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【有名鉄道撮影地巡り】静岡鉄道A3000形と富士山のコラボ【静岡清水線 狐ヶ崎-御門台】

本日は静岡県の地方私鉄、静岡鉄道の静岡清水線で、2016年ごろから置き換えが進んでいる新型のA3000形を撮影してきた。

撮影する場所は、雄大な富士山がバックに映る静岡鉄道随一のスポットになる。

今回の撮影地

今回の撮影地は、冒頭でも書いたとおりバックに富士山が映り込む場所になる。

富士山で有名な静岡県だが、静岡市を走る静岡鉄道から富士山までの距離はある程度あり、車両と富士山が同時に楽しめる場所は少ない。

そんな中でこの場所は、その数少ない撮影スポットになる。

静岡鉄道の唯一の鉄道路線である静岡清水線の御門台駅を下車。

そしてそこから北東に進み、3分ほどの場所が今回の撮影地になる。

生活用の細い小径からの撮影になるため、地元住民に十分配慮しながら撮影したい。

富士山をバックに走る静岡鉄道A3000形を撮影!

富士山には多少雲がかかっているが、秋らしく霞が少なく、遠くまでよく見える絶好の撮影日和だ。

早速近くの踏み切るが鳴り、まもなく新清水行きの下り列車がやってくる。

さあ、撮影してみよう。

撮影の直前に陽が陰ってしまい、列車は影になってしまった。

しかし、静岡鉄道の静岡清水線は日中のこの時間、首都圏並みに毎時7本から8本の高頻度運転を実施しているため、は上下線合わせて約4分間隔で次々に列車がやってくる。

ということで、すぐに新静岡行きの上り列車が登場する。

あれ!?富士山に気を取られ、ピントが列車ではなく富士山に・・・。

何度もチャンスがあると思うと、どうしても集中力が欠けてしまう。

まあいい、もう一度チャレンジだ。

列車の後面とサイドにもしっかり陽が当たっていて、よい写真に仕上がった。

次はもう少し焦点距離を伸ばして、富士山を強調してみよう。

よしっ!富士山と列車がともに強調された。

次は上り列車を再度チャレンジしてみよう。

細い小径からの撮影のため、歩行者の妨げにならぬよう三脚を設置せず手持ちで撮影したので、構図が安定せず、やや車両下部が寸詰まりになってしまったが、まあ悪くない。満足としよう。

最後は先ほどの撮影地から振り返り、御門台駅に停車する列車を写して当地での撮影を終了した。

長沼駅で引退した1000形を発見!

じつは、今回の目的は静岡鉄道1000形を撮影しようと思っていた。

静岡鉄道1000形は1973年の導入以来、静岡市民の足として多くの住民に親しまれていた列車だ。

ただ冒頭でも書いたとおり、2016年に新型のA3000形が導入され、次第に見かけなくなってきていた。

そこで最後に撮っておこうと思い沿線に出向いたのだが、残念なことにすでに2021年3月6日を最後にすべての列車が営業運転を終了し、熊本電気鉄道やえちぜん鉄道に譲渡されることが決まっているらしい・・・。

だが引退から7ヶ月ほどしか経過していないため、長沼駅に隣接している長沼工場に行けば、まだ見ることができるかもしれない、と思い向かってみることにした。

長沼工場に到着し、門の外から眺めると、

やっぱりまだあった!

この場所から一番見えるのは残念ながら午後の紅茶のラッピング仕様だが、A3000形初号機のブルーの塗装をしたA3001編成の向こう側にはご当地ちびまる子ちゃん(アニメでも静岡鉄道が度々登場している)のラッピングをした1000形もいる。

本来であればラッピングを施していない1000形もじっくり見てみたかったが、譲渡のための作業を行なっているのか車庫の中にあってしっかりと見ることは叶わなかった。

追記

後日確認したところ、2022年1月現在、上記3編成はまだ現役だということがわかった。

詳しくは下記の記事で、書いているのでよかったらご覧ください。

最後に

ということで今回は静岡鉄道の静岡清水線で、富士山をバックに様々なカラーの新型A3000形を撮影し、最後に引退した1000形をご覧いただいたがいかがだっただろうか。

新型コロナウイルスが蔓延した2020年以降、鉄道会社は厳しい経営状況にある。

そんな中、各鉄道会社の2020年-2021年の売上高ランキングベスト30は以下のとおり。

順位鉄道会社名売上高(億円)
1JR東日本17645
2東急9359
3JR西日本8981
4JR東海8235
5近鉄グループHD6972
6阪急阪神HD5689
7東武鉄道4963
8名古屋鉄道4816
9小田急電鉄3859
10西日本鉄道3461
11西武HD3370
12京王電鉄3154
13東京メトロ2957
14JR九州2939
15京阪HD2534
16京浜急行電鉄2349
17相鉄HD2211
18京成電鉄2077
19南海電気鉄道1908
20JR貨物1873
21遠州鉄道1848
22静岡鉄道1560
23JR北海道1119
24JR四国489
25伊予鉄グループ456
26山陽電気鉄道434
27首都圏新都市鉄道313
28富士急行304
29広島電鉄254
30神戸電鉄202

※JR四国は2019年の売上

上位は当然JER各社や大手私鉄と呼ばれる大都市圏の鉄道会社が名を連ねているが、その中にあり静岡鉄道はJR北海道やJR四国よりも売上を伸ばしている。

そんな鉄道会社の中でも企業体力があるとみられる静岡鉄道は、2022年までに12編成のA3000形を導入する。

静岡鉄道を利用する私としては今後のさらなる発展に期待したい。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。