モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。
F1人気No.1男が優勝
今回のアメリカグランプリ、随所でオーバーテイクがありホントにいいレースでしたねぇ。
ところで深夜27時10分スタートのF1アメリカグランプリ、生で視聴された方ってどのくらいいるのでしょうか。
ほぼ毎戦フジテレビNEXTにて生放送で視聴している私でも、さすがにアメリカグランプリとブラジルグランプリの深夜から未明に行われるレースに限っては、録画して翌日視聴しています。
今回のアメリカグランプリも例に漏れず、昨日の帰宅後に視聴しましたが、いや〜何度も書きますがいいレースでしたねぇ!
オーバーテイクが随所に見られ、ぶつかる・壊れる・ スピンする、そして最年長39歳のキミ・ライコネンが久々の優勝!
ロータス時代の2013年開幕戦以来、5年半ぶりだそうです。
快晴のサーキット・オブ・ジ・アメリカズの表彰台の頂点に上がったアイスマンは、滅多に見ることのできない笑顔を見せてくれました。
キミ・ライコネンといふ男
このキミ・ライコネン、おそらくF1グリッドに居並ぶ列強の中でもNo.1の人気を誇るレーシングドライバーではないでしょうか。
2001年、F3すらも経験することなくザウバーよりF1デビュー。
随所に速さを見せたライコネンはすぐにマクラーレン・フェラーリと当時のトップチームを歩みます。
しかし彼、ファンサービスは大嫌い、スポンサー活動はもっと嫌い、ポールポジションを取っても優勝しても多くのドライバーが必ずと言っていいほど言うスポンサーやチームへの感謝の言葉も一切ないが、一度ハンドルを握ると馬鹿っ速い。
そんな破天荒でちょいワルな感じがファンをどんどん増やしていきます。
挙げ句の果てに2009年末、F1の過剰なファンサービスやスポンサー活動に愛想を尽かし、WRCに転向します。
2012年、復帰は無いと思われていたF1に3年ぶりにロータスから復帰します。
以前のような一発の速さは少し影を潜めましたが、その代わり安定感のあるベテランらしいドライバーに変身していました。
2014年、その安定感ある走りと変わらぬ人気で、一度はクビになったフェラーリに2009年以来呼び戻されます。
以来4回のチャンピオンを誇るセバスチャン・ベッテルのチームメイトとして、彼のサポート役に徹する日々を送るのでした。
そんなライコネンが今回、フェラーリに復帰してから初めてレースを制したアメリカグランプリでした。
最後に
世界一イベントを盛り上げるのが上手な国民であるアメリカ人の前で、歓喜に咽ぶ観客の前で、滅多に見せない彼の笑顔が最高に輝いていました。
来年からはフェラーリを出てデビューチームのザウバーに戻るライコネンにとって、今回のアメリカグランプリが生涯最後のF1優勝になるのではないでしょうか。
今回久々にテレビの解説席に座った今宮純氏が最後に言いました。
「今回のアメリカグランプリは永久保存版のレースでした」
私も同感です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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