人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

レイトンハウスTシャツがやってきた!

本日、レイトンハウスのTシャツが届きました。

レイトンハウス。若きエイドリアン・ニューウェイがマシンをデザインし、将来を有望視されたイワン・カペリが1988年の日本グランプリや1990年のフランスグランプリでトップを快走した、あのライトブルー(レイトンブルーと呼ばれていましたね)のマシン。F1ブーム世代にとっては、あのバブルの時代を思い起こす、まさにF1ブームの象徴がレイトンハウスなのです。

母体は日本の丸晶興産で、国内のモータースポーツでもレイトンブルーのマシンが活躍。グランドスタンドでもあのウェアに身を纏ったファンが当時は多くいました。

そんなレイトンハウスは社長の赤城明さんが、富士銀行の不正融資事件に関与した疑いで逮捕されると、資金がストップ。F1、全日本F3000と撤退して、レイトンハウスはバブルとともに弾け飛んだのですが・・・。

どうやらレイトンハウスの商標権は1998年に三誠商事という会社に引き継がれ、2016年から同社がブランドを復活させていたようです。

それでは本日届いたレイトンハウスのTシャツを見ていきましょう。

フロントはこんな感じでロゴマークが一切ないシンプルデザイン。

カラーはレイトンブルーとブラックの2色がラインナップされていましたが、さすがにレイトンブルーだと”いかにも”という感じなので、私はブラックを購入しました。

生地は7オンスのヘビーウエイトで、かなりしっかりしていて長持ちしそうです。

バックは懐かしい『LEYTON HOUSE』の文字がレイトンブルーで描かれて、その下には当時と同様に『RACING TEAM』の文字が入ります。

その真ん中には頭の上に物を乗せて歩く黒人のロゴが入ります。

確かこれ、ヨーロッパで黒人奴隷を連想させるとして、途中で削除されたはず。でも、やっぱりこれが入っていないとしっくり来ないんですよね。

ちなみにレイトンブルーは年とともにエメラルドグリーンに近くなりますが、このグリーン成分が少ない色は、黒人ロゴと同じく初期の頃の仕様。時代背景もしっかりと再現しています。

左袖には『TEAM CREW LEYTON HOUSE FORMULA ONE』のワッペン。

ワッペン・・・久々に口にしたなあ。赤字にゴールドの縁取りもあの頃を思い出します。

ところでこちらは『RACING TEAM』ではなく『FORMULA ONE』と書かれていますが、商標的に大丈夫なのかなあ??

首タグはこんな感じで、現代的な大きなタグが付いています。

そして最下端には『LEYTON HOUSE 40th anniversary』のタグがありました。

そう、丸晶興産がレイトンハウスのブランドを使い始めたのが1985年の後半なので、今年2025年で40周年なんですね。

ちなみに1985年にレイトンハウスがトムスのスポンサーになった時、会長の舘信秀さんが、「レイトンハウスって何?」とレイトンハウスの幹部に聞いたのですが、「実態はまだ無いんですよ。これから作ります」と答えたと言います。バブル時代らしいエピソードですよね。

首元に付いたラベルは1990年のCG901。タイヤ無交換作戦でトップ快走から2位になったフランスグランプリ仕様のBスペックか。

これを外すのはもったいないけど、今週末に行われるKYOJO CUP ROUND3観戦の際に着て行きたいと思います。きっとF1ブーム世代に注目されるはず!?

Amazonで調べると、このTシャツの他にも多く売り出されていましたので、私が気に入ったレイトンハウス商品のリンクを貼っておきます。

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サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




7件のコメント

私もその頃はF1見ていました。懐かしいです。
レイトンハウスそう言えばいつの間にか無くなったと思った時がありましたが、そんな経緯があったのですね。レイトンブルー、どちらかというとペパーミントグリーンみたいな感じですが、黒と合って素敵なデザインですね。

NAOJIさん、コメントありがとうございます。
そうそう、晩年はペパーミントグリーンでした!

レイトンハウス、応援していました。
レイトンブルーのパーカーを着て、ジャケットを羽織り、ニセコのレイトンに泊まり…
あの時代の熱量は相当なものでした。
バブルだからこそ出来たなんて言われますが、実は、誰もが走り続けた時代だったんだなとも思います。

tanuさん、コメントありがとうございます。
レイトンハウスはアパレルブランドを積極的に展開していて、当時多くの方がレイトンブルーを着込んでいましたね。
懐かしいなあ・・・。

レイトンハウス懐かしいです!
90年のフランスGPで当時プロストファンだった私もカペリを応援していました
黒やシルバーなど同じトーンのカラーリングが多い今のF1なので、レイトンハウスが走っていた頃のカラフルなF1マシンがまた見たいですね

いのさん、コメントありがとうございます。
プロストは地元で本当に強かったですよね。
そう、最近は重量増を嫌ってカーボン地剥き出しのチームが多いのが気になります。
レギュレーションで規制してくれれば、当時のようなカラフルなF1マシンが復活するのに・・・。

返信ありがとうございます。
リジェの青、ロータスの黄色、フェラーリ(スクーデリアイタリア)の赤、そしてレイトンハウスと百花繚乱でオープニングラップはとても綺麗でしたが…

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。