先日、富士スピードウェイでのWECの観戦記をアップしたが、その画像現像で驚いたことがあったので報告したい。
私は普段、AdobeのPhotoshop Lightroom CC(以下Lightroom)という画像管理&編集ソフトを使用しているが、その現像機能の中に、かすみ除去という項目がある。
実装されたのは2015年で、その効果については当時話題になったので、すでにご存知の方も多くいるだろう。
私もすでに何度も使い、かすみが晴れる効果は分かっていたつもりだ。
しかし今回のWECでの現像で、改めて効果について驚いてしまった。
富士スピードウェイは終始、雨と霧のレースとなった。
雨は時に迫力の絵が撮れるが、霧はレース撮影には最悪のコンディションだ。
正直、今回の写真の出来は諦めて帰路に着いた。
今回撮った元画像を見ていただきたい。
RAWで撮った生画像をそのまま無編集で現像したものだが、これをLightroomでかすみ除去の現像を行うとこのようになる。
如何であろうか。
私は、正直ここまで効果が現れるとは思わなかった。
デジタル時代の昨今、パソコンによる後現像技術は日進月歩だ。
その進化に、我々ユーザー側もしっかり勉強し、より良い作品と出会うチャンスを逃さないようにしたい。
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