Power+です。

この年は前半10戦でメルセデスが9勝し、いったい何回勝つんだろうと思わせましたが、中盤戦からフェラーリのパワーユニットが突如パワーアップしやや劣勢になりました。

しかし後半戦になるとフェラーリの疑惑のパワーダウンで流れはまたメルセデスになり、結果ルイス・ハミルトン11勝、バルテリ・ボッタす4勝の合計15勝を上げました。

【第10位】ウィリアムズ・FW18(1996)

出典:https://www.as-web.jp/

勝率75.0%(出走16、優勝12)

1996年にデーモン・ヒルがチャンピオンに輝いたウィリアムズFW18が第10位にランクイン。

ヒルと新人のジャック・ヴィルヌーヴで積み上げた勝利の数は12回(ヒル8勝・ヴィルヌーヴ4勝)。

この年は前年までのライバル、ミハエル・シューマッハが当時低迷していたフェラーリに移籍したため、ウィリアムズはライバルが不在。結果負けたレースは4回のみ・・・凄いなあ。

デザイナーはもちろんあの鬼才エイドリアン・ニューウェイ。

この年はレギュレーションで定められたコクピットのサイドプロテクターの上部にフィンを立てて、グレーな方法でレギュレーションをクリアしながら空力性能を向上させました。

【第9位】メルセデス・F1 W11 EQ Performance(2020)

出典:https://www.mercedesamgf1.com/en/

勝率76.5%(出走17、優勝13)

2019年のメルセデスW10に続き、翌年のメルセデスW11もランクイン。

このW11はブラックアローに変身したマシンとして記憶に残っている方も多いでしょう。

この年はライバルのフェラーリがパワーユニットのパワー不足で低迷し、唯一のライバルレッドブルのマックス・フェルスタッペンが肉薄するもマシン性能は明らかに劣勢。

結局メルセデスW11が負けたレースは4回のみという結果に終わりました。

【第8位】レッドブル・RB18(2022)

2022年F1日本GPにて

勝率77.3%(出走22、優勝17)

第8位は2022年のレッドブルRB18がランクインしました。

この年はレギュレーション変更により1982年以来のグランドエフェクトカーが復活。そんなマシンの大幅変更のシーズンは空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイが真価を発揮しますね。

序盤戦は燃料系のトラブルが発生して2つのレースを落としますが、第4戦以降は信頼性も向上して6連勝、9連勝と勝利を重ね、17勝を達成。

そのうちエースマックス・フェルスタッペンが15勝を記録しました。

ちなみに今回はスプリント予選レースの結果は除外していますが、それも入れると19勝・・・強すぎでしょ!

【第7位】フェラーリ・F2004(2004)

勝率83.3%(出走18、優勝15)

第7位にランクインしたのはフェラーリ最大の黄金期最後のマシン、フェラーリF2004。

前年のF2003-GAは空力面でかなり敏感なマシンだったため、そこを中心に完全にリファインされたのがF2004でした。

結果当時のフェラーリのエースであるミハエル・シューマッハは開幕から飛ばしに飛ばし、第13戦のハンガリーグランプリまでに13戦12勝の荒稼ぎ!

結局シューマッハが14勝、ルーベンス・バリチェロが2勝を上げ、年間で16回も勝利しました。

ちなみに勝てなかったモナコ、ベルギー、ブラジルでも表彰台に上がり、全戦表彰台のおまけ付き。凄っ!

【第13位-第22位】惜しくもランク外だったマシンたち

2018年日本GPにて

ここでちょっとブレイク。今回惜しくもトップ12入りを逃したマシンを紹介してみましょう。

順位マシン出走優勝勝率
221987ウィリアムズ・FW11B16956.3%
211998マクラーレン・MP4-1316956.3%
202003フェラーリ・F2003-GA12758.3%
192000フェラーリ・F1-2000171058.8%
182017メルセデス・F1 W08 EQ Power+201260.0%
171989マクラーレン・MP4/5161062.5%
161992ウィリアムズ・FW14B161062.5%
151993ウィリアムズ・FW15C161062.5%
142011レッドブル・RB7191263.2%
131995ベネトンB195171164.7%

第13位はミハエル・シューマッハがチャンピオンを取った1995年のベネトンB195で、レッドブルとセバスチャン・ベッテルが初のタイトルを獲得した2011年のレッドブルRB7が続きます。

その後はウィリアムズ黄金期のFW15CとFW14B。

いやー、どのマシンもそのシーズンを代表する名車揃いですね。

さあ、これらのマシンを押し退けて、1987年から2023年の勝率ベスト5はどのマシンなのか?

ということで、次のページから勝率トップ5(5位が2台)を紹介していきましょう。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

143人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。