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F1総ペナルティポイントランキングトップ10(2014-2020)

【第2位】セバスチャン・ベッテル

2019年日本GPにて
順位ポイント数主なポイント
20140
20156位3カナダ FP3赤旗でメリを追抜き(3P)
20163位6イギリス マッサとの接触(2P)
マレーシア ロズベルグとの接触(2P)
メキシコ リカルドとの攻防でブレーキング時に進路変更(2P)
20178位3アゼルバイジャン SC中のハミルトンへの報復(3P)
20188位5フランス ボッタスと接触(2P)
アメリカ FP3で赤旗時の減速不足(2P)
20191位7カナダ ハミルトンを幅寄せしてコース復帰(2P)
イギリス フェルスタッペンに追突(2P)
イタリア コース復帰でストロールに接触(3P)
20200
合計24

総ペナルティポイントの第2位は2人いるが、そのうちのひとりがセバスチャン・ベッテルだった。

ベッテルの初ペナルティポイントは2015年のカナダグランプリフリー走行3回目で、赤旗導入時にメリを追い抜き、最大の3ペナルティポイントを受けた。

2016年は、イギリスグランプリでのフェリペ・マッサとの接触、マレーシアグランプリでのニコ・ロズベルグとの接触、メキシコグランプリのダニエル・リカルドとの攻防時にブレーキングで危険な進路変更をするなどして、シーズン6ペナルティポイントを受け、第3位になった。

2017年は、アゼルバイジャングランプリでセーフティカー中にルイス・ハミルトンに対して幅寄せしてぶつけたため、報復行為で3ペナルティポイントを受けた。

2018年はフランスグランプリでのバルテリ・ボッタスとの接触、アメリカグランプリフリー走行3回目の赤旗時の減速不足などがあり、都合5ペナルティポイントを受けた。

2019年は、カナダグランプリでトップ争い時にコースアウトし、ルイス・ハミルトンに幅寄せしながらコース復帰し2ペナルティポイント、イギリスグランプリでマックス・フェルスタッペンに追突し2ペナルティポイント、イタリアグランプリではアスカリでスピンし危険なタイミングでコース復帰してランス・ストロールに接触し3ペナルティポイントを受け、合計7ペナルティポイントでシーズン1位になった。

この年はチームメイトのシャルル・ルクレールの台頭により、ベッテルはかなり焦っていたようで、多くのペナルティポイントを受けた年だった。

近年は重ねた年が原因か、精彩を欠いた走りで時折凡ミスからペナルティポイントを受けてしまうベッテルだが、2021年からアストンマーティン に移籍し、心機一転かつての切れ味鋭い走りが戻ってもらいたい。

【第2位】マックス・フェルスタッペン

2019年日本GPにて
順位ポイント数主なポイント
2014出走せず
20151位8モナコ グロージャンとの接触(2P)
ハンガリー SC時のペース(3P)
アブダビ 青旗無視(2P)
201614位2
20178位3ハンガリー リカルドと接触(2P)
20181位7中国 ベッテルと接触(2P)
イタリア ボッタスと接触(2P)
ロシア 予選で黄旗無視(2P)
20194位4モナコ アンセーフリリース(2P)
メキシコ 予選で黄旗無視(2P)
20200
合計24

総ペナルティポイントのもう一人の2位は、2015年に17歳でF1にデビューしたマックス・フェルスタッペンだった。

初年度はモナコグランプリでロマン・グロージャンと接触したり、ハンガリーグランプリでセーフティカー導入時にペースを守らなかったり、アブダビグランプリで青旗を無視するなどして、8ペナルティポイントを受けて、デビューシーズンながらもっとも多くペナルティポイントを受けたドライバーとなった。

2016年と2017年は、軽度なペナルティにとどまったが、2018年は中国グランプリでセバスチャン・ベッテル、イタリアグランプリではバルテリ・ボッタスと接触、ロシアグランプリ予選では黄旗を無視し、7ペナルティポイントを受けて、2015年以来2度目の年間王者(そんな称号はないが)に輝く。

2019年はモナコグランドでのアンセーフリリース(チームのミス)とメキシコグランプリ予選での黄旗無視で、シーズン4ペナルティポイントで第4位となったが、2020年は1度もペナルティポイントを受けることはなかった。

デビュー当時は速いが荒いと言われたフェルスタッペンは2度のペナルティポイントシーズン王者になったが、近年は速くてミスをしないドライバーに成長した。

【第1位】ダニール・クビアト

2019年日本GPにて
順位ポイント数主なポイント
20140
20158位2ハンガリー コース外でハミルトンを追い抜き(2P)
20161位8ロシア ベッテルと接触(3P)
モナコ マグヌッセンと2度接触(2P)
アメリカ ペレスとの接触(2P)
20171位7カナダ フォーメーション開始時にスタートできず(2P)
オーストリア アロンソと接触(2P)
イギリス サインツと接触(2P)
2018出走せず
20193位5中国 (2P)
メキシコ ヒュルケンベルグと接触(2P)
20205位4バーレーン ストロールと接触(2P)
合計26

2014年からはじまったペナルティポイント制において、もっともそのペナルティポイントを受けたドライバーはダニール・クビアトだった。

デビュー年の2014年はペナルティポイントを受けることはなかったが、翌2015年はハンガリーグランプリでルイス・ハミルトンをコース外で追い抜き、2ペナルティポイントを受ける。

そして2016年から本領を発揮し、ロシアグランプリでセバスチャン・ベッテル、モナコグランプリでケビン・マグヌッセン(2度)、アメリカグランプリでセルジオ・ペレスと接触し、都合8ペナルティポイントを稼ぎシーズン王者に輝く(そんなものないぞ)。

2017年も大活躍。カナダグランプリではマシントラブルでフォーメーションラップ開始時にスタートできず、スタート進行違反で2ペナルティポイント、オーストリアグランプリではフェルナンド・アロンソと接触して2ペナルティポイント、イギリスグランプリではカルロス・サインツと接触して2ペナルティポイントを受けるなどして、合計7ペナルティポイントで2年連続してシーズンペナルティポイントチャンピオンになった。

そんな精彩を欠いたシーズンが続いたため、2018年はF1のシートを失うも、2019年に復帰すると中国グランプリとメキシコグランプリでペナルティポイントを受け、シーズン5ペナルティポイントを受けて王者の貫禄で3位になった。

クビアトは多くのドライバーと接触したドライバーだったが、特にレッドブルからトロロッソに降格した2016年から2017年にかけては、気持ちの整理がつかなく集中力が欠けたレースをしていたことから、ペナルティを誘発したのだろう。

まとめ

2019年日本GPオープニングラップでのフェルスタッペンとルクレールの接触
この接触でルクレールは2ペナルティポイントを受ける

2014年からはじまったペナルティポイント制度において合計ペナルティポイントのトップ10を調べてみたが、結果は以下のとおり。

順位ドライバーポイント数
10C.サインツ14
10L.ストロール14
9N.ヒュルケンベルグ15
8K.ライコネン16
6S.ペレス18
6M.エリクソン18
5K.マグヌッセン22
4R.グロージャン23
2S.ベッテル24
2M.フェルスタッペン24
1D.クビアト26

もっともペナルティポイント制度を受けたドライバーはダニール・クビアトで、マックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルがそれに続いた。

クビアトはトロロッソ降格後に、ベッテルはチームメイトのシャルル・ルクレールの台頭で、ともに焦りからドライビングに安定感がなくなり、強引な走りからペナルティポイントを多く受けた。

マックス・フェルスタッペンは、F1デビュー以来アグレッシブなドライビングで多くのペナルティポイントを受けたが、ワールドチャンピオンを狙えるマシンを手に入れた昨今は、ポイントを逃す事への懸念からギリギリで身を引く術を覚えたため、ペナルティポイントを受ける回数は減っている。

それは7回も世界王者になったルイス・ハミルトンが顕著で、総ペナルティポイントは13でランク外の12位だった。

まあ、メルセデスのマシンは2014年以降、群を抜いて速かったため、僅差のバトルをしてこなかったこともあるのだが、ハミルトンはバトルで身を引くことでペナルティポイントを受けずにシーズン全体を構成しているのだろう。

最後にシーズン全体のペナルティポイントについて。

2014年からはじまったペナルティポイント制度だが、年々ペナルティポイント数の合計は多くなる傾向にあり、2018年には81ポイントに達した。

しかし2019年開幕直前にペナルティポイントの最終決定を下していたチャーリー・ホワイティングが他界し、マイケル・マシがその職を引き継いでいる。

そのマシはホワイティングに比べるとペナルティポイントを下すケースが比較的少なく、2019年以降は年間50ポイントで推移している。

ペナルティ
ポイント合計
FIA委員
201430C.ホワイティング
201548C.ホワイティング
201672C.ホワイティング
201763C.ホワイティング
201883C.ホワイティング
201951M.マシ
202050M.マシ

ということで、今回はペナルティポイントについて書いてみましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。