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F1観戦歴32年が勝手に選ぶ!カッコいい2022年F1マシンランキング!

【第3位】アルファタウリ・AT03

出典:アルファタウリ公式サイト
ボディデザインカラーリング総合
8816

2022年シーズンのF1マシンでカッコよさ第3位はアルファタウリAT03だ。

昨年のAT02に比べると、前後ウイングやコクピット周辺にホワイトが増えたが、ほぼ前年同様のカラーリングコンセプトは、さすがアパレルブランドといった感じでセンスがうかがえる。

そしてサイドポッドのデザインも秀逸だ。

コクピット前方の高い位置からなだらかに低くなり、フロアにまで至る流れるような形状。

そしてそのサイドには大きく斜めに『ALPHATAURI』のロゴが入り、そのマシンのデザインと一体化しているのもカッコいい。

センスいいなあー。

【第2位】アストンマーティン・AMR22

出典:アストンマーティン公式サイト
ボディデザインカラーリング総合
10616

今年のアストンマーティンのマシンAMR22は独特のマシンだ。

なんと言っても目につくのは、コクピッドサイドからリヤエンドまで伸びた長いサイドポッドと、その上に無数に開く排熱ルーバーの数。

その形状はまさに生ける爬虫類のように私には見えるのだが・・・。

また、フロントウイングもこのマシンの特徴のひとつになる。

多くの2022年マシンがメインプレーンを垂れ下がらせている中、このAMR22は中央部が持ち上がる。

このカタチはハイノーズコンセプト黎明期のコルセアウイングのよう。

そう、F1ブーム世代みんな大好き、ティレル019やジョーダン191みたいな美しいデザインだ。

そんな1990年代初頭のフロントと独特のサイドポッドを持ったアストンマーティンAMR22は、間違いなく今シーズントップレベルのスタイルを持ったF1マシンなのだ。

これで速ければ最高なのだが、結果は如何に・・・。

【第1位】フェラーリ・F1-75

出典:フェラーリ公式サイト
ボディデザインカラーリング総合
10919

私が選ぶもっとも格好が良い2022年F1マシンは、ダントツでフェラーリF1-75だ。

特にカラーリングは最高!

F1ブーム時代から長くF1を観てきた私にとって、まさにフェラーリらしいカラーリングだと思った。

そう、1980年代から1990年代中盤にかけて、フェラーリのマシンといえば深紅のボディに前後ウイングはカーボン地剥き出しのブラックだった。

それが今年、当時のスラントノーズとともに復活したのだ。

これぞ伝統チームの成せる技!

ならば、なぜ9点?10点ではないのはなぜか・・・。

それは艶消し塗装だから。

艶あり塗装ならば、文句なく10点満点、いや特別に20点はあげていた!

またフェラーリSF-75は、ボディデザインも個性があり美しい。

まずサイドから見ると抉れがほぼなく角張ったサイドポッドが、多くの2022年マシンとは一線を画す。

そしてこのマシンの最大の特徴がサイドポッド上面の窪みで、完全に他のマシンとは違う空力思想を持っていることが素人目にもわかる。

その窪みには排熱用のルーバーが開けられているのだが、この開け方がエグい!

なんと、窪みからエンジンカウルに向かい斜めに開けられている!

これぞブルガリやグッチを産んだイタリアンチームのデザインセンスなのだ。

まとめ

出典:FIA公式サイト

ということで、今回は私の独断と偏見で格好が良い2022年F1マシンをランク付けしてみたが、まとめると以下のとおりになる。

順位マシンボディカラー総合
10ハース
VF-22
224
9アルピーヌ
A522
336
8マクラーレン
MCL36
549
7アルファロメオ
C42
6511
6メルセデス
W13
7512
5ウィリアムズ
FW44
8513
4レッドブル
RB18
9615
3アルファタウリ
AT03
8816
2アストンマーティン
AMR22
10616
1フェラーリ
F1-75
10919

フェラーリF1-75以外、昨年から見慣れたカラーリングばかりで、かっこいいなあと思ったマシンは少なかったが、レギュレーションが変更した今年、昨年とは一線を画す独自のボディデザインのマシンが上位に進出した。

その中でもフェラーリF1-75やアストンマーティンAMR22の形状は特に素晴らしい。

さて、『速いマシンはカッコいい』という名言のとおり、シーズンが進むにつれてこの順位が変更になるのか・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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4件のコメント

サイトに足跡を残していただき、ありがとうございます(^^)
今年のフェラーリは最高ですよね!色が!!
色はいいのに、マット塗装は艶がないので、来年といわず年内にもマット塗装は禁止して欲しいです!

c510bさん、コメントありがとうございます。

色鮮やかでセンスの良いカラーリングがF1マシンの魅力のひとつですが、近年のマッド塗装ブームは残念でなりません。

そうですね、マッド塗装禁止賛成です!!

neco333さん、コメントありがとうございます。

地上波時代にはご覧になっていたのですね!

あの頃に比べるとより複雑になり、深みを増したF1。

ぜひ近年のF1も見てみてください。面白いですよ〜。

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。