こちらはソニーα7RⅢ購入記シリーズvol.5になります。
前回までの記事はこちらから
前回はソニーα7RⅢ(以下α7RⅢ)の開封の儀をお見せしましたが、あれから約10日間少し使ってみましたので、その感想をお伝えします。
ちなみに、記事名はかなり気合が入っていますが、どうぞゆる〜く読んでくださいね。
まずはセッティング
デジカメの知識が増えてくると、新しいカメラを購入し、真っ先に見たくなるのがメニュー画面ですよね。
新たな機能が追加されていると、ついつい意味もなく使ってみたくなります。
ただね、今回はメーカーまで変えちゃってますから、キヤノンを長年使用している私にとって、ソニーのメニュー画面はなかなかわからなくって・・・。
それにしてもカメラ機能の総称って、なんでメーカー毎に違うのでしょうかね。例)AIサーボ(キヤノン)=AF-C(ソニー)など
しかもソニーのメニューって、何枚めくってもなかなか行きたいところへたどり着かないです。
ページ数多くないっすか?
キヤノンのメニューは項目毎にまとまっていて、そこから掘り下げていく感じ、ソニーはまとまりが少ないためページ項目が多くなる感じ。
ただソニーの方が、調整やカスタムできる設定項目が多いようです。
・・・あっ! 私キヤノンをベースに考えているから、使いにくいと感じるのでしょうね。
慣れてきたら、ソニーメニューの良さがわかるかもしれません。
OVFからEVFへ
以前よりお伝えしているとおり、これまでワタクシぴぴはキヤノンの一眼レフを使用し、当然ずっとOVFを使ってきました。

そして今回ついに、EVF本格デビューとなります。
ちなみにプレデビューはRX1Rの外付けEVFですが、勝手な情報がファインダー内をめぐり、OVFとの違いを痛感し数秒で使うのをやめました。
使ってみた印象は、被写体の動きはOVFとほぼ遜色なく自然な動きで、しかも明るく見えるため大満足でした。
ボケ具合からピント位置、ホワイトバランスなどEVFで見たままの絵が記録されるため、もうOVFにこだわる必要はないかも。
瞳オートフォーカス
このカメラを購入した最大の目的が、瞳AFを体感してみたかったからです。
そこで早速富士スピードウェイにこのカメラを持ち込み、ピットウォークでレースクイーンの綺麗なお姉様方に、被写体になってもらいました。ウへへへへへ〜 ← きもい
2018年7月8日撮影 SONY α7RⅢ + SIGMA MC11 + CANON EF85mm F1.4L IS USM
露光量 1/1250(f/1.8) ISO50
今まで一眼レフではAFスポットの移動が厄介で、AFエリアも中央に集中しているため、コサイン収差にも悩まされてきました。
しかし瞳AFを使ってみると、そのストレスから解放され魔法の如く(←ボキャブラリー不足)瞳に合焦してくれました。
この合焦性は本当に驚きで、ガチピン率が1.5倍ほどに跳ね上がりました。
それからシグマMC-11マウントアダブターを介してのEFレンズ使用でも、問題なく作動してくれましたよ。
レンズの種類にもよるそうですが、今回使用のEF85mm F1.4L IS USMは問題ありませんでした。
ちなみに同じレンズ、同じモデルさんでゴールデンウィークにキヤノンEOS5D MarkⅣ(以下EOS5D MarkⅣ)で撮影した写真がこちら。
2018年5月4日撮影 CANON EOS 5D MarkⅣ + CANON EF85mm F1.4L IS USM
露光量1/4000 (f/1.4) ISO100
露光量の違いやレースクイーンさんの傘の違いはありますが、画像をクリックしアップにすると、ローパスフィルターの有無や画素数の違いか、解像度がよくなったのがわかると思います。
それにしてもこのモデルさんムッチャ綺麗だと思いません?
すみません、ぴぴさんの話の焦点だけがブレブレでした・・・。
EVFの動体追従
ミラーレス機は動きモノの撮影には弱いと言われてきました。
そこで同じく富士スピードウェイに持ち込み、究極の動きモノであるレーシングマシンを撮影してみました。
場所は最高速の出るホームストレート、250km/h以上は記録していると思われます。
2018年7月8日撮影 SONY α7RⅢ + SIGMA MC11 + CANON EF85mm F1.4L IS USM SS1/125(f/6.3)
まだソニー製レンズを所持していないため、ソニー機にシグママウントアダブターを介し、キヤノンレンズを使用しましたが、問題なく追従してくれました。
ミラーレス機の実力をナメていました・・・ α7RⅢおそるべし!
今回はテストということもあり、単純な横方向のみの流し撮りでしたが、複雑な動きで向かってきたり走り去るマシンも今後テストし、使えるかどうか試してみたくなりました。
また、AF-Cで合焦点を知らせる緑の四角がピキピキ動く様も、撮ってて新鮮でした。
ついでにトリミングしたモノがも載せておきます。
2018年7月8日撮影 SONY α7RⅢ + SIGMA MC11 + CANON EF85mm F1.4L IS USM SS1/125(f/6.3)
最後に
ワタクシぴぴは今まで本気のカメラ撮影時は、一眼レフを使用してきました。
一眼レフの丸っこいおむすび型のデザインは、長年使っていても好きになることはありませんでしたが、最高の一枚を撮影するためと思い、大きく重いカメラを持ち撮影に出かけました。
しかし技術の進歩は目覚ましく、今日ではミラーが無いこのコンパクトで軽いボディで、シチュエーションによっては一眼レフ以上の撮影が可能になりました。
考え方によってはカメラマン(素人プロ問わず)は、OVF=現実そのものではなく、EVF=画像を切り取っているのだから、その出来上がりが初めから予測できるEVFが本来理想の姿なのかもしれません。
α7RⅢを購入し、ミラーレス機がこのような素晴らしい発展を遂げていると知った今、我々も新しい技術を今以上に受け入れていくべきだと思いました。
そして最後に、ワタクシぴぴの一番好きなメーカーであるキヤノンが、このα7RⅢを凌ぐような素晴らしいミラーレス機を開発し、売り出してくれることを切に望みます。
不倫はいっときだけ、本妻(EOS5D MarkⅣ)と子供達(EFレンズ群)も大切にしていますので・・・。
今回登場したカメラ機材
最後までお読みいただきありがとうございました。

レポありがとうございます。
大変参考になります。アダプター噛ましてこのピント精度には驚きました。。。5D4より良いと感じます。。。。色はCanonが好きですが(;^_^A
7R3はボディ内手振れ補正ですが、EF85はレンズにISが付いてますよね?
これは共に機能しているのでしょうか?(良くわかっていませんが。。。)
噂では、現在Canonミラーレスは5Dシリーズと同等の性能で開発が進んでいるとかいないとか。。。( ̄ー ̄)ニヤリ
ただしマウントの噂は全く出ていないそうで、、、どうなることやら。
次回のレポートも楽しみにしております。(^^)
マイクさん、コメントありがとうございます。
MC-11で全くストレスなくEF85mm F1.4L IS USM使えましたよ。
手振れ補正の件ですが、EF85mm F1.4L IS USM使用時にはカメラメニューの手振れ補正が“切”で固定になってました。
EF50mm F1.2L USM装着時には“入”に切り替わりましたので、おそらくレンズの手振れ補正が優先されるのではないでしょうか。
キヤノンのミラーレス楽しみですね。
私もEFマウントがそのまま使えるのかを注目しています。
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