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F1を彩ったタバコブランド20選

GAULOISES(ゴロワーズ)

期間1993年・1996年〜2000年
チームリジェ・プロストグランプリ・ラルース

ゴロワーズはジタンと並びフランスでは有名なタバコ銘柄です。

アラン・プロスト氏率いるプロストグランプリに大きくロゴが描かれていたのが印象的でしたが、そのロゴは年々小さくなりました。

また1993年にラルースをサポートしていました。

BENSON & HEDGES(ベンソン&ヘッジス)

このジョーダンEJ12からスポンサーを縮小
2019年8月ホンダコレクションホールにて
期間1996年〜2005年
チームジョーダン

1996年から2005年までジョーダングランプリをサポートしたのがベンソン&ヘッジスです。

黄色いボディのノーズコーンに、蛇や蜂の絵を描いたのが印象的でしたね。

写真は2002年に佐藤琢磨選手が乗ったマシンですが、この年よりスポンサー資金を縮小しノーズに絵が描かれなくなったのが残念でした。

Chesterfield(チェスターフィールド)

期間1993年
チームスクーデリアイタリア

1993年、スクーデリアイタリア最後のマシンが、チェスターフィールドカラーをまとっていました。

スクーデリアイタリアの白地に赤い炎のようなギザギザが入り、境目を黄色く縁取られたあのカラーリングを見たとき、

「うわ!ダサっ!!」

と思わず突っ込んでしましました。

通常タバコブランドのカラーは、吸ってみたいと憧れるカッコよさがありますが、このチェスターフィールドカラーはダサかった!!

SKOAL BANDIT(スコールバンディット)

期間1984年〜1985年
チームRAM

1984年から1985年までマーチから代わったRAMのスポンサーとしてF1に進出しました。

濃いグリーンの車体が印象的なマシンでしたね。

VICEROY(バイスロイ)

期間1974年?〜1982年?
チームパーネリ・ATS

1974年にパーネリを1982年にはATSをスポンサードした記録がありますが、それ以上のことはわかりません。

NiQuitin CQ(ニコチンCQ)

2004年のFW26 コクピットサイドに『NiQuitin CQ』のロゴ
期間2003年〜2004年
チームウィリアムズ

最後はタバコではなく禁煙商品のブランドです。

2003年にウィリアムズのスポンサーになったのはグラクソ・スミスクライン社のブランドニコチンCQというイギリスでポピュラーな禁煙ブランドでした。

2007年からのタバコスポンサー禁止を控え、禁煙商品をスポンサーに招くことにより、タバコスポンサー脱却を訴えました。

最後に

フェラーリのマシン各部に『MISSION WINNOW』のロゴ 2019年10月日本GPにて

2006年を最後にタバコ広告がF1から去り10数年が経過した昨今、タバコメーカーから広告に関する新たな試みが実施されています。

フェラーリのマシンに書かれた、

『MISSION WINNOW』

というロゴをご覧になった方も多いと思います。

これはミッションウィナウと読み、マールボロブランドなどを所有するフィリップモリスが展開する、「最も価値あるものを選別するミッション」というコンセプトらしいです。

何のこっちゃ??

またマクラーレンのマシンに描かれたロゴ、

『A Better Tomorrow』

は、ラッキーストライクブランドなどを所有するブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)のプロジェクトらしいのですが、その意味さえもよくわかりません。

まあ、フィリップモリスのMISSION WINNOWは加熱式タバコiQOSを、ブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)のA Better Tomorrowも同じく加熱式タバコのgloを間接的に宣伝したいのであろうと私は考えます。

今後このようなカタチでタバコブランドがF1に参加するのかはわかりませんが、あのかっこいいデザインロゴがふたたびF1マシンに描かれるのかと思うと、私個人としては嬉しく思います。

以上、今回はF1を彩ったタバコブランドを紹介してみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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2件のコメント

ミッションウィノウは、「勝つために、今すべきこと」「今すべきことは、勝つ事」みたいな意味と記憶しております。当時のフェラーリ本当に勝てて無かったですからね。と思ったら、モトgpでドゥカティにもミッションウィノウが表示されてました。こちらの戦績は存じ上げておりません。
楽しく読ませていただきました!!

よっぺいさん、返信ありがとうございます

なるほどミッションウィノウとは「勝つために、今すべきこと」ですか!

フェラーリ首脳陣は、現在も今すべきことがわからないようですが

ただしフェラーリは常勝軍団ではなく、たまに勝つほうが、ティフォシが大いに盛り上がれるので良いのかもしれませんね!

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。