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Nikonフルサイズミラーレス発表! 注目する2つのこと

2018年8月23日 Nikon新製品発表会

こんにちは、ワタクシカメラ大好きのぴぴと申します。

昨日2018年8月23日、カメラ業界大注目の発表が行われました。

『Nikon、フルサイズミラーレスカメラを発表!!』

そう、カメラメーカー二大巨頭の一つであるNikonが、フルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラを発表しました。

ぴぴさんはCanon&SONYユーザーで、Nikonに関しては縁遠い存在? いえいえ、一番のライバルメーカーNikonの動向は常に気にしておりました。

今までフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラはSONYの独壇場、というかSONYしか発売していませんでした。

しかし今回の発表で、Nikonも新たにフルサイズミラーレス市場に足を踏み入れることになりました。

ミラーレスカメラって何?

ミラーレスカメラって何?という方に、一眼レフカメラとミラーレスカメラについて簡単に解説します。

まずは想像してみてください。

あなたの目の前に綺麗なモデルさんがいて、あなたはそのモデルさんをカメラを使って撮影しようとしています。

一眼レフカメラ

一眼レフカメラでは、レンズから入ったモデルさんの絵が、撮影素子(センサー→モデルさんの絵を画像にするところ)の前にある鏡(ミラー)を通して、ファインダー(目で覗くところ)で本物のモデルさんを見ます。

そしてシャッターを押した瞬間だけ、鏡(ミラー)が跳ね上がり、モデルさんの絵が撮像素子(センサー)に当って画像になります。

ミラーレスカメラ

対してミラーレスカメラは、撮像素子(センサー)の前にミラーが無く、撮像素子(センサー)に当ったモデルさんの絵と同じものがファインダー(目で覗くところ)でみれるようになっています。

うーん、字にするとわかりにくい・・・ 超簡単に言うと・・・

本物のモデルさんをファインダーで見るのが一眼レフカメラ

モデルさんの絵をファインダーの小さいテレビモニターで見るのがミラーレスカメラ

こんな感じかな。

ミラーレスカメラのメリットとデメリット

メリット

  • ミラーがないため、小型軽量
  • ミラーが跳ね上がらないため、振動が無くブレにくい
  • 撮影前に出来上がりの画像に近いものを見れるので、色や明るさボケ具合などを確認できる
  • 暗い場所でもファインダーで明るく見れる

デメリット

  • オートフォーカス性能が遅いので動きモノには不利
  • 本物とファインダーの映像で若干タイムラグがある
  • ファインダーが液晶のため電池の消費量が多い
  • 新しい技術のためまだ発展途上中

Nikon新型ミラーレスカメラ発表 注目は2つ

今回のNikonの発表でワタクシぴぴは二つの注目点があります。

いや、もっとたくさんありますよ、注目点・・・ だけどもっとも注目するのが二つのことです。

Nikonの主力マウントが59年ぶりに一新

まず一つ目は、Nikonが1959年から主力マウントとして使用してきた不変のFマウントを捨てた(当分は残すと思われるが、徐々にフェードアウトするのでは)ということです。※ちなみにCanon EFマウントは1985年から。

伝統のあるNikonは、古いレンズを最新のデジタルカメラに装着できることを一つの売りにしてきましたが、他社に比べてマウントの設計が古いため、明るさや収差など、より新しいマウントを使うライバル他社よりも劣っていました。

しかし今回、現代の最新技術を集約させたマウントであるZマウントを発表し、レンズ設計の自由度が飛躍的に広がると予測できます。

実際にZマウントのレンズロードマップも同時に発表され、2019年にはF値0.95!のFマウントでは実現できなかった、超絶明るいレンズも予定されているそうです。

ワタクシぴぴNikonの大英断に心から賞賛すると同時に、今後のZマウントの発展に大いに期待したいところです。

大御所Nikonがミラーレスカメラに超本腰

二つ目の注目点は、大御所Nikonが超本気、会社の命運を賭けたフルサイズミラーレスカメラを発表し、今後プロカメラマンやハイアマチュアカメラマンなど本気でカメラと向き合う方々が、一眼レフカメラからミラーレスカメラに移行していくのかということです。

ミラーレスカメラの説明の項で書いたとおり、被写体をファインダーで覗いた時出来上がりの画像を見れた方が、当然撮影に有利だと考えられます。

しかし同じくミラーレスカメラのデメリットで書いたように、まだ一眼レフカメラに劣る点も多くあるます。

ただSONYもαシリーズのフルサイズカメラが年を追うことに進化し、動きモノに弱いと言われてきたミラーレスカメラがSONYα9では十分一眼レフカメラと対等に戦えるまでになりました。


動きモノにも強くなったSONYα9

今回Nikonが参入し、SONYとともに切磋琢磨し開発のスピードがより一層上がっていくことが考えられ、今後本気で撮影する方々の間でも、ミラーレスカメラが主流になっていくのだとぴぴさんは予想します。

最後に

今回のNikonの発表で、カメラ業界の再編、占拠率という名の椅子取りゲームが始まりました。

そこにまだ現れていないCanonは・・・ 近く発表されるものと十分に予想がつきます。

CanonもNikon同様、新マウントでのフルサイズミラーレスカメラ参入となるのか? それとも・・・。

 

カメラ業界はフィルムからデジタルに移行した時以来の大激変がスタートしました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ぴぴ
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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。