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【観戦記】2023年F1日本GP⑥ ブルーインパルスが鈴鹿の空にハートを描く!スタート前セレモニー編

今回も2023年F1日本グランプリの観戦記です。

前回は決勝日の昼に行われたドライバーズパレードを書きましたが、今回はスタート前セレモニーの模様を書いていきます。

日本グランプリで初めて行われたブルーインパルスによるウエルカムフライトは最高の思い出になりました。

ちなみに2023年F1日本グランプリの観戦記を最初からご覧になりたい方は、下記のバナーからどうぞ。

佐藤琢磨と岩佐歩夢が登場するHRS新型マシンお披露目会

ドライバーズパレード終了後はホンダレーシングスクールの新型マシンHRS-F24のお披露目会。

銭湯でステアリングを握るのは佐藤琢磨スクール校長。

それに続くのがスクールの卒業生で現在はF1直下のFIA-F2で大活躍する岩佐歩夢選手。

インディチャンピオンと次代を担う日本人ドライバーが登場した豪華なお披露目会でした。

インストレーションチェック『TVカメラに映った際には大きなリアクションで!』

時刻は13時をまわりインストレーションチェックの始まりです。

するとサーキットビジョンには、

『TVカメラに映った際には大きなリアクションで反応してください』

の文字。

場内放送でも、

「F1運営(FOM?)から言われていまーす。テレビカメラに映し出されたら思いっきりリアクションをして、楽しんでる姿を見せてあげてくださーい!」

とピエール北川さんがしきりに呼びかけていました。

今回で11回目のF1観戦ですが、F1運営からのこのようなメッセージは初めて。

やらせ??いやいや、会場のファンも一体となってF1を盛り上げるリバティメディアの興行、結構好きです。

フェルナンド・アロンソ選手に、

ルイス・ハミルトン選手、

今回好調のオスカー・ピアストリ選手と、

ランド・ノリス選手のマクラーレン勢もコースイン。数周に渡り決勝スタート前の最終チェックを行います。

さあ、我らが角田裕毅選手も登場。私たちのスタンドに来るする度にファンは大拍手で迎え入れます。

頑張れ角田くん!!

ここはイギリスGP?それともイタリアGP?ブルーインパルスが上空にハートを描く!

インストレーションチェックを終えてダミーグリッドにマシンが整列するとスタート前セレモニーの始まりです。

昨年は岸田総理の登場で話題を呼んだスタート前セレモニーですが、今年の目玉は日本が誇るブルーインパルスの展示飛行。

さあ、スモークを噴出しながらブルーインパルスがやって来ました。展示飛行の始まりです。

昨日の練習飛行はやや曇りがちな天気でしたが、本日は快晴。青い空に白いスモークが映えています。

今度はジェット音を轟かせ西コースの方角から飛んで来て、

瞬く間に上空を通過。凄い迫力です。

それにしても音速で飛行しながらよくぶつからないものだと感心してしまいます。

今度は1機1機が分担しながら上空に円を描きます・・・五輪の輪?オリンピックと勘違いしていない??

最後は鈴鹿に大きなハートを描いてくれました。

海外のグランプリではお馴染みの空軍によるパフォーマンスですが、日本でブルーインパルスがグランプリに華を添えるのは初めて。

前日となりの方から、このブルーインパルスを見たさにF1日本グランプリを訪れたアマチュアカメラマンも居ると聞きましたが、そんな方が居るのも納得。圧巻のパフォーマンスを観れて幸せでした。

その後の自衛隊音楽隊による国歌斉唱が終了すると、三河湾の方向からふたたびブルーインパルスが飛来。

イギリスGPやイタリアGPを彷彿とさせる国歌斉唱のあとのこのパフォーマンスに感激。日本も変わったものだ・・・。

欧州や新興国など海外では国をあげてグランプリ開催をサポートしているF1ですが、日本では国家の関与があまりないグランプリでした。

しかし昨年は岸田首相が日本の総理大臣として初めてセレモニーに登場。そして今年はブルーインパルスの展示飛行や国歌独唱で自衛隊がサポート。日本も海外同様に国家としてF1を迎えるようになったとF1を愛すひとりとして感慨深く感じたスタート前セレモニーでした。

さて、スタート前セレモニーも終了し、ピエール北川さんからお決まりの、

「Are you ready?」

という場内アナウンスが鳴り響き、鈴鹿はお祭り騒ぎ。

その後F1マシンがダミーグリッドを後にします。さあ、レースのスタートはまもなくです。

今回はここまで。次のページでは決勝レースの模様を書いていきたいと思いますので、興味のある方は下記のボタンからご覧ください。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。