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チームインパルの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1994-2024)

2011年

12号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • マシン:GT-R(R35)
  • タイトルスポンサー:カルソニック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:5位
  • チームズランキング:5位

2011年は1年でモーラに移籍したロニー・クインタレッリ選手に代わり、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が加入してチーム在籍4年目の松田次生選手とコンビを組みます。

この年は日産勢が活躍した年で、チームインパルもシーズン開幕戦の岡山国際で素晴らしい速さを見せて優勝。その後は重いウエイトに苦しみますが、他のマシンもウエイトを搭載した後の第5戦鈴鹿で表彰台(3位)に復帰すると、翌第6戦の富士で2位に入り、チャンピオンを狙える位置にシリーズ順位を上げます。

しかしウエイトが減らされる勝負のラスト2戦で、同じ日産勢のモーラとニスモが2戦連続ワンツーフィニッシュする中、インパルは下位に沈み、シリーズランキングは前年と同様の5位に止まりました。

2012年

12号車
2012年JAF GPにて
  • ドライバー:松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • マシン:GT-R(R35)
  • タイトルスポンサー:カルソニック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:4位
  • チームズランキング:4位

2012年のチームインパルは前年と同じ松田次生選手とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のコンビ。

この年は第6戦富士で優勝を記録しますが表彰台はこの1度のみ。しかし全8戦中7戦でポイントを獲得。それでもポイントは4つ落とすも、シリーズランキングは前年から1つ上げて第4位になりました。

2013年

12号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • マシン:GT-R(R35)
  • タイトルスポンサー:カルソニック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:9位
  • チームズランキング:9位

2013年のチームインパルのドライバーラインナップは、チーム在籍6年目となる松田次生選手と、3年目のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のコンビです。

シーズンは第3戦のセパンでポールポジションからスタートし決勝でもトップでチェッカーを受けます。しかし表彰台はその1回のみ。

ポイントは前年を上回るも、混戦のシーズンでランキングは前年の4位から9位に落ちてしまいました。

2014年

12号車
  • ドライバー:安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • マシン:GT-R NISMO GT500(R35)
  • タイトルスポンサー:カルソニック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:5位

2014年からGT500クラスはクラス1規定を導入。マシンは同じR35型GT-Rですが、マシンの形状はより市販車のGT-Rに近づき、マシン名はGT-R NISMO GT500という名称に改められました。

そんな2014年シーズンのチームインパルのドライバーは6年間チームに在籍した松田次生選手がニスモに移籍し、KONDOレーシングから安田裕信選手が加入。チームメイトはチーム4年目のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手です。

新車のGT-R NISMO GT500は素性が良く、インパルは開幕戦の岡山国際で3位に入り、第2戦の富士ではポールトゥウィンを記録します。

さらに続く第3戦のオートポリスでも3位になり、開幕3戦をすべて表彰台フィニッシュする快進撃を見せます。

その後は重いウエイトに苦しむも順調にポイントを獲得し、ウエイトが半減する第7戦のタイ戦では再び表彰台に返り咲きます。

そして迎えたチャンピオンが決する最終戦のもてぎ。インパルは痛恨の13位フィニッシュと低迷し、4度も表彰台に上がりながら悔しいドライバーズランキング6位でシーズンを終了しました。

2015年

12号車
2015年スーパーGT第4戦にて
  • ドライバー:安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • マシン:GT-R NISMO GT500(R35)
  • タイトルスポンサー:カルソニック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:2位

2015年も安田裕信選手とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のコンビを継続。

この年も日産勢は好調でチームインパルも第2戦の富士で2位になると、第4戦の2度目の富士と続く第5戦の鈴鹿で2戦連続の3位表彰台を獲得。

さらに第7戦オートポリスではこのシーズン4度目の表彰台(2位)に上がり、同じ日産勢で最大のライバルでもあるニスモと最終戦もてぎで一騎打ちとなります。

しかしこのレースではニスモの2位に対してインパルは及ばず4位。結局シリーズで逆転を許し、2ポイント差のランキング2位と悔しい結果でシーズンが終了しました。

次のページでは2016年から2020年までのチームインパルを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。