新車発表や開幕前のテストの後、多くのドライバーやジャーナリストが口を揃えてこう言った。
「マシン性能は開幕戦が終わってみないとわからない」
よーし、ならばわかった!
2021年開幕戦のバーレーングランプリが終わった今、2021年シーズンのドライバーズランキングを予想してみようじゃないか。
予想屋はF1を視聴して30年以上のワタクシが、独断と偏見・・・いや好き嫌いは関係ない、バーレーングランプリの走りを見てドライバーズランキングトップ10を予想してみよう!
ではいってみよー、まずは10位から!
【第10位】フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
今シーズンのドライバーズラインナップの超目玉、帰ってきたオールドルーキーアロンソが、第10位にランキングすると予想。
マシン性能では劣るアルピーヌだが、開幕戦の走りを見るとまだまだあの類まれなドライビング能力は衰えていないようだ。
一言多いオールドルーキーが中団争いを掻き回してくるだろう。
【第9位】カルロス・サインツ(フェラーリ)
昨年は辛酸を舐めた名門フェラーリは、今年もレギュレーションでマシンの大幅変更は許されていないが、開幕戦の走りを見ると完全新設計のパワーユニットをはじめとして、少しずつ持ち直しているようだ。
サインツは驚くような速さはないが、決勝では着実に上位でフィニッシュする力を持った玄人好みのドライバー。
フェラーリに慣れてきた中盤戦以降は、チームメイトを上回るレースを期待したい。
【第8位】ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
バーレーングランプリ予選では5位に入るパフォーマンスを見せ、ガスリーの一発の速さとともにアルファタウリAT02の素性の良さを感じた。
開発能力ではビッグチームに劣るアルファタウリだが、バジェットキャップが彼ら小規模チームに有利に働き、着実にポイントを稼いでいくだろう。
昨年のイタリアグランプリではチームの地元で初優勝をあげ、一皮向けたガスリーの走りに期待したい。
【第7位】シャルル・ルクレール(フェラーリ)
昨年はフェラーリでも歴史に残る失敗作のSF1000でも、イギリスグランプリでは見事表彰台を獲得したルクレールは、駄馬でも性能をフルに生かしきれるドライビングテクニックはさすがだ。
今年は昨年のマシンの発展型のため、メルセデスやレッドブル、マクラーレンの壁は超えられないだろうが、中断で着実にポイントを稼ぎ、昨年以上の成績までは押し上げることができるであろう。
古豪復活はマシンレギュレーションが大幅に変更となる来年以降に期待か。
【第6位】ランド・ノリス(マクラーレン)
ジェームス・キーが加入してから空力が格段に良くなったマクラーレンは、昨年までルノー製パワーユニットがウィークポイントだったが、今年から最強メルセデスパワーユニットに切り替え中団争いから抜け出した。
少々粗削りな面もあるが、最後まで諦めずにプッシュする姿は好感が持てるノリスが、サーキットによってはメルセデスとレッドブルの2強を脅かす存在になるか。
次のページではトップ5が決定!
2021年ワールドチャンピオンの栄冠は誰の手に!?
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