先日、アメリカのフォーブス誌に2025年のF1ドライバーの年収が掲載されていました。
その長者番付を見ると、F1ドライバーの年収にビックリ!
F1人気の影響か、ここ数年で驚くほどに年俸が上がっていました。
ということで、今回はそのフォーブス誌のランキングを元に、ちょっと書いていきたいと思います。
ザックリ見出し
F1長者番付1位のマックスは100万億円超え!

F1ドライバー長者番付のNo.1は今年もマックス・フェルスタッペンで、なんと約118億円(7600万ドル)!
億万長者という言葉がありますが、マックスはたった1年でその100倍以上を稼いでしまうとは驚きです。
その内容は基本給が約101億万円(6500万ドル)で、残りが成績に対するボーナスらしい。大半が基本給という契約からも、マックスは絶対に手を抜くことなく全力で戦うドライバーだということがわかります。
でも、相当なチャンピオンボーナスがあったはず。もし、あと2ポイント稼いでいたら、いくらになっていたのか・・・。
ちなみにこのサラリーはチームとの契約に関わる収入のみで、個人スポンサーやグッズ関連の収入などは別だそう。
1年でこれだけ稼いでも、大きなものを買ったというニュースは入ってこない。
引退後に大きな事業を行うのか、それともヨスが豪遊しているのか・・・。
ルイスは成績に見合わず100万億円超え!?いやいや

第2位は昨年同様にルイス・ハミルトン。フェラーリ初年度のサラリーは基本給約109億万円(7000万ドル)+ボーナス約7800万円(50万ドル)だそうです。基本給だけだとマックス以上のハミルトンでした・・・。
ランキング6位と振るわなかった2025年シーズン。成績はチームメイトのシャルル・ルクレールから86ポイントも遅れをとったルイスなので貰いすぎ、という声もあるだろうが・・・。
いや、ルイスには7度の世界王者という絶大な肩書きがあり、ただでさえ注目のある名門フェラーリにはさらに多くのスポンサーマネーが集まり、その価格は跳ね上がります。
その結果、ルイスのサラリーのかなりの部分が跳ね上がったスポンサーマネーで充当できるのでは。
とはいえ、このような成績では本人のプライドが許さない。
来年は勝負の年。ぜひ長者番付と同じだけのランキングを期待したいですね。
世界王者ノリスは大量ボーナス獲得で第3位に浮上!

F1長者番付の第3位は、今年初の世界チャンピオンに輝いたランド・ノリス。
どうも彼の基本給はF1での優勝経験者としては一般的な約28億円(1800万ドル)らしいのですが、ボーナスが約61億万円(3950万ドル)もあり、合計で約89億万円(5750万ドル)を獲得したとのこと。まあ、記事によると、ですけど。
それにしても、F1チャンピオンのボーナスってとんでもない。この前の私の冬のボーナスの何倍だよ・・・。
まあ、世界のレーシングドライバーの頂点を極めた男なので、このくらいの報酬があって然るべきですが。
3年目のピアストリが4位

第4位はオスカー・ピアストリで、2025年の年収は約58億円(3750万ドル)。
ノリスのチームメイトととして、最後までチャンピオンシップ争いを演じたピアストリですが、まだF1参戦3年目の24歳なのに、こんなに貰うの!?
ピアストリといえば、2023年からアルピーヌからデビューが決まっていましたが、自身のツイッター(当時)で契約を全面否定し、マクラーレンと契約をしてデビューをしました。
あの時アルピーヌからデビューしていたらと考えると、いくら才能のあるピアストリでもあのマシンなら並の成績、並のサラリーだったはず。
あの決断が彼の転機だったのだとつくづく思います。
ルクレールはボーナスなしで5位

第5位はシャルル・ルクレールで、年収は約46億7100万円(3000万ドル)。
この金額はボーナスが一切なしで基本給のみらしいのですが、大失敗のマシンで7度王者のチームメイトを大きく上回る242ポイントも稼いだのに基本給だけとは可哀想・・・じゃないでしょ。
1度もチャンピオンになったことのないルクレールに、基本給だけで46億円以上も支払うフェラーリの財力はとてつもない。
コストキャップ制導入で、余ったスポンサーマネーをドライバーに大量投入しているのでは、と思ってしまいます(コストキャップ制にはドライバーのサラリーは含まれない)。
とはいえ、ルクレールはマシンさえ良ければ、ノリスやマックス並みに速いドライバーなので妥当かも。
でも、このところのドライバー収入の多さにびっくり。ちなみに2011年(14年前)のランキング1位のミハエル・シューマッハが27億円だったんですよ。
んっ!?14年前のシューマッハの27億円は3400万ドル!?日本の円が安くなったのか・・・。
坊ちゃんのお小遣いは桁違い!?

続いてF1長者番付の6位から10位を見ていきましょう。
第6位にフェルナンド・アロンソで、総収入約41億円(2650万ドル)。まあ、彼の実力と2度の世界王者という影響力からすれば妥当な金額です。
第7位は約40億円(2600万ドル)のジョージ・ラッセル。今シーズン、トップ3のドライバー以外では唯一勝利(2勝)したラッセルなので、この順位は納得。
第8位になんとランス・ストロールで、約21億円(1350万ドル)。金額は一気に下がりましたが、それでも21億円も貰ってるの!?
選手権16位で、33ポイントのストロールが21億円・・・ローレンスさん(オーナーね)、御曹司にお小遣いやりすぎでしょ!
まあ、彼の総資産から考えたら、私の1000円ほどなのかもしれませんが・・・。
第9位はカルロス・サインツで、約20億円(1300万ドル)。後半の活躍(3度の3位表彰台)を考えたらこれだけ払ってもいいのかもしれませんが、ウィリアムズの財政状況は大丈夫かなあ。
第10位はなんとアンドレア・キミ・アントネッリで、約19.4億円(1250万円)。
今シーズンデビューの新人で、まだ優勝経験すらないドライバーにこんなに与えるの!?
19歳で20億円近くも稼いじゃうと、将来のお金の使い方を誤りそうだと、おじさん心配になっちゃうよ。
最後に
ということで、フォーブス誌による2025年のF1ドライバー推定年俸をまとめると以下の通りになります。
| 順位 | ドライバー | 総収入 |
|---|---|---|
| 1位 | フェルスタッペン | 約118億円 |
| 2位 | ハミルトン | 約109億円 |
| 3位 | ノリス | 約89億円 |
| 4位 | ピアストリ | 約58億円 |
| 5位 | ルクレール | 約47億円 |
| 6位 | アロンソ | 約41億円 |
| 7位 | ラッセル | 約40億円 |
| 8位 | ストロール | 約21億円 |
| 9位 | サインツ | 約20億円 |
| 10位 | アントネッリ | 約19.4億円 |
赤いアンダーラインをチャンピオン経験者で、イエローラインが優勝経験者になります。やっぱりチャンピオンはしっかりとトップ10に入っていますが、優勝経験のないストロールやアントネッリはちょっと貰いすぎな気がします。
そして優勝経験者の中で唯一トップ10に入らなかったのがピエール・ガスリー。うーん、ルノー(アルピーヌ)の財務状況を考えると、20億円もの大金を用意できそうもないかも。
選手権ポイントでチームメイトのサインツを上回ったアレックス・アルボンもトップ10圏内に入ってもおかしくないが、まあ、ウィリアムズが二人のドライバーに大金を払えるはずがないか。
大活躍したオリバー・ベアマンは来年跳ね上がりそうだけど、トップ10圏内入りは、フェラーリに加入してからでしょうね。
そして4強で唯一トップ10に居ない角田くんは!?
チームのために大いに頑張ったけど、レッドブルはマックス以外にシブチンだから1億円前後かなあ。
以上、最後までご覧いただきましてありがとうございました。










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