2013年
- ドライバー:中嶋一貴/ジェームズ・ロシター
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:3位
- チームズランキング:3位
- ドライバー:伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:8位
- チームズランキング:8位
2006年から1台のみの参戦だったトムスでしたが、前年を最後にクラフトが撤退したため、この年から2台体制が復活します。
その2台目のマシンである37号車は洗車用機器を取り扱うKeePerがタイトルスポンサーになります。
36号車のドライバーはロイック・デュバル選手からジェームズ・ロシター選手に変更し、4年目となる中嶋一貴選手と組みます。
そして37号車はホンダ系チームからチームルマンを経て、後にこのマシンの監督になる伊藤大輔選手が加入し、アンドレア・カルダレッリ選手とマシンをシェアしました。
成績は復調し、36号車がシーズン2勝を上げてドライバーズランキング3位に浮上。
2014年
- ドライバー:中嶋一貴/ジェームズ・ロシター(/平川亮)
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:3位
- チームズランキング:3位
- ドライバー:伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:2位
- チームズランキング:2位
2014年シーズンは前年からドライバーラインナップに変化はありません(第2戦、第3戦は中嶋一貴選手の代役で平川亮選手が出場)でしたが、マシンが長年使用したレクサスSC430からレクサスRC Fにチェンジします。
そのRC Fの性能は高く、2台のトムスは最終戦までドライバーズタイトルを争いましたが、最終戦でニスモに敗れ、37号車が2位、36号車が3位でシーズンを終えました。
2015年
- ドライバー:伊藤大輔/ジェームズ・ロシター
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:ペトロナス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:7位
- チームズランキング:7位
- ドライバー:平川亮/アンドレア・カルダレッリ
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:5位
- チームズランキング:4位
2015年は5年間チームに所属した中嶋一貴選手がWEC(世界耐久選手権)に専念するためスーパーGTを去り、伊藤大輔選手が37号車から36号車に変更し2年目のジェームズ・ロシター選手とコンビを形成します。
前年36号車で代役出場した平川亮選手が37号車のレギュラーになり、チーム3年目のアンドレア・カルダレッリ選手とチームメイトになりました。
マシン、タイトルスポンサーは前年から継続しましたが、成績は低迷し、ドライバーズランキング最上位は37号車の5位でした。
2016年
- ドライバー:伊藤大輔/ニック・キャシディ
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:au
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:5位
- チームズランキング:5位
- ドライバー:平川亮/ジェームズ・ロシター
- マシン:RC F
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:9位
- チームズランキング:10位
2016年シーズンは長年トムスのタイトルスポンサーだったペトロナスがチームを離れ、携帯電話で有名なauが36号車のタイトルスポンサーに就任し、マシンカラーがオレンジに様変わりします。
36号車のドライバーはニック・キャシディ選手が加入し、チーム4年目の伊藤大輔選手とチームメイトになります。
そして37号車はレギュラー2年目の平川亮選手と36号車から変更のジェームズ・ロシター選手のコンビ。
ドライバーズランキング最上位は36号車の5位でした。
2017年
- ドライバー:中嶋一貴/ジェームズ・ロシター(/伊藤大輔)
- マシン:LC500
- タイトルスポンサー:au
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:5位
- チームズランキング:5位
- ドライバー:平川亮/ニック・キャシディ
- マシン:LC500
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:1位
- チームズランキング:1位
2017年シーズンは3年間使用したレクサスRC FからレクサスLC500にマシンをチェンジします。
ドライバーは4年間チームに所属した伊藤大輔選手が36号車の監督に就任し、中嶋一貴選手が2014年以来3年ぶりに36号車に復帰。37号車からふたたび36号車に移ったチーム4年目のジェームズ・ロシター選手とチームメイトで戦います。ちなみに中嶋一貴選手はWECと重なった第2戦を欠場し、伊藤大輔新監督が1レースのみステアリングを握っています。
37号車はチーム3年目の平川亮選手と36号車から変更のニック・キャシディ選手のコンビが誕生。
この新進気鋭のコンビとこの年最強だったレクサスLC500で2度の優勝を含む4度の表彰台を獲得し、名門トムスは2009年以来のWタイトルを掴み取りました。
2018年
- ドライバー:平川亮/ニック・キャシディ
- マシン:LC500
- タイトルスポンサー:KeePer
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:2位
- チームズランキング:2位
- ドライバー:中嶋一貴/関口雄飛(/ジェームズ・ロシター)
- マシン:LC500
- タイトルスポンサー:au
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:5位
- チームズランキング:5位
2018年のドライバーラインナップは1号車(旧37号車)に変更は無し。36号車はジェームズ・ロシター選手に変えて(第2戦のみ代役出場)関口雄飛選手が加入します。
久々にカーナンバー1を付けて戦った2018年シーズンも、平川亮選手とニック・キャシディ選手のコンビは素晴らしい戦いを繰り広げますが、最終戦でチームクニミツに惜しくも敗れ無念の2位(1号車)でシーズンを終えています。
次のページでは2019年以降のトムスを紹介します