2007年
- ドライバー:脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー(/オリバー・ジャービス)
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:宝山
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:6位
- チームズランキング:5位
カーナンバー1を付けて参戦した2007年は、トムスのGT参戦以来初めて前年からドライバーラインナップを継続(鈴鹿1000kmではオリバー・ジャービス選手を起用)。
焼酎製造の西酒造のブランド宝山がタイトルスポンサーになり、レーシングマシンとしては珍しくボンネットに縦書きの毛質筆で『宝山』と書かれました。
ディフェンディングチャンピオンとして挑んだシーズンでしたが、成績は振るわず、ドライバーズランキング6位に終わります。
2008年
- ドライバー:脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー(/カルロ・ヴァン・ダム)
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:3位
- チームズランキング:1位
2008年シーズンもドライバーラインナップを継続し、脇阪寿一選手、アンドレ・ロッテラー選手のコンビは3年目を迎えます。
この年はタイトルスポンサーがマレーシアの石油関連会社のペトロナスに変更し、F1でもお馴染みのブルーグリーンのカラーリングを纏いました。
成績は未勝利ながら4度の表彰台でシーズン3位になりました。
2009年
- ドライバー:脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:1位
- チームズランキング:1位
脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手のコンビは2009年で4年目を迎えます。
ドライバーラインナップの他、マシン、タイヤ、タイトルスポンサーを前年から踏襲。
そんな安定したチーム状況とともに優勝1回、2位3回、3位1回と成績も安定し、2006年以来3年ぶり3度目のドライバーズチャンピオンに輝き、さらにチームズタイトルも獲得。この年のトムスは本当に強かった。
2010年
- ドライバー:脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:2位
- チームズランキング:2位
全日本GT選手権時代はドライバーやタイヤ、タイトルスポンサーなど毎年のように変更していたトムスですが、この時代は非常に安定しており、脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手のコンビはこの年で5年目のシーズンを迎えます。
成績は1度の勝利を含む3度の表彰台獲得とこの年も安定していましたが、惜しくも童夢に敗れ2位という結果でした。
2011年
- ドライバー:アンドレ・ロッテラー/中嶋一貴
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:8位
- チームズランキング:8位
2011年は5年間チームに所属していた脇阪寿一選手がクラフトに移籍し、新たにF1を引退した中嶋一貴選手が加入し6年目のアンドレ・ロッテラー選手とコンビを組みます。
その他マシン、タイヤ、タイトルスポンサーに変化はなし。
成績はホンダ、日産にまったく太刀打ちができずに、優勝はおろか表彰台すら獲得ができずに、ドライバーズランキング8位に低迷しました。
2012年
- ドライバー:中嶋一貴/ロイック・デュバル(/リチャード・ライアン)
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:11位
- チームズランキング:8位
2012年は6年間所属していたアンドレ・ロッテラー選手がチームを離れ、ロイック・デュバル選手が加入し、2年目の中嶋一貴選手とコンビを組みます。ちなみに中嶋一貴選手は同時に参戦するWEC(世界耐久選手権)とレースが重なる第2戦でリチャード・ライアン選手が代役を務めました。
この年はドライバーズランキング11位と成績はさらに低迷しました。
次のページでは2013年から2018年のトムスを紹介します