2018 F1日本グランプリ 観戦記 vol.2 〜 9年の時を経てF1マシンと再会 〜

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

今回はF1日本グランプリ観戦記の第二弾です。

カメラマンエリアチケットは最高の観覧席だった

vol.1でも書いたが、私は2001年から2009年まで鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリに毎年観戦に行っていた。

当時は、Cスタンド席やSスタンド席(当時は名称が違っていたと思う)で観戦していたが、隣の席との間隔が狭く肘や肩が触れ合いながら観戦するのがどうにも嫌だった。

今回は当時と違い撮影がメインということで、カメラマンエリアチケットを購入した。

このカメラマンエリアチケットは、C・D・E・Mスタンド席に入場でき、指定の席は決まっておらず、黄色と黒のテープで囲われた場所ならばどこでも移動可能というものだ。

私は今回、逆バンクコーナーを見渡せるDスタンド席にて観戦したのだが、カメラマンエリアはスタンドの最上段の通路にだけ設定されているものと思っていた。

しかしそのカメラマンエリアは、スタンドの隅一区画の席にまで及んでいた。

席に座って撮影するアマチュアカメラマンは限られており、他の観戦エリアとは違い私の両隣には誰も座っておらず、以前のように隣の方の事を気にすることもなく相当ゆったりと観戦でき、しかも大型ビジョンまで設置されていた。

来年もまた、このカメラマンエリアチケットを購入しようと思った。

逆バンクオアシスにてランチ

さて前回お伝えしたとおり、動態保存された素晴らしき希少な名車(1台迷車あり)たちを堪能し、まだ現役F1マシンを一度も見ていないのにすでに興奮気味だ。

この興奮を抑えようと、今回唯一のサポートレースであるポルシェカレラカップジャパン決勝時に昼食を摂ろうとDスタンドを出ると、目の前に『逆バンクオアシス』なるフードスポットが!

逆バンクオアシスの出品店舗は10店舗以上、ドイツソーセージから韓国料理屋など国際的で、私はブラックステーキカレーなるものを注文したが、その味はお世辞抜きで絶品、鈴鹿サーキットの食の充実は、ライバル富士スピードウェイを凌駕していた。

ドライバーズパレード

12時すぎ、ドライバーズパレードが始まった。

F1では、レース当日のフォーマットでこのドライバーズパレードをおこなうことが定められているが、通常ドライバーがトラックの荷台に乗りパレードを行う。

それは、日本グランプリが富士スピードウェイで開催された時も、同じくトラックで行われたが、ここ鈴鹿サーキットではチーム由来のクラシックオープンカーの助手席に座り行われるのが慣例で、私が行っていた十数年前と変わらず、今も行われていたことが少し嬉しく感じられた。

この日のドライバーズパレードで印象に残ったのは、ファンサービスが嫌いなフェラーリのキミライコネンが、誰よりも大きく腕を上げファンに応えていたことだった。

やはり、日本のファンは特別に感じてくれているのか、と思った。

そしてもうひとつ、同じくフェラーリのセバスチャンベッテルが、途中スプーンカーブでオーナーに変わり自らハンドルを握り、オーナーはもとよりファンを喜ばせてくれた。

こういった庶民的な茶目っ気が、ベッテルの人間的な魅力の一つではないかと思う。

まあ、ひとたびF1マシンのハンドルを握ると、豹変するのだが・・・。

それでは、F1ドライバーの闘いの前の素顔を見てみる。

先頭でザウバーのエリクソンがアルファロメオに乗り登場。来期のシート喪失でやる気のない面持ちだ。

来期はフェラーリドライバーとなるルクレールが、同じくザウバーのメインスポンサーであるアルファロメオで手を振る。モナコ出身のお坊っちゃま?はファンサービスもお手の物。

続いてマクラーレンのバンドーン。こちらも来期はシートが無いが、一昨年スーパーフォーミュラで1年間戦い、声援もそこそこあった。

大声援に包まれてアロンソが登場。翌週も富士スピードウェイで会いましょう。

新興チーム、ハースを駆るグロージャン。チーフレースエンジニアの小松礼雄との名コンビで、日本でも人気がある。

トロロッソホンダのハートレー。自身最高位の予選6番手から決勝を向かえる。

ホンダのエースガスリーは予選7番手から。昨年のスーパーフォーミュラ参戦で、私も彼のファンになった。

ルノーのサインツJr.はかなりワイルドな面持ち。父はWRCのワールドチャンピオン。

ル・マンウイナーでもある、いぶし銀ヒュルケンベルグ。手を振ってくださーい!

安定感のあるいいドライバーなのに、まだ来期のシートが見つからないオコン。

ウィリアムズのシロトキンは大人しく助手席で。思うは来年のシートのことか!?

出ました、暴れん坊フェルスタッペン! 来期レッドブルホンダのエース。

リカルドはいつも満面の笑顔。きっとものすごくいいやつなんだな。

F1に長く在籍し、貫禄が出てきたフォースインディアのペレス。新人時代、小林可夢偉に負けたくせに・・・。

ファンサービスが苦手と言われるライコネンだが、この日は誰よりも胸を張り、声援に応えていたのが印象的だった。

フェラーリのエース、セバスチャンベッテルが来た! チャンピオンシップを争っているのに、随分とリラックスした表情。笑顔で手を振り、この後自ら運転しファンを喜ばせるのであった。

出たー! ルイスハミルトンだ! 音楽を聴きながらノリノリで親指を立てる姿。この人ただひとり、オーラが違っていた。

鳳はハースのマグヌッセン。まだ若いのに随分と老けた面持ち。

ドライバーズパレードが終わり、鈴鹿F1開催30回記念のフラッグがたなびく。

そしてこれからは、F1ドライバーたちの真剣勝負が始まる。

レコノサンスラップ開始! 初めて聴く1.6リッターV6ターボハイブリッドの音色は!?

一昔前のF1決勝日のフォーマットは、午前中にウォームアップ走行があり、そこでマシンの最終確認を行ったものだが、それも無くなって久しく、日曜日のみ観戦の私にとって、F1のエンジン音(現代のF1ではPU音とでも言うのか)を聴くのはレコノサンスラップが初めてで、9年ぶりに聴くエンジン音に胸踊る。

はじめにルノーエンジンを積んだ、伝統のイエローカラー、ワークスルノーが駆け抜けていった。

ん!?

あのNA時代の甲高い音が消え失せたことはわかっていたが、こんなにも違うのか・・・。

今度は最速マシン、ハミルトンが駆るメルセデスだ。

・・・音色は違えどF1らしい、狂ったバケモノみたいな音を想像していだが、完全に裏切られた。

そういえば、午前中アレジとヒルのトークショーでパーソナリティーが

「昔のエンジン音の方がいいと思う人」

との問いかけに、会場にいたほぼ全員が手を挙げていた。

たしかにこれでは客を魅了する音ではない・・・。

しかし、幅2メートル、ホイールベース3.7メートル、ワイド&ロングになった車体の見た目は、当時を凌駕していた。

今回は撮影がメイン、写真写りは間違いなく今の方がいいだろう。

それではレコノサンスラップで私が撮影した、スタイリッシュになったF1を見ていただきたいと思う。

トロロッソ・ホンダ

#9 ピエール・ガスリー

#28 ブレンドン・ハートレー

フォースインディア・メルセデス

#11 セルジオ・ペレス

#31 エスティバン・オコン

ウィリアムズ・メルセデス

#18 ランス・ストロール

ルノー

#27 ニコ・ヒュルケンベルグ

#55 カルロス・サインツJr.

ザウバー・フェラーリ

#9 マーカス・エリクソン

#16 シャルル・ルクレール

フェラーリ

#5 セバスチャン・ベッテル

メルセデス AMG

#44 ルイス・ハミルトン

#77 バルテリ・ボッタス

ハース

#20 ケビン・マグヌッセン

レッドブル・タグホイヤー(ルノー)

#3 ダニエル・リカルド

#33 マックス・フェルスタッペン

写真の整理が追いつかず、明日からのWEC観戦のための準備と大忙しのため、今回は以上とさせてください。

それでは次回、F1日本グランプリの決勝の様子をお届けしたいと思います。

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モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS