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トムスの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1995-2024)

2001年

36号車
  • ドライバー:黒澤琢弥/土屋武士
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:カストロール
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:12位
  • チームズランキング:5位
37号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:山路慎一/ワイン・ガードナー
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:マツモトキヨシ/ZENT
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:5位
  • チームズランキング:5位

2001年からトムスは2台体制に戻します。

ドライバーは長年トムスのエースドライバーだった関谷正徳選手が引退したため、36号車が土屋武士選手と復帰した黒澤琢弥選手のコンビ。前年に35号車をドライブした山路慎一選手が37号車に変更し、元世界GP王者のワイン・ガードナー選手とコンビを組みます。

37号車のタイトルスポンサーがマツモトキヨシとZENTに変更されました。

成績は37号車が1999年以来2年ぶりに優勝を遂げ、前年からやや復調の兆しが見えました。

2002年

36号車
  • ドライバー:土屋武士/ワイン・ガードナー
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:トクホン
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:7位
  • チームズランキング:5位
37号車
2002年トムススープラ
  • ドライバー:黒澤琢弥/パオロ・モンティン
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:11位
  • チームズランキング:5位

毎年のようにドライバーを変更するトムスは、この年もワイン・ガードナー選手が37号車から36号車に変更し、黒澤琢弥選手が37号車に行き新加入のパオロ・モンティン選手と組みます。

全日本GT選手権初年度からタイトルスポンサーを長年勤めていたカストロールは前年を最後にトムスのスポンサーを降り、この年から36号車はトクホンに変更。37号車はマツモトキヨシが外れZENT一社になりました。

ZENTといえば長年セルモのタイトルスポンサーを務めていることで有名ですが、当時はトムスがZENTカラーだったのです。

この年は未勝利に終わりドライバーズランキング最高位は36号車の7位と低迷中です。

2003年

36号車
2003年JGTC第2戦にて
  • ドライバー:土屋武士/エリック・コマス
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ウッドワン
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:5位
  • チームズランキング:4位
37号車
  • ドライバー:黒澤琢弥/マルコ・アピチェラ
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ZENT
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:18位
  • チームズランキング:4位

2002年のトムスもドライバーラインナップを変更し、36号車はワイン・ガードナー選手から元F1ドライバーのエリック・コマス選手になり、土屋武士選手と組みます。37号車はモンティン選手からマルコ・アピチェラ選手に変更されました。

36号車はタイトルスポンサーが変更され、この年から木質建材メーカーのウッドワンカラーになりました。

成績はこの年も未勝利に終わり、36号車のドライバーズランキング5位が最高でした。

2004年

36号車
  • ドライバー:土屋武士/マルコ・アピチェラ
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ウッドワン
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:7位
  • チームズランキング:3位
37号車
  • ドライバー:ジェームス・コートニー/片岡龍也
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ダイナシティ
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:3位

全日本GT選手権最終年の2004年は36号車が土屋武士選手と昨年の37号車から変更のマルコ・アピチェラ選手のコンビ。37号車がともに新加入のジェームス・コートニー選手と片岡龍也選手のコンビでした。

37号車のタイトルスポンサーは不動産会社のダイナシティに変更。

またタイヤはミシュランと別れ、この年からブリヂストンへと変更。両社の関係は現在まで続きます。

2005年

36号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:土屋武士/ジェームス・コートニー
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ダイナシティ→オープンインタフェース
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:3位
  • チームズランキング:3位
37号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:片岡龍也/山本左近
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:ダイナシティ→オープンインタフェース
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:7位
  • チームズランキング:3位

スーパーGTへとシリーズ名称が変更された2005年は、36号車にジェームス・コートニー選手が加入し、37号車は後にF1ドライバーになりその後衆議院議員になる山本左近選手が加入します。

37号車のタイトルスポンサーは36号車と同様にダイナシティになりますが、社長の不祥事などから第4戦でスポンサーを撤退。第5戦以降はソフトウェア開発のオープンインタフェースが2台のマシンのタイトルスポンサーになりました。

成績はトヨタによる大幅なスープラの改良で、36号車がドライバーズランキング3位に上昇。

2006年

36号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー(/エイドリアン・スーティル)
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:オープンインタフェース
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:1位
  • チームズランキング:1位

2006年のトムスは大幅な変更がありました。

まずベースマシンをスープラからレクサスSC430に変更。そのマシンがトヨタから1台のみしかデリバリーされなかったため、1997年から続く複数台エントリーを解消し、この年は36号車の1台体制になりました。

ドライバーはともに新加入の脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手のコンビ。ちなみにシリーズに組み込まれていた鈴鹿1000kmでは翌年からF1に参戦することになるエイドリアン・スーティルが第3ドライバーとしてエントリーしています。

この年トムスは復調し、1997年以来2度目となるドライバーズチャンピオンを奪取。さらにチームズとWタイトルを達成しました。

次のページでは2007年から2012年のトムスを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。