今回も2024年スーパーGT富士公式テストの観戦記の続きです。今回はピットウォークからになります。
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タイヤカスの異常な多さに驚いたピットウォーク
午前中はダンロップコーナーで今シーズンからホンダのGT500マシンに採用されるシビックタイプR-GTなど新型マシンを中心に撮影しましたが、なんとかドライ路面で行われた富士公式テスト。
しかしセッションが終わった12時頃からポツリポツリと降ってきました。
ただ、まだ本降りではなく、今回は無料で開放されるピットウォークに参加しにピットガレージに向かいます。
ではピットガレージに入場してみましょう。
雨がポツリポツリの降っていますが、ピットロードはご覧の通り、無料で開放されていることもあり多くのファンでごった返しています。
サードのガレージには多くの人だかり。その中心にいるのは脇阪寿一監督です。
引退して久しい寿一さんですが、今でも人気は現役ドライバー並み。ファンサービスを熱心に行う姿は好感が持てますね。
トムスのピットではジュリアーノ・アレジ選手がファンサービス。
こちら小暮卓史選手も出て来てくれました。
ピットウォーク中ですが、GT500の各チームは午後のセッションに向けて整備に余念がありません。
対するGT300チームは余裕の様子?
FIA-GT3マシンは走行前の準備が比較的少ないのでしょうか。
今回はホームストレートも解放されていますので、ちょっと歩いてみましょう。
グリッドから1コーナー方向。ポールポジションのドライバーの視界はこんな景色?
そしてこちらがグリッド方向。スーパーGTのフォーメーションラップでお馴染みのカメラアングルですね。
こんなアングルでも撮りたくなります。
5月ゴールデンウィークのレースでこのポジションを獲得のはどのマシンでしょうか。
ホームストレートを歩いていて気になったのがこれ。スーパーGTファンの方ならば何かわかりますね?
そうタイヤカスです。
2時間のセッションでこれだけ多くのタイヤカスがホームストレートに落ちるとはちょっと驚きです。
スーパーGTではピックアップ(タイヤカスがタイヤ表面やタイヤハウスにへばり付く現象)に悩まされますが、これだけ大きくそして無数のタイヤカスが落ちているとは・・・。
この場所はもしや2022年第2戦でNDDPレーシングがクラッシュした場所では?
AMGのスポンサーフィーで修復したのかも??
いや、違ったらスミマセン。
ということでタイヤカスの異常な多さに驚いたピットウォークが終了。
グランドスタンド裏へ
今度はグランドスタンド裏に行ってみましょう。
地下通路の潜りエスカレーターを上がると・・・あれ??
多くの観客が訪れるスーパーGT公式テストですが、さすがにイベント広場に各チームのブースは出店しておらず、本日は駐車場になっていました。
それでもいつもはメインステージがある場所にスーパーGTオフィシャルや富士スピードウェイなど、いくつかのブースが出店していました。
本日のランチはこちら。
富士スピードウェイのイベントではお馴染みのお店ですが、私は初めて。
『秘伝ホルモンうどん』と『でっかい牛串』を注文しましたが、うどんはニンニクがガツンと効いていて牛串はボリュームがあり、とっても満足。ぜひ次も利用したいと思います。
午後のセッションはグランドスタンドから
時刻は14時になり午後のセッションが開始されます。
本降りとまでは行かないまでも雨が次第に強くなって来たので、屋根があるグランドスタンド2階席から撮影です。
路面はウエット状態になりましたが、開幕前の最後のセッションということで各マシン精力的に周回を重ねます。
そんなグランドスタンドからの撮影は速いシャッタースピードだとまったくもって面白くない。
こちらシャッタースピード1/250ですが、300km/h近いスピードで走り去るマシンが止まっているようでしょ?
なので超スローシャッターで撮影します。
ではシャッタースピード1/30で行ってみましょう。
ピットウォールのスポンサーロゴやフェンスが流れて、一気にスピード感が増したでしょ?
かつて古舘伊知郎さんがホッチキスの芯と形容したグリッド位置の白線も、このスピードならばおもいっきりブレています。
ではシャッタースピードをもっと上げてみましょう。
シャッタースピード1/20です。
300km/h近いマシンを一脚を使わずに止めるの至難の業。
周りの観客の方に迷惑がかかるので一脚が使えず、手持ちではこのスピードが限界でした。
ちなみにNDフィルターを忘れたのですが、このセッションはかなり暗かったのでラッキーでした。
SC練習
セッション開始後、程なくしてSC(セーフティカー)練習が行われました。
セーフティカーが先導してマシンが隊列を成します。
そしてグランドスタンド前でGT500マシンとGT300マシンが分かれて停車。
イン側のGT500マシンが先に走り出し、GT300マシンがそれに続きます。
モンスターマシンがルールに従いシステマチックに動く様を、グランドスタンド最上段から俯瞰で観られるのはなかなか貴重。
興味深い光景でした。
ヘアピンで最後の撮影
本日最後の撮影はヘアピン。
まずは正面。
そしてサイド。
大好きなバックショットも撮れる万能の撮影スポットです。
それにしても後ろから見るとシビックタイプR-GTのキャビンってデカいですね。
100Rから立ち上がるマシンは迫力があって好きなんですが、この日はテレコンを持っておらず焦点距離500mmだとこれが限界。
肉眼で見るよりも迫力に欠けますね。
ならば・・・エイッ!
バッサリトリミングしてみたら・・・うーん、悪くない??
最後に
今回は2024年3月に行われたスーパーGTの富士公式テストを観てきましたが、ホンダのシビックタイプR-GTやフェラーリ296GT3など、注目のマシンをいち早くチェックすることが出来て大満足でした。
いやー、実に楽しかった!
さあ、岡山国際サーキットで行われる開幕戦は今週末。どんなドラマを私たちファンに見せてくれるのか、今シーズンも激戦のスーパーGTが始まります!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
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