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【観戦記】2022年F1日本GP⑥ホンダRA272とスーパーGTマシンがコラボ!HRC40thデモラン編

今回も2022年F1日本グランプリの現地観戦記を書いていきます。

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サーキットゲートで入念な手荷物検査

本日は10月9日。F1日本グランプリの決勝日です。

桑名市のホテルに宿泊した私ですが、前日の疲れから熟睡をしてしまし、起きたのが8時30分!?やばい!遅刻だーーー!

速攻で身支度をしてクルマを飛ばして鈴鹿サーキットに到着・・・へっ!?F1決勝日恒例の渋滞が・・・ない??

なるほど、今年は公共交通機関でのサーキットを入りを推奨していましたが、それがうまく機能しているのでしょうね。

ゲートに到着すると昨日は無かったテントが設置されていて、手荷物検査が行われています。リュックサックの中身を見せた後は金属探知機で私の身体を入念にチェック。

これは今までのF1開催では無かった光景。事前に発表されていたとおり、スタート前セレモニーに岸田総理大臣が登場するからでしょう。

安倍元総理大臣の一件もあったからかなり厳重にチェックを行っていましたが、ゲートが多く設置されてていたことでスムーズに流れていました。

1-2コーナーのB2-3席スタンドに到着

ゲート入りが9時50分。やばい、目的のHRC40周年スペシャルデモラン開始まで後10分!時間がない!!

昨日と一転、遊園地に飾られたドライバーのボードやフラッグには目もくれず、早足で観客をかき分け階段を駆け上がり、10時10分、目的の1-2コーナー外側のB2-3席スタンドに到着。

あーよかった、間に合ったー!

ただね・・・遅刻したせいで1コーナー寄りのベストポジションを陣取ることができなかったのがちょっと残念。

まあ、しゃーないね。

2018年スーパーGTマシン チームクニミツNSX-GTが登場!

さあ、サーキットにエンジン音がこだまして、トップバッターのスーパーGTマシンがやってきました。

2018年にF1ドライバーを引退したジェンソン・バトンさんと山本尚貴選手が駆り、ホンダに久々のチャンピオンをもたらしたチームクニミツのホンダNSX-GTですね。

今はなきレイブリックカラーがちょっと懐かしい。

今はレギュレーションによりFRになったNSX-GTですが、当時はまだ市販車と同じMRだったため後方排気がいいですね。

そしてこのイエローのヘルメットは・・・そう当時と同じ山本尚貴選手がドライブしています。

山本尚貴選手はドライブ後、FIAのインタビュアーとして来日していたジェンソン・バトンさんと談笑していたました。バトンさんも乗りたかったのかもしれませんね。

今週末最高のエンジン音!?ホンダRA272のホンダミュージックに酔いしれる

そして彼方から甲高くやや金属的な機械音をした爆音が聴こえてきました。

そう、ホンダRA272の登場です。

1965年のF1最終戦メキシコグランプリでホンダに初の優勝をもたらしたお馴染みのマシンです。

1.5Lの小排気量でありながらV型12気筒。これをなんと横置きで搭載していたんですよね。当時ホンダはまだ4輪の市販車を販売していなく、バイクの技術の延長で横置き搭載したのだと記憶しています。

そんなホンダのV12エンジンは、他の1960年代のF1エンジンと比べると圧倒的に高回転だったため、独特のエンジン音からホンダミュージック呼ばれていました。

ハイブリッドになった現在のF1エンジンはかなりおとなしくなったこともあり、今週末で一番素晴らしいエンジン音を奏でていたのは間違いなくこのRA272だったと思います。

2019年にホンダコレクションホールでこのマシンを拝見しましたが、やっぱりレーシングマシンは走っている時がもっとも美しい。

ただ・・・カーナンバー12?

1965年メキシコグランプリで優勝したのはリッチー・ギンサーさんの11号車。こちらはロニー・バックナムさんのマシンでした。

RA272を駆るのは現在インディカードライバーとして活躍する佐藤琢磨選手。

今回は場内解説からGPスクエアメインステージへの登壇、そしてこのデモランとフル回転でした。

私のF1観戦は佐藤琢磨選手の応援からはじまりましたので、彼の存在は特別。いつまでも現役で走っていてもらいたいです。

最後はスーパーGTマシンといにしえのF1マシンのランデブー走行で幕を閉じたHRC40周年スペシャルデモラン。胸熱のイベントをありがとうございました!

ちなみにHRCの歴史といえばバイクのレース活動ですが、そちらの方はからっきしなので割愛しました。バイクファンのみなさん、ごめんなさい・・・。

HRC40周年スペシャルデモランが終了し、お次はドライバーズパレードですが、その様子は次回書いていきますので、興味のある方は下のバナーからどうぞ!

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サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




4件のコメント

私もF1行きました
決勝が雨で、大変でしたね。
カメラの雨対策も大切ですし。
プロ級ですね!
キレイなお写真、拝見しています。
ありがとうございました

Qooさん、コメントありがとうございます!

Qooさんも現地観戦組ですか、お疲れ様でした。

雨もありましたが、やっぱりF1は華やかですね。3年ぶりの開催に感謝しながら楽しみました。

写真、褒めていただきありがとうございます!

neco333さん、コメントありがとうございます。

佐藤琢磨選手はチャレンジング精神溢れた魅力的なドライバーでした(いやまだ現役でしたね)。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。