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ニスモの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1993-2024)

1999年

1号車
  • ドライバー:エリック・コマス/本山哲(/アンデル・オロフソン)
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ペンズオイル
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:1位
  • チームズランキング:2位
2号車
  • ドライバー:鈴木亜久里/ミハエル・クルム(/アルミン・ハーネ)
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ゼクセル
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:2位

R34型スカイラインGT-Rを投入した1999年のニスモ。前年にチャンピオンを獲得しカーナンバー1を付けた元23号車は、影山正美選手から前年のフォーミュラニッポンチャンピオンである本山哲選手に変更し、チーム3年目のエリック・コマス選手とコンビを組みます。

2号車は影山正彦選手からミハエル・クルム選手に変更し、チーム在籍4年目の鈴木亜久里選手とのコンビ。

そんな1999年シーズンは1号車が第4戦MINEでの優勝を含む4度の表彰台を獲得し、エリック・コマス選手が2年連続のドライバーズタイトルを獲得(本山哲選手は第2戦欠場のため3位)しました。

ただチームズタイトルはトムスに対して僅かに敗れ、2年連続のWタイトル獲得はなりませんでした。

2000年

1号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:エリック・コマス/影山正美
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ロックタイト/ゼクセル
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:2位
2号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:井出有治→片山右京/ミハエル・クルム
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:カストロール
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:8位
  • チームズランキング:2位

2000年シーズンのニスモのドライバーラインナップは1号車(元23号車)に影山正美選手が2年ぶりに復帰。

そして2号車は長年エースとして君臨していた鈴木亜久里選手がオートバックスとともに自身のチームを立ち上げたため、亜久里選手に代わり後のF1ドライバー井出有治選手が加入。その後第2戦からは元F1ドライバーの片山右京選手がステアリングを握りました。

タイトルスポンサーはゼクセルが2号車から1号車に移り、連名でドイツのヘンケルの接着剤ブランドであるロックタイトもサポート。2号車は自動車用オイルなどで知られるカストロールがついています。

そんな2000年シーズンは1号車が開幕戦もてぎで優勝し最後までタイトル争いを演じますが、惜しくもチーム無限の道上龍選手に敗北。ドライバーズランキングは2位に終わり、3年連続のタイトル獲得とはなりませんでした。

2001年

22号車
  • ドライバー:ミハエル・クルム/田中哲也
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ザナヴィ
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:5位
  • チームズランキング:1位
23号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:エリック・コマス/影山正美
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ペンズオイル
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:4位
  • チームズランキング:1位

2001年からニスモはカーナンバーを現在も続く22と23に変更。カーナンバー1から変更された23号車のドライバーは前年と同様にエリック・コマス選手と影山正美選手のコンビ。そしてカーナンバー22はハセミモータースポーツから田中哲也選手が加入し、ミハエル・クルム選手とコンビを組みます。

22号車のナビゲーションなどを製造販売していた日立グループのザナヴィがタイトルスポンサーに就任。

そんな2001年シーズンは23号車が3度の表彰台でドライバーズランキング4位に、22号車は2度の表彰台でドライバーズランキング5位でしたが、チームズタイトルは1998年以来3年ぶりに獲得しています。

2002年

22号車
  • ドライバー:本山哲/ミハエル・クルム
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ザナヴィ
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:8位
  • チームズランキング:7位
23号車
  • ドライバー:エリック・コマス/影山正美
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:カストロール/ピットワーク
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:19位
  • チームズランキング:7位

2002年は22号車に本山哲選手が3年ぶりに復帰しミハエル・クルム選手とコンビを形成。23号車は変わらずエリック・コマス選手と影山正美選手。

この年はペンズオイルが23号車のスポンサーを降り、2年ぶりにカストロールが復帰。また日産系の補修部品ブランドのピットワークも連名でタイトルスポンサーに就任しています。

2002年シーズンのニスモは例年ほどの速さがなく、それでも22号車は2度の2位表彰台を獲得しドライバーズランキング5位になるも、エースの23号車はシーズン最高位4位と低迷し、ドライバーズランキングは失意の19位でした。

2003年

22号車
2022年ニスモフェスティバルにて
  • ドライバー:影山正美/リチャード・ライアン
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:モチュール/ピットワーク
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:3位
  • チームズランキング:1位
23号車
2022年ニスモフェスティバルにて
  • ドライバー:本山哲/ミハエル・クルム
  • マシン:スカイラインGT-R(R34)
  • タイトルスポンサー:ザナヴィ
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:1位
  • チームズランキング:1位

数々の栄光を手にしたスカイラインGT-R最後の年である2003年。ニスモのドライバーラインナップは影山正美選手と本山哲選手がマシンをチェンジし、22号車にリチャード・ライアン選手が23号車にリチャード・ライアンが新加入します。

タイトルスポンサーはザナヴィとピットワークが入れ替わり、22号車には新たにフランスのオイルブランドであるモチュールも加わりました。

23号車は前年のドライバーズランキング19位から見事に復活し、4度の表彰台(2位2回 3位2回)を獲得してチャンピオンに輝きます。また22号車も第2戦の富士で優勝を記録してドライバーズランキング3位に入り、チームズタイトル獲得に大きく貢献しました。

2004年

1号車
2022年ニスモフェスティバルにて
  • ドライバー:本山哲/リチャード・ライアン
  • マシン:フェアレディZ(Z33)
  • タイトルスポンサー:ザナヴィ
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:1位
  • チームズランキング:1位
22号車
  • ドライバー:影山正美/ミハエル・クルム
  • マシン:フェアレディZ(Z33)
  • タイトルスポンサー:モチュール/ピットワーク
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:9位
  • チームズランキング:1位

前年のタイトル獲得で新たに投入したフェアレディZ(Z33)に栄光のカーナンバー1を付けた旧23号車。

ドライバーラインナップはリチャード・ライアン選手とミハエル・クルム選手が入れ替わります。

全日本GT選手権最終年のこの年は、前年チャンピオンを獲得しカーナンバー1を付けた旧23号車がさらに速さを増し、開幕戦の岡山国際と第6戦のオートポリスで優勝して2年連続のタイトルを獲得。22号車はランキング9位と低迷しますが、十勝スピードウェイで行われた第4戦で優勝をしています。

次のページでは2005年から2009年のニスモを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。