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ライカがEVF搭載のM型カメラ M EV1を発表!

ライカがついに出してしまうそうです・・・EVFのM型カメラを。

しかも、レンジファインダーとのハイブリッドビューファインダーではなく、M型の象徴を外してのEVFのみ。

ライカM EV1、もう、フツーのミラーレスカメラじゃん。いや、オートフォーカスが無いから、フツー以下のミラーレスだよ。

なのに価格は1,397,000円とレンジファインダーの現行機M11-Pとさほど変わらぬ。ライカさん、どんな商売しているの??

・・・って文句を言いたいところですが、興味あるんです。

50歳を過ぎて老眼に加えて視力が大幅に低下した私は、レンジファインダーの二重像が見えず、ピント合わせに悪戦苦闘。なので、ライカM11を使用する時には眼鏡を掛けるのですが、今度は広角域のフレーム(枠)が見えない。

その点このM EV1は、視度補正を搭載しているから眼鏡要らずで、広角域のフレームも隅までしっかりと見えるはず。さらに、ピント面をズームとフォーカスピーキングで確認できるから、ピント激薄のズミルックスやノクティルックスでもピント合わせが容易だろう。

私はM型ライカのJPEGの描写が大好きなのですが、このカメラならばチョー簡単に撮れるじゃん。最高かも??

まあ、レンジファインダーのじっくりとピントを追い込むあの儀式が好きなのですが、サッと撮りたい場面も多岐にしてあるので、そんな時にはこのM EV1がイイですよね。

うーん、やっぱり気になる。ちょっと見てみようかな。

出典:ライカHPより引用

こちらがM EV1の外観。

私の所有するM11がベースになっているので、一見すると同じだけど、一番違うのがファインダー窓が無いところ。

まあ、当然EVFなので、筒抜けのファインダーなどあるわけがないのですが、M型ライカなのに正面にファインダー窓が無いのはすごく違和感を感じます。

さらにISOダイヤルも無いので、かなりシンプルな印象になっています。

ん? レンジファインダー窓がある? と思いましたが、これはセルフタイマーのランプらしい。前面がツルッとしすぎるので、このアクセントは必要だと考えたのかも。

そして貼り皮は、従来のM型と違いダイアモンドパターン。Qシリーズのそれと同じです。

出典:ライカHPより引用

裏面は基本的にM11と同じだけど、伝統の丸型ファインダーから横長のEVFファインダーに変更になっていてちょっと残念。ただ、バルナック式ライカの頃は2つ窓があったので、こんな感じの楕円だったんだよね。ライカさん、バルナックのファインダーを意識してデザインしたんでしょ??(違うか)

そしてファインダーの横に見えるのが、視度調整ダイヤルでしょう。

気軽に撮れるM型ライカ、欲しいなあ。

でも、やっぱりレンジファインダーでのあの儀式が大好きなので、お気軽撮影のために140万円はやっぱりムリ。

お気軽撮影用にはビゾフレックス2(外付けEVF)を買い足すか。

うーんでも欲しい。悩ましいカメラが出ちまったぜ。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。