人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【開幕戦終了直後】2021年ドライバーズランキングトップ10を大胆予想!

【第5位】ダニエル・ルカルド(マクラーレン)

レッドブル時代はフェルスタッペンと対等の走りをしていた実力者のリカルド。

ルノーでの2年間はマシンに泣かされたが、今年はマクラーレンに移籍し、あのレイトブレーキで2強に一矢報いるレースが見られるかもしれない。

開幕戦ではオープニングラップでのガスリーとの接触でフロアを痛めて本来の走りを発揮できなかったが、速さではチームメイトのノリスには負けないだろう。

【第4位】セルジオ・ペレス(レッドブル)

レーシングポイントからの放出でF1シートを失いかけたが、一転強豪レッドブルのシートを射止めたペレス。

序盤戦はリヤが不安定なレッドブルのマシンに手を焼くだろうが、マシンになれた中盤戦以降はレース戦略でフェルスタッペンをサポートできる位置を走行するだろう。

レースでのうまさが光るペレスが、フェルスタッペンがタイトルを獲得できるかのキーポイントになる。

【第3位】バルテリ・ボッタス(メルセデス)

開幕バーレーンではタイヤ交換でのミスもあったが、ここぞという時の集中力ではハミルトンに及ばないボッタスは、今年もハミルトンのナンバー2に徹することになるだろう。

問題はレッドブルに乗るペレスを抑えきれるかがメルセデス栄冠のカギとなる。

契約更新も今年1年のみなので、走り次第では来年からメルセデス期待のラッセルにシートを明け渡すことになるかもしれないため、今シーズンは正念場のレースが続くことになる。

【第2位】ルイス・ハミルトン(メルセデス)

2014年からのパワーユニット時代で、7シーズン中6シーズンでチャンピオンを獲得している王者ハミルトンだが、今年は様相が違う。

開幕前のバーレーンテストからマシンに速さがなくトラブルも頻発。

だがそこはハミルトンの類まれなるドライビングテクニックとメルセデスの緻密な戦略で、辛くも開幕戦を制した。

しかしマシン性能では明らかにレッドブルホンダが優勢。

開発能力には定評のあるメルセデスだが、今年からはじまったバジェットキャップ制度で多くのリソースを注ぎ込むことはできないし、来年から大きく変わるマシンへの開発に予算をシフトしたいだろう。

ということで、ハミルトンのF1新記録となる8度目の世界チャンピオンはお預けとなるだろう。

【ワールドチャンピオン】マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

私は今年のドライバーズチャンピオンを獲得するのはフェルスタッペンと予想する。

開幕戦ではすべてのフリー走行で最速ラップを記録し、予選ではポールポジションを獲得したレッドブルRB16Bは、開幕時点では最速のマシンだ。

ちなみに過去20シーズン、開幕戦でポールポジションを獲得したドライバーのタイトル獲得率は70%というデータもある。

決勝ではデフの不具合で本来の速さを発揮できなかったが、それでもハミルトンと互角以上の戦いを見せてくれた。

速さではハミルトンをも凌ぐフェルスタッペンは、まだまだレースのうまさではハミルトンには及ばないが経験とともにレースでの安定感も増してきた。

ということで、期待も込めて・・・いや開幕戦の走りから冷静に判断して、ホンダ最後の年にレッドブルホンダのフェルスタッペンが初のワールドチャンピオンに輝くと予想する。

まとめ

今回は2021年の開幕バーレーングランプリの走りを見て、私なりに今年のドライバーズランキングを予想してみたが、結果は以下のとおり。

順位ドライバーチーム昨年
順位
1M.フェルスタッペンレッドブル3
2L.ハミルトンメルセデス1
3V.ボッタスメルセデス2
4S.ペレスレッドブル4
5D.リカルドマクラーレン5
6L.ノリスマクラーレン9
7C.ルクレールフェラーリ8
8P.ガスリーアルファタウリ10
9C.サインツフェラーリ6
10F.アロンソアルピーヌ

今年はレッドブルとメルセデスのマシン性能の差が、近年稀に見るほどに縮まっており、各グランプリでトップ争いより熾烈になる。

昨年まではメルセデス2台vs.レッドブル1台だったが、今年はそこにペレスも絡んできて、メルセデス2台vs.レッドブル2台のレース戦略対決も見ものになってくるのではないだろうか。

そしてシーズンのフィナーレは、マックス・フェルスタッペンが初のワールドチャンピオンの栄冠を手にして、ホンダは惜しまれつつもF1を去っていくのだ。

ちなみに日本期待の角田裕毅選手は、後半戦からガスリーを予選でアウトクオリファイし、決勝でも互角以上のレースを見せるようになり、結果はシーズン11位。

2022年からペレスの抜けたレッドブルに移籍して、フェルスタッペンとともにレッドブル黄金期が到来するだろう。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。