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【2025年F1オーストラリアGP】雨で大荒れの開幕戦はノリスが制す!角田裕毅は好走も戦略ミスに泣く

2025年のF1がついに開幕しましたが・・・荒れましたねえ!

3日間テストしただけで、ミューが低くエスケープズーンが狭い公道コースで開幕し、オーストラリアGPでは滅多に降らない雨の決勝。さらにウエット→ドライ→ウエットと目まぐるしく変わる路面。そりゃ荒れますよね。

新人さんには可哀想・・・。ハジャーくん泣いてたけど仕方ないよ。

その決勝結果はこちら。

順位ドライバーチーム
1L.ノリスマクラーレン
2M.フェルスタッペンレッドブル
3G.ラッセルメルセデス
4A.アントネッリメルセデス
5A.アルボンウィリアムズ
6L.ストロールアストンマーティン
7N.ヒュルケンベルグザウバー
8C.ルクレールフェラーリ
9O.ピアストリマクラーレン
10L.ハミルトンフェラーリ
11P.ガスリーアルピーヌ
12角田裕毅レーシングブルズ
13E.オコンハース
14O.ベアマンハース

では、開幕戦オーストラリアグランプリを視聴して、思ったことをテキトーに書いてみますので、興味のある方はお付き合いください。

大荒れに荒れた厳しい開幕戦でしたが、マクラーレンのノリス選手は強かった。

ほぼミス無し。いや、レース終盤に突然降り出した雨に1度だけ足を掬われましたが、僅かなタイムロスですかさずコース復帰。

今年のマクラーレンは戦闘力が相当高そうですが、ノリス選手はそのチャンスをものにすべく、かなり集中してドライビングをしているようです。

レーシングドライバーって良いマシンを与えられるとスキルアップするんですよね。

今後のシーズンも神経を研ぎ澄ましてドライビングを続ければ、初のチャンピオンになれる可能性が高そう。今年のノリス選手には大注目です。

同じく地元ピアストリ選手もしっかりとノリス選手の直後にいましたが、同じ場所でコースアウトし、後ろから来るフェルスタッペン選手に抜かれぬよう頑張った結果、もう一度コースオフ。それが致命傷となりました。

いつも冷静なピアストリ選手ですが、地元でチカラが入ったのか、それとも若さなのか。ちょっと残念でしたね。

ただ、ほぼ最下位になった最終盤から角田選手、ハミルトン選手と立て続けにオーバーテイクしたのは凄かった。

ハミルトン選手のオーバーテイクなんて、高速コーナーで強引にドアをこじ開けて、かなりヤバかったです。

まあ、アレはまわりがしっかり見えているハミルトン選手だからぶつからなかったのでしょうが。

さて、中盤にワンツー体制を築いたマクラーレンですが、ピアストリ選手がトップノリス選手に近づくと、両ドライバーに「ドライになるまで順位キープ」の無線

解説の川井ちゃんはこのコンディションでは仕方がないと言っていましたが、開幕戦からそりゃないでしょ!?

『勝負してもイイけど危険を犯すな』と指示して欲しかったなあ。

ピアストリ選手の脱落で2位に入ったのはフェルスタッペン選手でした。

バーレーンテストや開幕戦のフリー走行を見る限り、今年のレッドブルRB21はマクラーレンMCL39には相当に劣るはず。ローソン選手のグダグダぶりを見れば歴然です。

そんな中、ノリス選手に最後まで肉薄したのは、間違いなくフェルスタッペン選手のドライビングによるところが大きく、やはり彼の腕は現役No.1です。

まあ、今回は雨によりマシンの性能差がスポイルされたのは間違いありませんので、いくらフェルスタッペン選手でも5連覇は厳しそうかな。

表彰台の最後の1枠を獲得したのがメルセデスのラッセル選手。速さではマクラーレンとフェルスタッペン選手に遅れをとっていましたが、堅実な走りで3位に入りました。

そのチームメイト、アントネッリ選手は16番グリッドから大躍進の4位(終盤の5秒ペナルティは取り消し)でした。

雨の中でオーバーテイクを繰り返し10位までポジションアップし、最後の雨でどさくさに紛れて4位まで来たみたいです。

なんかスピンしたりと頻繁に国際映像に映し出されていましたが、大型新人と呼ばれるだけのことはあるかも。

ウィリアムズのアルボン選手も5位と健闘しました。

序盤はハミルトン選手に追い回されるも、しっかりと順位をキープし、天候が変わる中でもミスのないレースをして、しっかりとチェッカーまでマシンを運びました。

サインツ選手がチームメイトになり、今年は勝負の年になりますが、開幕戦は素晴らしいドライビングを披露してくれました。

・・・ただ、このポジションには本来角田選手がいたはずなんですよね。

完璧なドライビングで予選5位という最高のグリッドを得た角田裕毅選手でしたが、ファエンツァのチームのいつもの戦略ミスで11位と惨敗

角田選手はスタート直後にルクレール選手に抜けれるも、その後は多くのドライバーがミスを犯す中、ノーミスで6位をキープする完璧なドライビングを披露していました。

終盤の雨でも足を掬われることなくコース上に留まり、多くのチームがタイヤ交換するも、レーシングブルズはすぐに止むと判断してドライのままステイ。

しかし次第に雨が強くなり、同じ判断をしたフェルスタッペン選手もたまらずインターに交換するも、レーシングブルズはまたもステイ・・・。

結局2周遅れでタイヤ交換し、ポイント圏外に大幅ダウン・・・。

いつものことだけど、ファエンツァのチームはトロロッソ、アルファタウリ時代も含めてずっと判断が遅いんですよ。

良いポジションを走っているんだから、ギャンブルせずに他と同じことすれば良いだけでしょ!?

イタリア人の考えていることがわからん!!

あっ!そういえばもう一つのイタリアのチームも判断ミスって最後まで引っ張って、『オレたちフェラーリ』が発動してました。

ギャンブル大好き!堅実性のかけらも無い!いやプラス思考全開のイタリア人!・・・恐るべし!

ということで大荒れに荒れた2025年の開幕戦オーストラリアグランプリを視聴して、思ったことをテキトーに書いてみました。

開幕戦は公道の特殊サーキットでしかも雨ということで、今年のマシンの実力はイマイチわかりませんでしたが、次戦は中国の上海サーキットということで実力が見えそう。

その中国グランプリは来週。楽しみですね!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。