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用宗で『幸せの黄色い新幹線』ドクターイエローを撮る!

本日はドクターイエローを撮影する。

ドクターイエローは、東海道・山陽新幹線の線路の歪みや架線の状態などを検査する事業用新幹線の愛称で、現在使われている電車の正式名称は新幹線923形電車という。

そのドクターイエローの存在は撮り鉄だけでなく、一般の多くの人にも知られており、『幸せの黄色い新幹線』とも呼ばれている。

現在東海道新幹線区間はすべてN700AとN700Sで統一されており、撮り鉄としてはバリエーションが少なく正直面白みにかけるのだが、その中において旧来の700系の形状にイエローで塗装されたドクターイエローは格好の被写体として、運行日には多くのアマチュアカメラマンが沿線でカメラを構える。

ただしこのドクターイエローは事業用で一般の人は乗車できないため、所有するJR東海とJR西日本は運行日を発表していない。

しかしある一定のサイクルがあり、ありがたいことにこれまでの多くの運行の中で割り出した運行日をインターネットで予測しており、それは95%以上の確率で的中している。

本日もその運行日と予測された日で、昨晩の雨は止み、絶好の撮影日和。

本日は仕事だが、私は営業職のためある程度は自由に時間がつくれる。また我が静岡県中部はちょうど昼休みに通過するので、カメラを持って通勤することにした。

一応ツイッターで確認すると、今東京駅を出発したとか、小田原駅を通過など、やはり多くの目撃情報があった。よし、今回も的中だ。

なんとか昼に時間をつくり、テリトリー近く用宗駅からほど近い有名撮影スポット、『用宗の急カーブ』に到着したのがドクターイエローが通過すると予測される時間の15分前。

現地には数十人の撮り鉄さんがすでに三脚を構えて目的のドクターイエローを待っている。

この場所はトンネルの上から富士山をバックに撮影するアングルや、トンネルの横から望遠で狙ったり、やや離れて標準域の焦点距離で狙うなど、様々な構図を楽しめるのだが、今回は定番のサイドやや上から撮影することにした。

失礼しまーす、とみなさんに挨拶し、早急にカメラをセッテイングする。

すると、隣にいたベテランの撮り鉄さんに、

ベテラン撮り鉄さん「どんなカメラ使っているの?」

と声をかけていただき、

私「キヤノンEOS R5です」

と返す。

ベテラン撮り鉄さん「凄いの使ってるね、羨ましい」

ベテラン撮り鉄さん「RFレンズ良いらしいね。何付けてるの?」

私「24-105mmです。28-70mmのF2.0が相当いいらしいので欲しいんですよね」

などと、たわいもないカメラ談義に花が咲いた。

まずはやってきた上り列車で構図を確認してみる。

長い16両編成のN700Aが先頭から最後尾まですべて画角に収まる素晴らしい場所だ。

ただこれから来るドクターイエローは下り列車で、手前のガードに車体が隠れてしまう可能性があるため少々心配だが、まあ多くの方もこの場所で構えているので大丈夫だろう。

数分後、

「おっ、来た来たー」

と、声が飛ぶ!

よし本番だ・・・ココだっ!!!

決まった!!!

先ほどの16編成のN700Aと比べると、半分以下7両編成のドクターイエローは雄大さでは負けるが、それでも黄色い車体と旧来の700系の形状が、一種独特の存在感を醸し出している。

また本日は晴天なので、シャッタースピードを1/2000まで上げられたため、顔がバッチリ止まっていて大成功の写真になった。

うーん満足満足!

20分足らずの撮影を終え、すぐに仕事に復帰。

午後は気分晴れやかでもちろん饒舌、いい仕事ができた。

ドクターイエローは『幸せを呼ぶ黄色い新幹線』と言われているだけのことはある・・・。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。