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F1を彩ったタバコブランド20選

CABIN(キャビン)

期間1992年〜1993年
チームラルース・ティレル

国内トップフォーミュラとゆかりの深いキャビンは、1986年から1995年まで日本のモータースポーツでCABIN RACINGとして活動していましたね。

そのCABIN RACINGでチャンピオンを獲得した片山右京選手とともにF1に進出し、1992年から1993年まで片山右京選手の乗るラルース(1992)・ティレル(1993)に同銘柄が描かれていました。

ちょっと一息

毎年11月に鈴鹿サーキットで行われるSUZUKA Sound of ENGINEでは、往年のF1マシンが当時のタバコロゴのまま走る姿がみられる。

Rothmans(ロスマンズ)

マーチのメインスポンサーでF1に進出
2018年11月SUZUKA Sound of ENGINEにて
期間1977年〜?・1982年・1994年〜1997年
チームウィリアムズ・マーチ・RAM

1977年のマーチ、1982年のRAM、1994年から1997年のウィリアムズにスポンサードしました。

特にウィリアムズのメインスポンサーになった1994年のFW16は、アイルトン・セナ選手の最後のマシンとして、強烈な印象を残しました。

私が知るタバコブランドを纏ったレーシングマシンの中で、ロスマンズカラーが個人的には一番カッコいいと思います。

Winfield(ウィンフィールド)

期間1998年〜1999年
チームウィリアムズ

1998年、前年まで青を基調としたロスマンズカラーだったウィリアムズが、突如赤いウィンフィールドカラーに様変わり驚いたことを覚えています。

ウィンフィールドは結局1998年・1999年の2年間のみウィリアムズのタイトルスポンサーを務めましたが、エイドリアン・ニューウェイ氏のチーム離脱と重なり、私としてはこのカラーリングが弱くなったウィリアムズの象徴という印象しかないです。

BARCLAY(バークレー)

1988年ウィリアムズFW12にも『BARCLAY』のロゴ
2019年11月SUZUKA Sound of ENGINEにて
期間1984年〜1989年・1992年
チームウィリアムズ・アロウズ

1987年から1989年まで、ウィリアムズのモノコック下部に同銘柄が描かれていましたね。

当時のウィリアムズの黄色×青×白の車体色にあって、マシン下部バークレーのえんじ色が異様に浮いていた印象があります。

その他、1992年のジョーダンや1984年から1986年までアロウズにもサポートしていました。

GOLD LEAF(ゴールドリーフ)

1970年のロータス72C
期間1968年〜1971年
チームロータス

1968年ロータス49が赤とゴールドのインペリアルタバコのブランドゴールドリーフカラーで登場しました。

このロータス49がF1で初めてスポンサーを纏ったマシンで、その後現在に至るまでF1マシンに多くの広告が掲げられるようになりました。

ということでゴールドリーフはタバコ広告第1号というだけではなく、F1のスポンサー第1号です。

IMPERIAL(インペリアル)

期間1977年
チームロータス

ロータスが富士スピードウェイで行われた1977年日本グランプリにのみ施したのが、真っ赤なインペリアルカラーでした。

GITANES(ジタン)

1979年のJS11 タバコ広告が消されているが青白で塗装されておりマシン全体がジタンカラーだとわかる
期間1976年?〜2005年
チームリジェ・ラルース

往年のフランス名門チームリジェのマシンには、長い間ジタンのロゴが描かれており、ジタンブルーのマシンはリジェのアイデンティティでした。

これはリジェのチームオーナーであるギ・リジェ氏がフランス政府と強い結びつきを持っており、その関係からリジェをサポートしたと言われています。

またあまり知られていませんが、1993年ラルースに鈴木利男選手がスポット参戦した際に、JTの出資でジタンのロゴが掲げられました。

次のページでは、ゴロワーズやベンソン&ヘッジスなど有名タバコブランドから意外なブランドまで登場します。

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2件のコメント

ミッションウィノウは、「勝つために、今すべきこと」「今すべきことは、勝つ事」みたいな意味と記憶しております。当時のフェラーリ本当に勝てて無かったですからね。と思ったら、モトgpでドゥカティにもミッションウィノウが表示されてました。こちらの戦績は存じ上げておりません。
楽しく読ませていただきました!!

よっぺいさん、返信ありがとうございます

なるほどミッションウィノウとは「勝つために、今すべきこと」ですか!

フェラーリ首脳陣は、現在も今すべきことがわからないようですが

ただしフェラーリは常勝軍団ではなく、たまに勝つほうが、ティフォシが大いに盛り上がれるので良いのかもしれませんね!

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。