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幸せの黄色い新幹線ドクターイエローを狙う!【用宗の左富士編】

先日『有名撮影スポットで新幹線を撮影する』シリーズで浜松駅で撮影をした際、偶然にもその日がドクターイエローの検測日であったため、多くの鉄道ファンが黄色い車体の入線を待っていた。

その後ドクターイエローはそのとおり登場したのだ。

浜松駅にて

時刻表には載らないドクターイエローの検測日を、どうして知り当てたのか質問をしてみると、

「インターネットに載ってるよ」

との答え。

なるほど、調べてみるとこの検測運用にはある一定の法則があり、鉄道ファンの方々が長きに渡りその法則を調べ上げ、さまざまなサイトでその月の検測日程を発表しており、的中率は95%を超えるらしい。

そして時間も正確で、のぞみ運用とこだま運用それぞれで、同じ時間に通過し、下りの翌日には上りで運用されるとのこと。

そのドクターイエロー検測予測サイトを確認すると、本日がのぞみ運用の下り検測日。

ということで、先日『有名撮影スポットで新幹線を撮影する』シリーズ第2弾で紹介したJR用宗駅近くの撮影スポットに向かう。

ちなみに今回私が確認にさせていただいた、『楽しいこと、美しいもの、ワクワクすること』さんのドクターイエロー情報を参考にすると、のぞみ運用検測の到達時刻は以下のとおり。

到達時刻(下り)到達時刻(上り)
大井車庫発11時21分
東京駅11時30分-11時42分18時03分
品川駅11時48分17時55分
新横浜駅11時59分17時43分
小田原駅12時14分17時30分
熱海駅12時19分17時25分
三島駅12時25分17時20分
新富士駅12時32分17時15分
静岡駅12時38分17時06分
掛川駅12時48分16時55分
浜松駅12時54分16時48分
豊橋駅13時03分16時40分
三河安城駅13時15分16時30分
名古屋駅13時25分16時19分
岐阜羽島駅13時33分16時11分
米原駅13時42分16時02分
京都駅14時01分15時43分
新大阪駅14時15分15時30分
参考:『楽しいこと、美しいもの、ワクワクすること』(東海道区間のみ)

このサイトを参考にすると、静岡駅を通過するのが12時38分。よってこの場所には12時40分ごろに到達するだろう。

正午に当地に到着すると、すでに多くの鉄道ファンが三脚を並べて待ち構えていた。

私がいるこの場所からでも10人以上が確認できるが、当地は他にもさまざまな撮影ポイントがあり、この付近だけでも30人以上がカメラを構えているであろう。

東海道・山陽新幹線には、このような撮影スポットが至る所に点在しており、本日沿線では撮影ラッシュになっていると予測がつく。

ドクターイエローは、そんな場所をいくつも通り過ぎて行くのだ。この列車の運転士はどのような気分で運転しているのであろうか。

さて、時間も近づいてきたため、まずは通過する新幹線でアングルを確認する。

天気は晴れの予想だったが、雲が立ち込めて薄曇りの様相だ。しかし、肝心の富士山は顔を出してくれているため、もちろん富士をバックに撮影することにしよう。

本当はかなり霞んでいたが、現像時にlightroomでかすみ除去をバッチリかけております。

ちなみに当地は下り新幹線で唯一、富士山を左側の窓から観ることができる、通称『左富士』と言われる場所。

さあ、この上りの新幹線が行ったら、本日の主役が登場だ!

「来たぞー!」

ギャラリーから声が飛ぶ。

さあ、安倍川を渡り、異様に目立つ黄色い車体がこちらに近づいてきた!

すると、同時に登山の方が、私の画角の前で足を止める。

ヤバい!

三脚のレバーを急いで上げて、登山の方の頭を画角から外す。

よし、ここだ!

EOS R5よ、行けーーーっ!!!

『ガッガッガッガッ・・・』

どうだ!?しっかり撮れたか?

よーしっ!架線柱もかからずにいい感じで撮影できた!

うん、こっちの方がいいかな?

今回は汎用性の高い横構図で撮影したが、本来この場所からだと縦構図が良いだろう。

ということで、縦構図にクロップした写真がこちら。

本日は薄曇りでシャッタースピードが稼げず1/2000で撮影したため、ピントが少々甘い気もするが、まあまあ満足の一枚になった。

今回ははじめてドクターイエローの検測日を狙って撮影に挑んでみたが、沿線に多くの撮り鉄さんが撮影していることを知り、今後も彼らとともにこの特別な日を楽しみたいと思ったのであった。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。