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【有名鉄道撮影地巡り】富士山をバックに走るロマンスカーを撮る!【御殿場線 御殿場-足柄】

最近、撮り鉄にかなりハマっており、当サイトでも多くの有名鉄道撮影地を紹介している。オリンピック休暇の本日もどこで鉄道写真を撮ろうかと模索中。

ただコロナ禍の中、我が静岡県から出て撮影するのはこのご時世であまり好ましくないため、静岡県内で撮影された鉄道写真を探していると・・・富士山と鉄道の素晴らしいコラボ写真を見つけた。

場所は静岡県最東端の御殿場市。どうやらこの場所は、相当な人気スポットらしい。

よし、今回はここに決めた!

ということで、富士山をバックに御殿場線を走る特急ロマンスカーを撮れる場所に行ってみた。

今回の撮影地

富士山と鉄道の有名な撮影スポットである当地だが、調べてみるとかなりわかりやすく、どうやらパレットごてんばという公共のグラウンドの近くにあるらしいので、まずはそこに向けてクルマを走らせる。

そして、パレットごてんばのすぐ隣にある、御殿場線の狩屋踏切を渡った場所が今回の撮影地になる。

それでは、ここまでの道順をクルマと鉄道に分けてグーグルマップで詳しく紹介してみよう。

クルマでのアクセス

この場所は鉄道よりもクルマでのアクセスの方が容易で、東名高速道路の御殿場インターチェンジを下りて10分ほどになる。

当スポットの隣にはパレットごてんばの大規模駐車場があるが、この場所は施設利用者のみに限られている旨の看板があるので利用は控えたい。

鉄道でのアクセス

鉄道でアクセスするには、御殿場線の御殿場駅で下車して、北東方向に25分ほど歩くと現地に到着する。

富士山をバックにロマンスカーを撮る!

今回の撮影地は田んぼの中を走る道端からで、周囲はこんな感じ。

ちなみに、この写真は撮影場所の紹介をしようとiPhoneの超広角レンズ(35mm換算=13mm)で撮っているので富士山がかなり遠くに見えるが、本当は御殿場なのでめっちゃ近くにある。

三脚を設置して、まずは普通列車で練習をしてみよう。

やや望遠側の135mm付近で撮影すると、先ほどの写真と一転し、富士山が一気に存在感を増す。

線路脇の雑草の背丈が気になるが、まあこの時期は致し方ない。

遠目から望遠側で撮ると、富士山が強調された写真になるし、反面、線路に近づいて広角にすれば列車が強調されるが、どちらかと言えばここでは雄大な富士山が主役であり、さすがのロマンスカーも主役に近い脇役だろう。

多くの作例を確認するとまさにこの画角なので、焦点距離135mmが適当だと判断した。

ロマンスカーの時間が近づいてきたが、意外にも同業者は私以外にひとりだけ。沼津方面行きの後追いだからだろう。

踏切が鳴り、さあ、来るぞー。

うん、なかなかいい感じだ。

できることならば、線路脇の雑草がなく富士山に雪がある冬場が理想だが、これはこれで悪くない。

次は30分ほど待って、本日本命の国府津駅方面行きがやってくる。

次第に同業者が三脚を持って登場し、道路脇には10人ほどが居並んだ。

場所をわずかに線路側に移動して、雑草の切れ目から顔を拝めるようにして・・・ヨシ、ココにしよう。

カメラ設定を入念に確認。

朝日を浴びた順光なので光の量と太陽の角度は申し分ない。

ということでISOは100に設定し、富士山とロマンスカーどちらにもピントが欲しいため、F値は9.0に。

そしてその中でシャッタースピードをギリギリまで速める。

さあ、来たぞー!

・・・ココだっ!

よーし、いい感じ!理想どおりに撮影できた!

今回の撮影機材

今回撮影したカメラ機材を紹介する。

カメラキヤノンEOS R5
レンズキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM(マウントアダプタを介して装着)
撮影機材

最後に

有名鉄道撮影地を紹介する当コーナーだが、今回はその中でも相当にポピュラーな場所らしく、撮影の日にちや時間などとの兼ね合いもあったのだろうが、今までの撮影地の中でもっとも同業者が多く居た。

そして撮った写真をあらためて見てみると、雄大な富士山とそこからロマンスカーが飛び出してきたような、素晴らしい構図で、満足の一枚となった。

撮り鉄のみなさん、この場所相当にオススメです。

おまけ

じつはこの撮影の後、今後撮影を予定している富士山をバックに黄瀬川を渡る有名撮影地のロケハンに行ったところ、目の前に恐ろしい景色が現れた。

全国版のニュースでも広く取り上げられたため、この光景をご覧になった方も多くいるだろう。

そう、今月はじめ静岡県東部にもたらした大雨で、この黄瀬川も大洪水に見舞われ、この黄瀬川大橋の橋桁が損傷した、まさにその場所だった。

この日の黄瀬川はご覧のように穏やかだが、このくの字に曲がった橋を見ると、自然の恐ろしさを痛感してしまう・・・。

現在は多くの作業員が休日を返上して作業を行なっているようだが、地元の方のためにも早期の復旧を願わずにはいられない。

ということで今回は以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

有名鉄道撮影地紹介

他にも有名鉄道撮影地を紹介した記事を書いていますので、よかったらご覧ください。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。