レッドブル&ホンダ ジョイントを発表
こんにちは、ぴぴです。
昨日レッドブル・ホンダ、ジョイントの発表がありましたね。
現行パワーユニット規定で競われる、2019年・2020年の2年契約だそうで、これでホンダの第4期F1活動の初勝利が、現実味を帯びてきました。
レッドブルチーム代表、クリスチャン・ホーナーは「勝利のみならず、世界タイトルを目指すことができる」と、コメントしました。
ちょっとリップサービスも含まれているのかなあとは思いますが、レッドブルと組むということは、本気でタイトル目指していかなくてはなりません。
ホンダの進化に期待
速さはもちろんのこと、マクラーレン時代によくあったPU交換での35グリッドダウンなど以ての外で、信頼性もしっかり煮詰めていかなければタイトル争いなんかできませんよね。
ホンダには今シーズン後半からオフシーズンにかけ、さらなる進化を期待したいところです。
2017年7月撮影 一足早くスーパーフォーミュラで実現したレッドブルとホンダのコラボ
2018年6月現在のシャシー性能評価
それではワタクシぴぴが、独断と偏見で2018年6月現在のメルセデス・フェラーリ・レッドブルのトップ3チームのシャシー性能を発表します。
メルセデス ・・・ 4点
フェラーリ ・・・ 4.5点
レッドブル ・・・ 5点
シャシーの性能は、紛れもなく空力の奇才エイドリアン・ニューウェイがいるレッドブルが、今年も他車より抜きに出ていますね。
2018年6月現在のPU性能
今度は全4メーカーのパワーユニットの性能を採点します。
こちらはあくまで速さのみ、信頼性は除外します。
メルセデス ・・・ 5点
フェラーリ ・・・ 4.5点
ルノー ・・・ 3.5点
ホンダ ・・・ 3点
エンジン性能は現PUレギュレーションが始まって以来、現在までメルセデスPUが他をリードしています。
ただフェラーリPUもだいぶ詰めてきており、ルノーPU・ホンダPUと前者2チームとは大きな差があるのは事実です。
ここでは除外しましたが、信頼性でも同じような採点になるのではないでしょうか。
2018年6月現在の総合性能
一昔前のF1では、エンジン(現パワーユニット)の性能が速さに直結する時代もありました。
現在は、シャシー6に対しパワーユニット4と私は考えます。
それを考えトップ3チームに当てはめると、現時点で以下のように推測します。
計算方法 (シャシー点数 × 6) + (パワーユニット点数 × 4)
メルセデス ・・・ 44点
フェラーリ ・・・ 45点
レッドブル ルノー ・・・ 44点
今計算してみたら、驚くほど現在のコンストラクターズランキングと合致していて、正直驚いています。
この計算方法でレッドブルにホンダPUを載せると、以下の点数になります。
レッドブル ホンダ ・・・ 42点
2017年7月撮影 一足早くスーパーフォーミュラで実現したレッドブルとホンダのコラボ
まとめ
上記のように現状では、まだまだレッドブルがホンダと手を組んでも速さが足りていませんね。
また信頼性の意味でもリタイヤ=0点になり、チャンピオンシップにとって非常に大きな痛手となり、この点も現状さらなる改善が必要となります。
しかしレッドブルは現在、ワークスではなくカスタマーPUを使用しています。
カスタマーPUということは、パワーユニットに合わせたシャシーを製作することになり、シャシーの自由度は制限されてしまいます。
それが来年からワークスパワーユニット使用により、レッドブルの得意分野である空力性能がさらに良くなる可能性を秘めています。
まだまだ改善が必要なホンダパワーユニットですが、あの日見ていた強い『POWERED by HONDA』を目指し、来年は飛躍の年となってもらいたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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