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2019 スーパーGT 第5戦 富士スピードウェイ 観戦記 vol.1 〜 灼熱の800km 〜

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

今回は2019年8月3日・4日に富士スピードウェイで行われた、スーパーGTの観戦記を書いていきます。

脇阪寿一監督率いるチームルマンが絶妙のピットストップを決め、前戦のタイラウンドに続きスーパーGT2連勝を決めたレースです。

今回の撮影機材

まずは今回の撮影機材について紹介してみたいと思う。

流し撮り用カメラとしていつものようにキヤノンEOS 5D MarkⅣ、それに装着するレンズはキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMでレーシングマシンを狙う。

ピットウォーク用にソニーα7RⅢ、それにつけるレンズはキヤノンEF85mm F1.4L IS USMをシグマMC-11を介して装着。

あとはパドックやイベント広場の撮影用に広角のリコーGRⅢをポケットに入れる。

カメラレンズ備考
流し撮り用キヤノン
EOS5D MarkⅣ
キヤノン
EF100-400mm
F4.5-5.6L
IS USM
ピットウォーク用ソニー
α7RⅢ
キヤノン
EF85mm
F1.4L
IS USM
シグマ
MC-11
装着
汎用リコー
GRⅢ
28mm
(カメラ装着)

1日目はフリー走行のみの観戦

働き方改革の恩恵か、会社から再三再四有給の消化を促されるため、スーパーGT富士戦の予選日を有給と定め観戦することにした。

ヘアピン奥の駐車場にクルマを駐めると、すでにスーパーGTのフリー走行が始まっていた。

いつもの電動折りたたみチャリを展開し、ヘアピンコーナー先の地下通路からコース内側に入り、300Rを走るインパルGT-Rと並走しながらダンロップコーナーへ。

スーパーGTマシンとはゴールデンウィーク以来、約3ヶ月しか経っていないが、この鳥肌が立つ感覚がたまらなく良い。

まずは腕慣らしとばかりに7月のスーパーフォーミュラ以来の流し撮りに挑む。

1時間ほど撮影したところで、灼熱の気温に我慢ができなくなり、ピットビルA棟3階に避難し暑さをしのぐ。

こちら屋根があるピットビルA棟3階。

中に入ると、コース側はすでにビニールが敷かれ折りたたみチェアが置かれており、場所取りされている。

この方達はいったい何時に到着しているのか?

今年からピットビルA棟3階にもスポンサーエリアが多く設置されているため、パドックパスでも観戦できる場所は限られる。

スポンサーエリアにはGTマシンが展示されている。

どうやってここまで上げたのか?

暑さも癒えたため、次はピットインに備えガレージ裏を通り過ぎ、ピットエントリー付近でカメラを構えた。

フリー走行終了後、敢え無く急用ができたため藤枝へ直行することになり、滞在時間は1時間半の1日目だった。

2日目はピットウォークから

決勝日は自宅を8時に出発し、渋滞も予想されたが、100R先のサーキットから比較的近い位置に駐車することができた。

ちなみに今年のゴールデンウィークも同様の時間に富士スピードウェイ近郊まで来たが、国道246号を曲がったところから渋滞し、結果あの広大な富士スピードウェイに入ることができず外の駐車場に駐めることになった。

人混みが苦手な方が富士スピードウェイでスーパーGTを観戦する場合は、5月ではなく8月が良い、暑いけど・・・。

本日まずは昨日参加できなかったピットウォークへ。

決勝日のピットウォークは、レーシングドライバーのサイン会ばピットレーン、レースクイーンの撮影会はホームストレートで行われるが、まずは迷わずホームストレートのきれいなお姉さんの元へ吸い寄せられる。

8月のスーパーGTは夏真っ盛りで非常に暑いが、レースクイーンのお姉さんのコスチュームは布面積が少なくなるため、オジさんには・・・ 最高だ。

レースクイーン特集はこちら↓

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スーパーGTのピットウォークは50分もの時間を設けているのでありがたく、きれいなお姉さんを見た後はピットレーンへ移り、作業中のマシンを見物する。

おっ! ベテラン高木真一選手発見!

チームクニミツのピットには高橋国光監督が登場!

チーム郷ではル・マン優勝者の荒聖治選手がいた(写真右上)!

5月ほどでは無いにせよスーパーGTはピットウォークの観客が多く詰め寄せるため、レーシングドライバーのサインを貰うなら観客が少ないスーパーフォーミュラの方が良い。

レースを見に来たのか、きれいなお姉さんを見に来たのか一瞬考えてしまうこともあるが、まあこれもモータースポーツ観戦の醍醐味ということで、お許しいただきたい・・・。

ちなみにわたくしぴぴ、F1のグリッドガール廃止には大いに反対!

エアレースのフライトに驚愕!

お次は8月のスーパーGTでは恒例、レッドブルエアレースチャンピオン、室屋義秀選手によるスペシャルフライト。

昨年はグランドスタンドからだったが、今年はピットビルA棟から観覧した。

室屋選手は超低空飛行をしながらも我々に手を振る余裕を見せる!

ホームストレートをフライトする際には、私の目線の高さを飛び、さらに1コーナー付近では先のフェンスにぶつかるほどギリギリまで低空飛行するパフォーマンスに、観客は大声を上げて歓声を送った。

ちなみに去年グランドスタンドから撮影した写真はこちらから

ピットビルでスタートの瞬間を観る

まずは決勝前のウォームアップランに出て行くマシンをピットビルB棟の屋上から撮影する。

この場所はマシンに近く、当然ピットロード走行中で速度も遅いため、富士スピードウェイのパドック内での撮影場所では一番撮影しやすい。

マシンがすべてピットアウトしたのを確認した後、今度は最後の調整をしにピットインしてくるマシンを撮影しようと、足早にガレージ裏からピットエントリーに移動する。

そして暑さをしのぐために屋根があるピットビルA棟3階に移動し、スタートを見守る事にした。

レーススタート! フロントローの2台のGT-Rがホールショットを決める。

その後今回好調のナカジマレーシングが8番手スタートから徐々に追い抜き4番手まで上がってくる。

いつもはダンロップタイヤに苦しめられるナカジマレーシングだが、2017年の鈴鹿1000kmの時のように気温が上昇すると強さを発揮する。

私としては先月スーパーフォーミュラで見た、ナカジマレーシング復活優勝の時の感動を、このスーパーGTでも見てみたいものだが。

レースが落ち着いてきたため、ピットビルA棟を離れることにした。

日陰のコカコーラコーナーに観客が大挙する

パドックを出て下るとすぐにコカコーラコーナーに到着する。

この場所は難しいハイスピードの左コーナーで、アウトにはみ出したりパッシングが見られたりと人気があるが、私的にはランオフエリアが広すぎてあまり積極的には行かない。

しかし夏のスーパーGTではスタート後ここに行く。

それは観覧場所後ろに小山があり、木が覆い茂っているため、日陰になっているからだ。

ただ私と同じことを考えている方が多く、今回もとんでもない観客が折り重なるように日陰になる土手の上から観戦していた。

コカコーラコーナーでは超スローシャッターで撮影してみた。

ヘアピンからバックショットを撮影

コカコーラコーナーで撮影した後、裏手のショートカットの小道からヘアピンコーナーへ移動する。

いつもは定番の侵入から旋回を撮影するが、今回は観客席の最下段へ降りフェンスの隙間からバックショットを狙う。

うーん、AIサーボは向かってくる被写体には強いのだが、去って行く被写体を追いかけるのは苦手らしくイマイチピントが合わない。

そこで今回は久しぶりに置きピンで狙ってみたがどうだろう。

ナカジマレーシング(左)とチームドラゴ(右)は、リヤから見ると兄弟チームの様にそっくり。

バックショットは特にFIA-GT3車両の個性が目立つが、中でもランボルギー・ニウラカンは群を抜いている。

同じくアストンマーティン・ヴァンテージも特徴的。

今回はここまで、次回はイベント広場の様子からレース後半の観戦記を書いていきたいと思います。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。