2011年
- ドライバー:安田裕信/ビヨン・ビルドハイム
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:アドバン
- タイヤ:ヨコハマ
- ドライバーズランキング:10位
- チームズランキング:11位
2011年はチームに4年間在籍したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がチームインパルに移籍し、代わりに前年までトヨタ系のチームルマンに所属していたビヨン・ビルドハイム選手が加入。安田裕信選手とコンビを組みます。
この年はシーズン前に東日本大震災が起こり、旅行系会社に影響が出たためか(真相は不明)2年間タイトルスポンサーを務めていたHISがサポートを縮小し、タイトルスポンサーはアドバンのみになります。
そんな中で迎えた2011年シーズンのKONDOレーシングは、2年連続して優勝した得意の岡山国際で9位に沈み、結局シーズンを通して表彰台の獲得はなく、第3戦のセパンと第4戦のSUGOの4位が最高位でした。
2012年
- ドライバー:安田裕信/ビヨン・ビルドハイム
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:D’station/アドバン
- タイヤ:ヨコハマ
- ドライバーズランキング:15位
- チームズランキング:14位
2012年からKONDOレーシングはカラーリングが刷新。パチンコチェーンを運営するD’stationがタイトルスポンサーになり、マシンは同社のイメージカラーのグリーンになりました。
ドライバーは前年同様で、チーム在籍3年目の安田裕信選手と2年目のビヨン・ビルドハイム選手のコンビ。
そんなKONDOレーシングの2012年シーズンの成績はドライバーズランキング15位と低迷。ハイライトは第5戦の鈴鹿で、チームにとって2年ぶりとなる3位表彰台を獲得しました。
2013年
- ドライバー:安田裕信/ミハエル・クルム
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:D’station/アドバン
- タイヤ:ヨコハマ
- ドライバーズランキング:13位
- チームズランキング:13位
2013年のKONDOレーシングのドライバーラインナップは、チーム在籍4年目の安田裕信選手と新加入のミハエル・クルム選手のコンビ。
シーズンは開幕戦から第3戦までポイント圏外。第4戦のSUGOでシーズン初入賞となる5位に入りますがそれが最上位。結局ランキング13位と厳しいシーズンでした。
2014年
- ドライバー:ミハエル・クルム/佐々木大樹
- マシン:GT-R NISMO GT500(R35)
- タイトルスポンサー:D’station/アドバン
- タイヤ:ヨコハマ
- ドライバーズランキング:10位
- チームズランキング:8位
2014年は4年間在籍した安田裕信選手がチームインパルに移籍し、GT500クラス初挑戦の若手佐々木大樹選手がミハエル・クルム選手とコンビを組みます。
マシンは同じR35 GT-Rですが、この年からクラス1規定になり大きく印象が変わりました。
この年は第2戦の富士で4位に入るもその他のレースでは苦戦していましたが、初開催となる第7戦のタイ戦(チャーン)で2年ぶりとなる表彰台(2位)を獲得。結局ドライバーズランキングは10位でした。
2015年
- ドライバー:佐々木大樹/ルーカス・オルドネス→ミハエル・クルム
- マシン:GT-R NISMO GT500(R35)
- タイトルスポンサー:D’station/アドバン
- タイヤ:ヨコハマ
- ドライバーズランキング:10位
- チームズランキング:12位
2015年シーズンのKONDOレーシングは前年までNDDPレーシングでGT300クラスに参戦していたルーカス・オルドネス選手が加入し、佐々木大樹選手とタッグを組みます。しかしオルドネス選手は世界耐久選手権(WEC)の車両開発を優先するために第3戦を最後にチームを離脱。後任には前年までKONDOレーシングに在籍していたミハエル・クルム選手が復帰します。
そんな2015年シーズンは第4戦富士で2011年の開幕戦以来、4年ぶりの優勝を遂げます。さらに第6戦SUGOでも3位表彰台を獲得。シーズンで2度表彰台に上がったKONDOレーシングでしたが、なんとそれ以外のレースでは1度もポイントを獲得できず、極端なアップダウンのシーズンはドライバーズランキング10位に終わりました。
次のページでは2016年から2020年のKONDOレーシングを紹介します