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カメラ界とバッグ界の最高峰が夢のタッグ!『ライカコンビネーションバッグビリンガム』がやってきた!

昨年10月にライカM11を購入し、この高級カメラを入れるカメラバッグを探していましたが、このたび『ライカコンビネーションバッグビリンガム』を購入しました。

そこで、今回はこのカメラバッグをレビューをしてみたいと思います。

『ライカコンビネーションバッグビリンガム』を選んだ理由

私は現在、キヤノンEOS R5とリコーGRⅢ、そしてライカM11の3機のカメラを主に使用しています。

キヤノンEOS R5の運用は現在サーキット専用機のため、超望遠ズームや一脚、そしてバッテリーやNDフィルターなど多くの機材が入る大容量バックパックを使用。小型のリコーGRⅢはカメラバッグを使わずに日常で持ち歩くトートバッグに入れています。

その中間サイズのライカM11は日常のトートバッグでは嵩張るし、第一、高級カメラを日常品と一緒にトートに入れるのは危険。逆に大容量バックパックでは隙間だらけです。

ということで、ライカM11用のカメラバッグを探していました。

無数に販売されるカメラバッグですが、M型ライカにはライカが取り扱っている製品良いだろうと考え、ホームページを下記の3点が見つかりました。

  • レザーシステムバッグ
  • コンビネーションバッグ ビリンガム
  • ONA BAG BOWERY レザー アンティーク コニャック

この中から、デザイン性に優れ、尚且つM型ライカ専用にデザインされたという説明文に惹かれて、『ライカコンビネーションバッグビリンガム』を購入するに至りました。

ちなみにこの製品はブラックとカーキの2色がラインナップされていますが、私が選んだのはよりクラシカルな雰囲気のカーキです。

ビリンガムとは?

ビリンガムは1973年創業。イギリスのクラシックなデザインが特徴のバッグブランドで、カメラバッグを起源としています。

創業者のマーテイン・ビリンガムさんが趣味の写真撮影に使うバッグを奥さんに作らせたのがきっかけで、その手作りのバッグが大評判となり、ブランドを立ち上げます。

そして時は経ち、現在。最高級品を表す代名詞で〇〇のロールスロイスという言葉がありますが、ビリンガムはカメラバッグのロールスロイスとも言われる、カメラバッグの最高峰ブランドにまで上り詰めました。

そんなカメラバッグ界のロースロイス ビリンガムと、カメラ界のロールスロイス ライカがタッグを組み、M型ライカ専用に仕立てたのが、『ライカコンビネーションバッグビリンガム』。

こんな夢のタッグで製作された製品は、素晴らしいか、めっちゃ素晴らしいかの二択しかないでしょう。

『ライカコンビネーションバッグビリンガム』がやってきた!

そんな『ライカコンビネーションバッグビリンガム』が本日到着したので、製品をじっくりとみてみたいと思います。

ビリンガムが製造するバッグですが、ライカブランドでの販売のため、お馴染みのライカの箱に梱包されています。

箱を開封すると・・・ブラック?? カーキを買ったのに。と、思いましたが、なんとライカの大きなロゴが入った巾着袋に入っていました。

いやー、この演出、イイですね。

そして巾着袋の中からカーキ色の『ライカコンビネーションバッグビリンガム』が出てきました!

第一印象は・・・小さっ!

コンパクトなM型ライカ専用のカメラバッグなので、小さいことは来る前から予想できていましたが、目の当たりにすると見慣れたカメラバッグと比べて明らかに小さい。いやー、このサイズいいですね。

ちなみにライカストアによると外寸は幅250mm × 高さ210mm × 奥行150mm。やっぱりコンパクトだなあ。

そして、写真や動画で見るよりもさらにオシャレ。

キャンバス地とレザーのコンビ素材に真鍮のアクセントが入り、クラシカルなデザインがすごく良い。カーキを選んだのも正解です。

カメラバッグにありがちなモッサリとした印象は皆無で、日常でも十分に使えるレベルです。

細部まで妥協なし!高級感のある外観

では、さらに詳しく見ていくことにしましょう。

キャンバス素材はただの布ではなく、中にゴムを混ぜて織られていて、ある程度の弾力性があります。ラバーボンディングキャンバスと言うらしいです。

こちらある程度の耐水性があるらしく、防滴ではないライカM11でも安心感があります(過剰な期待はしていないが)。

気に入ったのがトップカバーの丸み。サイドに折り目を入れることで、隙間からの水や埃の侵入をガードするのはもちろんですが、丸みを帯びた可愛らしい外観に仕立てられていてイイですね。

ポイントで使われるレザーはかなり肉厚で高級感があります。頻繁に開け閉めを行うサドル部分の耐久性も、これならば安心です。

今はまだピカピカの新品ですが、これから使い込むことによりエイジングが楽しめそう。

ストラップは厚みがあり、

また、肩に当たる場所には滑り止め付きのパッドが装着されており、身体への負担は少なそうです。

小ぶりながらカメラバッグとしての機能は一級品

では、トップカバーを開けてみましょう。

外観のカーキと相まってオリーブの色味が際立ち良いです。

開口部上面には、大切なM型ライカを衝撃からガードしてくれるパッドが装着されています。

パッドは底面にもびっちりと敷き詰められており、

仕切り用のパッドが2枚付属。すべてのパッドは一般的なものに比べて硬めで、ボディが角張った金属の塊のM型ライカをしっかりと守ってくれそうです。

さすがビリンガム、カメラバッグとしての機能はかなり充実しています。

開口部手前には、ブリディッシュグリーン地にゴールドの文字で『Billingham for Leica』のタグ。トップカバーを開けないと見えないこの演出は、所有者だけのちょっとした喜び。イイですね。

ポイントで使われる金具は真鍮素材本格仕様。

今は鮮やかなゴールドですが、今後使い込むことにより、バッグに馴染んでイイ感じになりそうです。

ポケットは2箇所あります、

ひとつは前面にあり、長財布やスマートフォンなど、かなりの物が入ります。

そして、もうひとつがメインのボックスのサイド。こちらはiPad miniくらいならば、なんとか入りそうです。

ちなみにこのポケットの入り口にはタグがあり、数字が書かれていました。シリアル番号なのかな(一応消してあります)?

さすがM型ライカ専用設計!ライカM11がスッポリ

では、ライカM11に現行ズミクロン 35mmを装着してバッグに入れてみましょう。

はい、スッポリと入りました!

ズミクロン35mmにフードを装着するとやや全長が長くなりますが、しっかりと入りました。

そして写真からカメラを90度回し、レンズを前に向けて入れても問題なし。さすがM型ライカ専用設計です。

現在ライカレンズはズミクロン35mmの1本のみしか所有していませんが、あと2本ぐらいなら入りそう。

唯一の不満・・・トップカバーが開けにくい

ここまで絶賛した『ライカコンビネーションバッグビリンガム』ですが、ひとつだけ気になったことが・・・トップカバーが開けにくいんです。

写真左はロックした状態で、右がロック解除の状態。

トップカバーを開けるには、片手で金属を取り囲む楕円のレザーの下を持ち、もう一方の手でレザーのヒモを下に引っ張るのですが、なかなかうまく開かない。

速射性を考えると逆、引っ張り上げて開く方がイイのでは、と思うのですが・・・。

まあ、長く使っていれば柔らかくなり、開きやすくなるのかもしれませんね。

最後に

今回は購入した『ライカコンビネーションバッグビリンガム』をレビューをしてみました。

最後に少しだけ残念なところを書きましたが、デザインも機能も大満足。M型ライカ専用設計というのも最高に嬉しい。本当に買ってよかったです。

これから末長く使い込み、エイジングを楽しみたいと思っています。

ということで今回は以上。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。