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【観戦記】2024年スーパーGT第2戦① ファンで溢れかえるイベントブース編

今年も盛り上がる国内モータースポーツで最大の人気を誇るスーパーGT。

そのスーパーGTでもっとも観客動員数が多いのがゴールデンウイークに行われる富士スピードウェイ戦です。

そんなゴールデンウイークのスーパーGT第2戦に行ってきましたので、今回は現地観戦記を書いていきます。

会場に行けなかったファンの方にサーキットの雰囲気を味わってもらえたら幸いです!

毎年恒例のゴールデンウイークのスーパーGT富士戦は、シリーズでもっとも多くファンが訪れるビッグレース。その数は国内レースでF1に次ぐほどです。

富士スピードウェイに近づくとやはり渋滞。

結局、東ゲート手前の臨時駐車場にクルマを止めて、そこからバスで入場することになりました。

グランドスタンド裏のイベント広場に到着するとご覧の通り人々・・・。

コロナ前以上の観客動員かも!?

夫婦共演!坪井翔選手が奥様とSF KYOJO CUPブースに!

そんなイベント広場に到着すると、目の前に人だかりが。

ステージを見ると、スーパーフォーミュラとKYOJO CUPの合同ステージに坪井翔選手とその奥様が共演中でした。

なるほど、こりゃレースファンが喜ぶわけだ!

坪井翔選手はスーパーフォーミュラ、奥様はKYOJO CUPに参戦しており、両カテゴリーのPR。

スーパーGTでは史上初となる4連勝を目指して本日レースをする坪井翔選手ですが、スタート前にちょっと惚気気味??

ステージのとなりにはKYOJO CUPで使われるVITAとともに、参戦している女性ドライバーが笑顔でステッカーを配布中。

参戦ドライバーが美人揃いなのもこのカテゴリー魅力かも??

ちなみに私、KYOJO CUPに参戦するチームのお手伝いで来週開催行きまーす。

日産ブースで千代勝正選手がトークショー

日産ブースでは今シーズンからエースチームのニスモに昇格した千代勝正選手がトークショーを行っていました。

昨年はNDDPレーシングで最終戦までチャンピオン争いをしていた千代勝正選手ですが、それに加えてイケメンなのも彼の魅力。

なのでトークショーは女性ファンが多くいるのかと思いましたが、やっぱり日産ブースは国内レース通の玄人ファンが占拠していました。

そしてトークショーの最後は、

「ニッサン!チャチャチャ! ニッサン!チャチャチャ!・・・」

日産私設応援団のみなさんは本当に熱い!!

懐かしのザナヴィシルビア(1998年全日本GT選手権 GT300クラスに参戦)が展示。

1998年ゴールデンウイークの富士戦といえば、フォーメーションラップ中に太田哲也選手のフェラーリが事故で大炎上し中止になったあのレース。もう、あれから26年も経つんですね。

ホンダブースはシビックタイプR-GT開発車両を展示

『HRC』立体ロゴが印象的なホンダブース。

設立当初は2輪のレース部門のみでしたが、2022年から4輪部門もHRCに移管され、私たち4輪モータースポーツファンにとっても馴染み深いブランドになりましたね。

そのHRC立体ロゴの奥にはシビックタイプR-GTの開発車両が展示されていました。

自動車メーカー完全出資の企業が製作するレーシングマシンの造形は、カーボンの織り目ひとつ取っても非常に美しいですね。

そしてシビックタイプR-GTといえばこのリヤドア。

昨日の予選では前面投影面積がライバルより少ないシビックタイプR-GTは直線スピードが非常に伸びていましたが、側面面積に関してはご覧の通りダントツでNo.1です。

しっかり見てみると、シビックってクォーターガラスまであるからキャビンがよりデカくなるんですよね。

レース通としてはリヤディフューザーの造形も覗き込んでじっくりと見てみたいのですが、多くのファンがいるので今回は断念。まあ見てもよくわかりませんが・・・。

モデューロブースで土屋圭市さんがトークショー

ホンダ純正パーツのモデューロブースでは、土屋圭市さんがトークショー。新製品の開発秘話などを話されていました。

そしてスーパーGTの開発に話が及ぶと、

「64もっと頑張ってくれや!」

・・・F1時代から中嶋悟さんを敬愛する私としても、今の不甲斐ない戦いぶりには不満が募ります。

原因はタイヤなんですよね。

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて

タイヤワンメイクで行われた『スーパーGT×DTM特別交流戦』では優勝しているように、実力はあるんですよ、64は。古い話ですみません・・・。

地元トヨタブースは現行GRスープラ開発車両を展示

いつものようにイベント広場の最終コーナー側を占拠するトヨタブース。

あいにく私が訪れた時にはステージでのイベントが行われていませんでしたが、現行GRスープラの開発車両が展示されていました。

カーボンの織り目が先ほどホンダブースで見たシビックタイプR-GTとは随分と違っていましたが、この違いは? 詳しい方、コメントで教えてください。

そしてカラーリングが印象的なこのヤリスは何者?

個人的には歴代のスーパーGT/JGTCマシンを展示してもらいたかったです。となりの富士モータースポーツミュージアムから持ってくるだけでしょ?? 次回はぜひお願いします。

PRが得意なトヨタですが、今回はちょっと拍子抜け。トヨタくま吉ではなく、レアキャラのレクサスくま吉が見れたのが救いでしたが・・・。

スバルブースは現行BRZを展示

スーパーGTはトヨタ、日産、ホンダの日本三大メーカーの他にもう1メーカー、スバルも精力的に参戦しています。

そのスバルのブースには現行のBRZを展示してありました。

BRZはGTA-GT300規程(旧JAF-GT規程)で製造されているいわゆるワンオフマシン。

FIA-GT3マシンと違いGTA-GT300規程のマシンは改良が許されており、細部にまでこだわった機能美が最高で目の保養(死語??)になりますね。

ARTAブースに鈴木亜久里監督と土屋圭市エグゼクティブアドバイザーが登場

ARTAブースでは鈴木亜久里総監督と土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのトークショーが始まりました。

先ほどまでモデューロブースで話をしていた土屋圭市さんですが、今度は本職のARTAブースに移動してのトークショー。やはり話し上手でファンから絶大な人気を誇る土屋圭市さんは引っ張りだこなのでしょう。

でも、このトークショーでファンを盛り上げていたのは鈴木亜久里総監督。

「みなさん、予選の方式どう思う? 面白くないよね?」

「それに今回の3時間レースも・・・ルールをコロコロ変えやがって」

「板東!出て来い!」

もちろん亜久里さんなりの、ブースに見に来てくれた方へのファンサービスであることは言うまでもありませんが、かなり際どい・・・。

そして暴走する亜久里さんをなんとか抑える土屋さん。

いやー、楽しいトークショーでした。

無料配布は久々?

その他、飲食店も多く出店していましたが、その中でも果物の老舗、銀座千疋屋が出店していたのには驚きました。

多分初の出店では?

そういえば、千疋屋といえばかつてチームインパルのリヤフェンダーにもロゴが貼られていましたね。

あと今回はアサヒ飲料がドライゼロの無料配布をしていました。

かつてはF1などでタバコなど様々なものを無料配布していたこともありましたが、近年では随分と珍しい。景気が上向いている証拠かも??

もちろん私も1本いただきました。

私はモータースポーツ観戦の記念に必ずレースプログラムを購入しています。

今回もいつものように販売場所であるインフォメーションセンターを訪れましたが・・・まさかの売り切れ!

今日は運営側の予想を超える入場者数だったからなのでしょうね。

ホームストレートや300R 表彰台まで見渡せる最高の席

イベント広場で各ブースを回りながら楽しんだ後は、グランドスタンドの指定席に急ぎます。

指定された席はスタンド1階のL64 13列 635番。かなり最終コーナーよりの場所になります。

今回は観戦できるか際どかったため、チケットを購入したのが予選日の前日でした。

そのためグランドスタンドの指定席の場所は期待していませんでしたが、ホームストレートはもちろんのこと、300Rや表彰台も望めるかなりお得な席。

表彰台ではスタート前に次に紹介するスペシャルイベントが開催されるため、超ラッキーでした。

スタート前に荻野目ちゃん登場!

例年富士スピードウェイでのスーパーGTは、レース以外にも様々なイベントを企画してくれます。

そして今年のスペシャル企画は荻野目洋子さんのスペシャルライブ。

近年は若い方ファンも増えたスーパーGTですが、ボリュームゾーンは私も含めたF1ブーム世代と呼ばれるアラフィフ世代です。

そんな私たちが青春を過ごした80年代に活躍していたのが荻野目ちゃんがライブを行うため、いつもの自由席ではなくグランドスタンド席を購入しました。

まずはもう1人のゲストであるDJ KOOさん(TRF)が、YMCAなどでスタンドを盛り上げて、やがて荻野目ちゃんが登場するとスタンドからは大声援が起こります。

新曲を歌いながら最後にDJ KOOさんのアレンジによる『ダンシングヒーロー』が流れるとボルテージは最高潮に。

盛り上がっているスタンドのあなた、同世代ですね!?

今回はここまで。次回はスタート前進行から決勝レースの模様をたくさんの写真とともにお伝えします。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。