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2024年スーパーGT富士シーズン前公式テストと2024年シーズンの注目ポイントまとめ

今週末はスーパーGTのシーズ前公式テストが富士スピードウェイで行われます。

富士スピードウェイでスーパーGTが一斉に走行するのは昨年8月のシリーズ戦以来、約7ヶ月ぶり。きっと多くのファンが今回のテストを心待ちにしている事でしょう。

実は私も楽しみです。

なぜって? 一昨年のこのシーズン前テスト以来ちょうど2年ぶりのスーパーGT現地観戦だから。

F1やスーパーフォーミュラはその間に行っていますが、スーパーGTはなぜか遠のいていました。

ということで、このテストを楽しむためにちょっと作戦を立ててみました。

そして2024年のスーパーGTの注目ポイントもまとめてみましたので、気になる方はお付き合いくださいね。

ではいってみよー!

開催日と走行スケージュール

  • 2024年3月23日(土)9:00-12:00 / 14:00-模擬予選
  • 2024年3月24日(日)9:00-12:00 / 14:-16:30

2024年3月23日土曜日と3月24日日曜日の2日間開催です。

F1やスーパーフォーミュラなど多くの主要カテゴリーのシーズン前テストはサーキットを抑えやすく価格も安い平日開催ですが、スーパーGTは価格が高いであろう週末開催。スーパーGTの圧倒的な集客力を鑑みてのことでしょう。

走行は9時から12時と14時からで、3月23日の土曜日は午後から模擬予選が行われます。

土曜日の方が面白そう!?

いや、私は土曜日仕事なんですよね・・・。

ゲートオープン

  • 東ゲート:両日6:00
  • 西ゲート:両日8:00

※東ゲートオープン時間は混雑により変更となる可能性あり

ゲートオープンは両日ともにメインの東ゲートが6時から、西ゲートは8時からです。

早めに現地入りされる方は東ゲートから入場しましょう。

入場料

  • 大人(高校生以上):3,000円(税込)
  • 中学生以下:無料

※支払いは現金もしくは電子マネーのみ土日通し券なし前売り券なし 当日券のみ

入場料は高校生以上税込3,000円とシリーズ戦に比べると半額以下!かなりリーズナブルな設定ですね。ちなみに中学生以下は無料になります。

前売り券の販売はなく入場ゲートでの販売のみで、支払いは現金もしくは電子マネーのみ。ゲートは少し並びそうですね。

あっ、今回は土日の通し券は発売されないようなので、2日間観戦される方は別々にチケットが必要です。

クルマやバイクでの会場入りの場合駐車料が必要で、クルマは2,000円(税込)、バイクが1,000円(税込)が別途必要です。

【見どころ①】新型GT500マシン シビックタイプR-GTが登場!

今回の公式富士テストの見どころは何といってもホンダの新型GT500マシン、シビックタイプR-GTの走行。

すでに岡山国際の公式テストでは走行していますが、富士スピードウェイでは初のお披露目となります。

ジャパンモビリティショー2023にて

昨年行われたジャパンモビリティショーなどですでに展示(モックアップ?)されていましたし、鈴鹿サーキットなどでテスト走行していますが、まだ観ていないファンも多いはず。

私もまだ観ていないのでとっても楽しみ!

GT500マシン初の5ドア車両が、どのように再現されているのか? 各チームのカラーリングが施されるとどのように見えるのか? じっくりと観察したいですね。

ちなみに日産のGT500マシン Z GT500(RZ34フェアレディZ)もニスモ仕様に変更になりますが、まあ見た目の変更はあまりないと思います。

【見どころ②】新型GT300マシンも続々登場!

新型マシンといえばGT300マシンも2024年シーズンから新たに登場するマシンも。

一番の目玉はフェラーリ296 GT3。フェラーリが久々にスーパーGTに帰ってきます。

しかも走らせるのが2019年にGT500クラスで王者になりながら一時撤退したチームルマンということで、マシンの性能とともにチームオペレーションも抜群なので、優勝争いも観れるかも!?

個人的にはJLOCのウラカンとの『フェラーリvs.ランボルギーニ』が観たい!

また競合チームのゲイナーもGTA-GT300規定(旧JAF-GT規定)で製作された日産フェアレディZ(RZ34)を投入。

GT500のZよりもより実車に近い姿で再現してくれることでしょうから、こちらも楽しみですね。

【見どころ③】セルモとチームインパルのカラーリングがガラッと変わる!?

新たなシーズンを前に各チームのタイトルスポンサーが変更したりして、マシンのカラーリングが変わるチームも。

まずはセルモ。

セルモといえば長年パチンコチェーンを営むゼントのカラーリングで親しまれていましたが、今年からクルマのコーティングでお馴染みのKeeper技研がタイトルスポンサーになります。

Keeperといえば2022年までトムスのタイトルスポンサーとしてGRスープラのマシンを彩っていましたが、サポートチームをセルモに変えて、カラーリングも変更されるのかな? うーん、セルモとトムスがごっちゃになりそう・・・。

余談ですが、全日本GT選手権時代もトムスとセルモは同じカストロールカラーで参戦していましたね。

またチームインパルもカラーリングを大きく変えるようです。

インパルといえば全日本GT選手権時代から明るいブルーのカルソニックカラーが定番でしたが、昨年からマレリインパルZにマシン名を変更。

そして今年はマシンのカラーリングが濃紺のマレリカラーに様変わりするようです。

濃紺のインパルZ・・・残念だけど観たい!?

その他、ナカジマレーシングのマシンも大きく変更されるようです。

我らが中嶋悟総監督のチームはエプソンがタイトルスポンサーを撤退してからというもの、モデューロの地味なカラーが定番でした(失礼!)。

しかし今年は一転。

今年も同じモデューロがタイトルスポンサーを務めますが、岡山テストを見るとレッドとブラック、そして明るいグリーンが幾何学的に散りばめられたド派手なカラーリングに!

変わり方が半端なくかなり衝撃です・・・。

実際見てみるとどうなのか・・・楽しみです。

【見どころ④】メーカー間移籍も!移籍したドライバーに注目!

2024年シーズンのGT500クラスは例年に比べてドライバー移籍が多く、中にはメーカーを移籍したドライバーも。そしてGT500クラスにデビューするドライバーも例年よりも多くいます。

ということで、GT500デビューのドライバーを赤、チーム移籍のドライバーを黄色のアンダーラインにして表にしてみました。

No.チームドライバー
3NDDP高星明誠
三宅淳詞
8ARTA野尻智紀
松下信治
12インパル平峰一貴
B.バゲット
14ルーキー大嶋和也
福住仁嶺
16ARTA大津弘樹
佐藤蓮
17リアル塚越広大
太田格之進
19バンドウ国本雄資
阪口晴南
23ニスモ千代勝正
R.クインタレッリ
24KONDO松田次生
名取鉄平
36トムス坪井翔
山下健太
37トムス笹原右京
J.アレジ
38セルモ石浦宏明
大湯都史樹
39サード関口雄飛
中山雄一
64ナカジマ伊沢拓也
大草りき
100クニミツ山本尚貴
牧野任祐

メーカー間移籍は大湯都史樹選手と福住仁嶺選手で、ともにホンダからトヨタに移籍し、それぞれセルモとルーキーレーシングで新たなシーズンに挑みます。

そしてチーム間では、松下信治選手がリアルレーシングからARTA8号車に、太田格之進選手がナカジマレーシングからリアルレーシングに、千代勝正選手がNDDPレーシングからニスモに、松田次生選手がニスモからKONDOレーシングに、山下健太選手がルーキーレーシングからトムスに移籍します。

個人的には日産のエースチームニスモに移籍する千代勝正選手と、トヨタのエースチームトムスに移籍する山下健太選手に注目したい。

そして長年ニスモで活躍した松田次生選手のKONDOレーシングからの出走も見ものです。

GT500クラスデビューは三宅淳詞選手、佐藤蓮選手、名取鉄平選手、大草りき選手の4名です。

簡単に調べた限りなので間違っていましたらコメント欄で教えてくださいね。

最後に

ということで、今回は今週末に行われるスーパーGTの富士公式テストと2024年シーズンの注目ポイントをまとめてみました。

ちなみに富士スピードウェイで撮影される方は、撮影ポイントをまとめた記事がありますので、よかったら下記のバナーからご覧ください。

今シーズンはマシンやドライバーなどかなり変更があり、シーズンが待ち遠しい!

みなさん一緒に盛り上がりましょー!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。