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【観戦記】ニスモフェスティバル2022② 日産歴代マシンが多数展示!JGTC スーパーGT JTC JTCC編

今回も3年ぶりに開催されたニスモフェスティバルの観戦記を書いていきます。

ちなみに最初からご覧になりたい方は下記のバナーから確認ください。

さて、ニスモフェスティバルといえば、日産モータースポーツの歴史が詰まったレーシングマシンが多数展示されているのが魅力のひとつ。

ということで今回は、ピットガレージ内に展示されていた往年の名マシンの中から全日本GT選手権、スーパーGT、全日本ツーリングカー選手権のマシンを順番に紹介していきましょう。

全日本GT選手権マシン

まずは今回展示されていたマシンの中から、スーパーGTの前身、全日本GT選手権に参戦した日産のマシンを、年代の古いものから順に紹介します。

ペンズオイル ニスモ GT-R(1998)

ニスモといえばレッドベースのカラーリングというイメージがありますが、1998年から1999年と2001年は23号車にアメリカのオイルメーカーであるペンズオイルがタイトルスポンサーになり、イエローのカラーリングで参戦していました。

そんなペンズオイルカラーのニスモはこの1998年と翌1999年にドライバーズ選手権で2連覇を達成し、2001年もチームタイトルを獲得と、素晴らしい成績をあげました。

モータースポーツの世界では速いマシンはカッコいいと言われますが、ちょっとずんぐりした1998年のR33も実にカッコよく見えます。

ただね、当時のGTマシンはヘッドライト部分がエアインテークになっていて、それだけがちょっと残念!?

ザナビィ シルビア(1998)

こちらはペンズオイルニスモと同じ1998年にGT300クラスにエントリーしていたザナヴィシルビア。近藤真彦選手が走らせたマシンです。

6代目S14シルビアの角ばった吊り目型にフェイスチェンジした後期型ですね。

ダイシン アドバン シルビア(2001)

最近スーパーGTでは見られなくなったダイシンカラーのS15シルビアは2001年のマシンです。

S15シルビアは20年以上前に登場しましたが、今見ても古臭くない素晴らしいデザインだと個人的には思います。

ザナヴィ ニスモ GT-R(2003)

そして登場しました。2003年のチャンピオンマシン、ザナヴィニスモGT-Rです。R34型スカイラインGT-Rをベースとした最後のマシンですね。

1994年から30年近くの歴史がある日本のGTですが、これぞトップオブGTマシンだと個人的には思います。

全日本GT選手権や後継のスーパーGTはシリーズ名称にGTの名を冠しているとおり、本来はグランドツーリングカーがメインでなけらばなりません。主役はスーパーカーではないんです。

グランドツーリングカーとは長距離を余裕あるパワーで快適に心地よく移動できるクルマ、つまりスカイラインGT-Rがまさにそれ。

そう、スカラインGT-Rのためのシリーズなんです!

角張った顔面に張り出したフロントオーバーフェンダーがメッチャいい!

そして丸目2灯のテールライトも大好きです!

モチュール ピットワーク GT-R(2003)

この時代のニスモは2カー体制でこちらが同年(2003年)の22号車、モチュールピットワークGT-Rです。

前項で紹介したザナヴィニスモGT-Rよりもこちらの個体の方がボディに艶があり、異彩を放っていました。

ちょっと陰影を強調してみましたが、いいでしょ!?

ザナヴィ ニスモ Z(2004)

こちらが2004年のチャンピオンマシン、ザナヴィニスモZ。今回の主役のひとつです。

2002年に市販車のスカイラインGT-Rの生産が終了したのを機に、2004年シーズンからZ33型フェアレディZ(ノーズが長いTypeEベース)にマシンをチェンジしました。

レーシングマシンとしてはスカイラインGT-RよりもフェアレディZの方が空力的に有利なのでしょうが、個人的には圧倒的にスカイラインGT-Rの方が好きです、すみません・・・。

スーパーGTマシン

日本発祥の全日本GT選手権は世界進出に向け、2005年からスーパーGTへのシリーズ名称を変更しましたが、ここからはそのスーパーGTに参戦した日産のGTマシンを紹介します。

モチュール オーテック Z(2006)

こちらは2006年のニスモ22号車、モチュールオーテックZ。衆議院議員の山本左近選手が第1戦から第3戦までステアリングを握った(その後スーパーアグリよりF1デビュー)マシンです。

当時2カー体制だったニスモは、マシンの見分けをわかりやすくするためか22号車のヘッドライトをブルーにしていましたね。

2022年のNDDPレーシングのマシン
2022年スーパーGT富士公式テストより

2022年からニスモが運営をしているNDDPレーシングのヘッドライトもブルー。あれ当時の面影があって個人的に好きなんです。

2004年(左)と2006年(右)フェアレディZ。

今回の主役であるこの2台のフェアレディZは、この後走行シーンも披露してくれることになっています(走行シーンの写真は後日アップ)。

トミカ Z(2010)

このイエローのフェアレディZは2010年のハセミモータースポーツのトミカZです。

ハセミモータースポーツはシリーズ発足時から日産系GT500チームとして活躍していましたが、この年からGT300クラスにクラス替えをして、最初のシーズンでチャンピオンに輝きました。

しかしこの年を限りに撤退。これがハセミモータースポーツにとってスーパーGT最後のマシンになってしまいました。

ちなみにトミカといえばハセミモータースポーツのチーム代表長谷見昌弘さんがスーパーシルエット時代に活躍したトミカスカイラインターボが有名ですが、この年は氏のチームのタイトルスポンサーになっています。

全日本ツーリングカー選手権マシン

次は全日本ツーリングカー選手権(JTCC・JTC)で活躍した日産のマシンを紹介します。

カルソニック スカイライン(1990)

こちらが1990年の全日本ツーリングカー選手権を制したカルソニックスカイラインです。

この年にR32型スカイラインGT-Rがデビューし、全6戦すべてでポールポジションと優勝を記録しましたが、その中でも星野一義選手が駆るカルソニックスカイラインは、5度の優勝で圧倒的な強さでシリーズチャンピオンに輝きました。

当時はF1ブームで国内のモータースポーツも注目される時代だったため、日本でもっとも人気のあった全日本ツーリングカー選手権も今では考えられないほどに多くの観客が詰めかけ、最終戦では87,500人もの動員数を誇ったらしいです。

そんな多くのファンの注目はこのカルソニックスカイライン。

F1しか興味のなかった当時の私も、このブルーのスカイラインだけは知っていました。

ユニシアジェックス スカイライン(1993)

カーナンバー1のユニシアジェックススカイラインは全日本ツーリングカー選手権(JTC)最終年、1993年のマシン。

R32スカイラインGT-Rは1990年のデビュー以来、29戦全勝を飾っただけでなく、ポールポジションとファステストラップもすべて記録し、圧倒的な強さを誇ったといいます。

STP タイサン GT-R(1993)

こちらも1993年のスカイラインR32 GT-Rで、高橋国光選手と土屋圭市選手がコンビを組んだ、チームクニミツのSTPタイサンGT-Rです。

今年は高橋国光さんがご逝去され、国さんを偲んでこの後土屋圭市選手がこのマシンを走らせる予定なので、整備に余念がありません。

ザナヴィ カミノ(1997)

1994年から全日本ツーリングカー選手権は規定が変わり、シリーズの英語表記もJTCからJTCCに変更。4座4ドア以上の量産車で争われることとなりました。

そんな中、日産は初代プリメーラで参戦し、1996年から2代目に変更。このマシンは2代目参戦2年目のマシンです。

ちなみにエントリー名のカミノはプリメーラカミノから。

4座4ドア以上の量産車ということで、おとなしくなった見た目が個人的にはちょっと残念です・・・。

ということで今回はニスモフェスティバル2022で展示された歴代の全日本GT選手権、スーパーGT、全日本ツーリングカー選手権のマシンを順番に紹介してみましたが、展示された日産の名車はまだまだあります。

次のページでは、スーパーシルエットやル・マン24時間、デイトナ24時間に参戦したマシンなど、その他の展示車両を紹介していきますので、興味のある方は下記のバナーからご覧ください。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。