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スーパーGTエンジン排気量ランキング!迫力サウンドの肝は排気量にあり!

【第5位】アウディ・R8 LSM(FIA-GT3)

排気量エンジン仕様1気筒あたり
5200ccV型10気筒
NA
520cc
2020年参戦台数2020年使用チーム
2台一ツ山レーシング
Xワークス

アウディR8に搭載されるエンジンの排気量はスープラと同じ5200ccだが、スープラの8気筒より多気筒の10気筒のため、高音で澄んだエンジン音を発生させる。

F1が3000ccのV型10気筒エンジンから2400ccのV8エンジンに変更になった2006年。

1気筒あたりの排気量は同一の300ccでエンジン回転数も同一なのに、エンジン音が大幅に変わった。

それは10気筒と8気筒でエンジンの共鳴が異なるためだとのことだが、スープラのV8 5200ccとアウディのV10 5200ccも、ただ1気筒あたりの排気量によるエンジン音の違いだけではなく、V8とV10で共鳴音が違うこともあるのだろう。

※トヨタ・スープラと同排気量だが、より多気筒のアウディR8 LSMを上位とした

【第4位】ランボルギーニ・ウラカン GT3(FIA-GT3)

排気量エンジン仕様1気筒あたり
5222.1ccV型10気筒
NA
522.2cc
2020年参戦台数2020年使用チーム
2台JLOC(2台)

アウディR8と兄弟車のランボルギーニウラカンは、同一のエンジンか不明だが、同じ5200ccのV型10気筒エンジンを搭載する。

【第2位タイ】レクサス・RC F GT3(FIA-GT3)

排気量エンジン仕様1気筒あたり
5400ccV型8気筒
NA
675cc
2020年参戦台数2020年使用チーム
4台artoチームタイランド
LMコルサ
Kチューンズレーシング
Maxレーシング

スーパーGT排気量ランキング第2位は2台で、そのうちの1台はレクサスRC F GT3。

エンジン型式(2UR-GSE)からわかるとおり、市販のレクサス・RC Fとエンジンの仕様は同一だが、排気量は4968ccから5400ccに400cc以上アップしており、市販車同様加速とともに物凄く野太いエンジン音がサーキットに鳴り響く。

【第2位タイ】トヨタ・プリウスPHV(JAF-GT)

排気量エンジン仕様1気筒あたり
5400ccV型8気筒
NA
675cc
2020年参戦台数2020年使用チーム
2台apr

見た目と音のギャップがもっとも大きいのが、aprが走らせる2台のプリウスだろう。

ハイブリッドの代名詞である市販のプリウスは、1797ccのエンジンにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで、EVだけで68.2kmも走行が可能なように、走行音が非常に静かな車両だ。

しかしスーパーGTのプリウスPHVは、そのエンジンの排気量が5400ccという非常に排気量の大きいものになり、エンジン音は「ブリブリブリッ!」と野太く発し、とてもプリウスだとは感じられない。

この5400ccの大排気量エンジンに市販用ハイブリッドシステムに近いものが搭載される。

レクサス・RC Fと同様の排気量なので同一エンジンと思ったが、スーパーGT公式ページで確認するとエンジン型式は埼玉トヨペットのスープラと同じ2UR-Gだった。

【第1位】メルセデス・AMG GT3(FIA-GT3)

排気量エンジン仕様1気筒あたり
6208ccV型8気筒
NA
776cc
2020年参戦台数2020年使用チーム
4台グッドスマイルレーシング&チーム右京
R’Qsモータースポーツ
アルナージュレーシング
レオンレーシング

スーパーGTに参戦するマシンの中でもっとも排気量が大きいのは、メルセデスAMG GT3で、その排気量はダントツの6208cc!

そのエンジン音は、とてもレーシングマシンのそれではなく、アメ車のような野太い重低音をサーキットに響き渡らせる。

ただ、厳ついイメージのメルセデスAMGにエンジン音がよく似合っている。

まとめ

順位モデルクラス排気量エンジン仕様1気筒あたり
17スバル
BRZ
GT300
JAF-GT
1994ccF4 シングルターボ498.5cc
16トヨタ
スープラ
GT500
クラス1
1995ccL4 シングルターボ498.7cc
15日産
GT-R
GT500
クラス1
1998ccL4 シングルターボ499.5cc
14ホンダ
NSX GT
GT500
クラス1
2000ccL4 シングルターボ500cc
13ホンダ
NSX GT3
GT300
FIA-GT3
3501ccV6 ツインターボ583.5cc
12日産
GT-RニスモGT3
GT300
FIA-GT3
3799ccV6 ツインターボ633.1cc
11ポルシェ
991 GT3R
GT300
FIA-GT3
3997ccF6 NA666.1cc
10アストンマーティン
ヴァンテージ AMR GT3
GT300
FIA-GT3
4000ccV8 ツインターボ500cc
9BMW
M6 GT3
GT300
FIA-GT3
4399.1ccV8 ツインターボ549.8cc
8トヨタ
86 MC
GT300
JAF-GT MC
4494ccV8 NA561.75cc
7ロータス
エヴォーラMC
GT300
JAF-GT MC
4500ccV8 NA562.5cc
6トヨタ
スープラ
GT300
JAF-GT
5200ccV8 NA650cc
5アウディ
R8 LSM
GT300
FIA-GT3
5200ccV10 NA520cc
4ランボルギーニ
ウラカンGT3
GT300
FIA-GT3
5222.1ccV10 NA522.2cc
3レクサス
RC F GT3
GT300
FIA-GT3
5400ccV8 NA675cc
2トヨタ
プリウスPHV
GT300
JAF-GT
5400ccV8 NA675cc
1メルセデス
AMG GT3
GT300
FIA-GT3
6208ccV8 NA776cc

ターボマシン最小排気量スバルBRZ
ターボマシン最大排気量BMW M6 GT3
NAマシン最小排気量ポルシェ
991 GT3R
NAマシン最大排気量メルセデス
AMG GT3
1気筒あたり最小排気量スバル
BRZ
1気筒あたり最大排気量メルセデス
AMG GT3

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。