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【2024年F1マシン】ベストカラーリングランキング

今年もまもなくF1が開幕しますね。

私にとっては26年目のシーズンですが、毎年この時期はワクワクします。

そんなワクワクのひとつが新型マシン。マシンのデザインもさることながら、新たなタイトルスポンサーを迎えたりイメージ戦略を変更したりしてカラーリングを大きく変更するチームもあり、それが楽しみです。

そこで今回は2024年の各F1チームのカラーリングを、私の独断と偏見でランキングしてみました。

では、第10位からいってみましょう!

【第10位】ハース・VF-24

出典:https://twitter.com/HaasF1Team/status/1753475674482847915

第10位はハースVF-24。

昨年からタイトルスポンサーの変更が無いため、変わり映えのしないカラーリング。レッドの差し色がありますが、今年もブラックとホワイト基調の地味なカラーリングで寂しいなあ。

ハースって毎年なんか古臭いカラーリングのイメージがするのは私だけ??

あまり手が込んでなくてまるで下位カテゴリーの様にも見えます。

ハースの小松代表、どうです?グラデーション塗装にしてみては? かなり印象が変わると思うのですが・・・。

【第9位】アルピーヌ・A524

出典:https://twitter.com/AlpineF1Team/status/1758073340378366450

第9位はアルピーヌA524。

昨年まではアルピーヌの代名詞のメタリックブルーが車体の上部を占拠して、フランスチームらしさが出ていてよかったのですが、今年はその多くがブラック(カーボン地?)になりめちゃくちゃ地味になってしまいました。

このチームは大手自動車メーカーのワークスということで、成績を残さないとF1への存続が厳しい。だから軽量化のために塗装範囲を減らしてるんでしょ?

でもね、ルノーからアルピーヌに変更したのは、このブランドを一流スポーツカーブランドに育て上げたいからでしょう?

ならば、しっかりメタリックブルーに塗装しましょう。

フェラーリもアストンマーティンもそうでしょ?

【第8位】マクラーレン・MCL38

出典:https://twitter.com/McLarenF1/status/1757689638284628208

第8位はマクラーレンMCL38。

F1では速いチームは美しいと言いますが、個人的にはこのパパイヤオレンジがどうも好きになれません。

さらに前年まで入っていた水色も無くなり、カーボン地の面積も多くなってしまいました。

やはりマクラーレンと言ったら赤白(いまだにF1ブーム時代をひきずっている私)。

どうですメインスポンサーのGoogleさん、来年こそはマールボロカラーのオマージュといきましょう??

いや、フィリップモリスがメインスポンサーのフェラーリに怒られるか・・・。

【第7位】ウィリアムズFW46

出典:https://twitter.com/WilliamsRacing/status/1757063202817400995

第7位はウィリアムズFW46。

昨年同様のウィリアムズのコーポレートカラーである地味な濃紺とブラックです。ただ昨年から比べると心なしか鮮やかになったインダクションポッドのレッドがなかなかいいアクセントになっていますね。

そしてトピックといえば今年からサイドポッドにデカデカと『KOMATSU』のロゴ。そう日本を代表する建設機械メーカーの小松製作所が大口スポンサーになりました。

来年はタイトルスポンサーになって、マシンを建設機械のようなイエローにしましょう!?

今、イエロー枠空いていますよ!!

【第6位】レッドブル・RB20

出典:https://twitter.com/redbullracing/status/1758218082550444295

第6位はレッドブルRB20。

レッドブルといえば2016年にF1で初めてマット塗装を取り入れたチームですが、その際に濃紺をベースにイエローが入り、レッドでレッドブルのロゴを描き、その他のスポンサーロゴをホワイトで入れる現在のカラーコンセプトを導入しました。

これはピレリのタイヤウォールのカラー(ソフト=レッド、ミディアム=イエロー、ハード=ホワイト)と相まって非常に一体感のある素晴らしいカラーリングなのですが、今年で8年目になり、ちょっと見飽きた感もあります。

そろそろ大きなカラーコンセプト変更を見てみたいものです。

【第5位】RB・VCARB01

出典:https://twitter.com/motorsportcomtr/status/1755842826158452936

第5位はレーシングブルズのVCARB01。

レッドブルがミナルディを買収した2006年以来、チーム名はトロロッソ→アルファタウリ→レーシングブルズと名称変更をしましたが、今年からレーシングブルズになり、トロロッソ時代後半(2017-2019)のレッドブル缶を模したデザインコンセプトに戻りました。

2019年F1日本GPにて

ちなみにこちらが2019年のトロロッソのマシン。そっくりですね。

定評のあったカラーリングでそれが復活したのは嬉しいのですが、やっぱりアルファタウリ時代のシックなカラーの方がよかったかな。

【第4位】キックザウバー・C44

出典:https://twitter.com/ZhouGuanyu24/status/1754596115826040855

第4位はキックザウバーC44。

ザウバーは今年動画ライブ配信サービスのキックがネーミングライツを取得して、昨年までのアルファロメオカラーからキックのイメージカラーである明るいグリーンとブラックに変更しました。

アルファロメオ時代はやや地味なイメージでしたが、鮮やかなグリーンのカラーになりかなり印象が変わりましたね。

【第3位】アストンマーティン・AMR24

出典:https://twitter.com/AstonMartinF1/status/1756953048599982476

アストンマーティンAMR24がトップ3に入りました。

キックC44と同様にグリーンのカラーですが、こちらはややブルーに寄った色味で市販車同様に高級感漂うシックな雰囲気です。

まあ参戦以来変わらぬデザインコンセプトですが、伝統ある自動車メーカーなのでこれでいいと思いますし、昨年急成長を遂げてよりこのカラーリングが強く見えますね。

そしてこのマシンに好感が持てるのが艶。

近年F1マシンは軽量化を推し進める中で多くのチームがマット塗装を採用していますが、アストンマーティンは今年もピカピカのクリア仕上げで実に鮮やかなのです。

【第2位】メルセデス・W15 E Performance

出典:https://twitter.com/MercedesAMGF1/status/1757712424734441663

第2位はメルセデスW15 E Performanceです。

メルセデスはそれまでのシルバーアローから2020年にブラックアローに変更。

2022年にシルバーに戻すも、2023年にふたたびブラックアローになりました。

そして今年はというと、マシン下部はブラック。そしてノーズ上面がシルバーでリヤに移るにつれてグラデーションで徐々にブラックに変貌・・・むちゃくちゃカッコいいじゃん。

ブラック&シルバーのカラーリングは2020年のシーズン前テストで使用しましたが、今回はかなりブラックの領域が広いですね。

そして艶があるのもいいです。

以前のF1マシンはクリア仕上げが当たり前でしたが、2024年でもこれを採用しているのはメルセデスとアストンマーティンのみ。

ぜひこの伝統を続けてもらいたいものです。

【第1位】フェラーリ・SF-24

出典:https://twitter.com/ScuderiaFerrari/status/1757810399762583592

2024年マシンの中で私がもっともいいと思うカラーリングのマシンはフェラーリSF-24です。

この年のSF-24は前年のSF-23に比べてブラック部分が減り、ホワイトとイエローの帯が追加されているのが特徴。

個人的にフェラーリのマシンは深紅を基調に前後ウイングがブラックのシンプルなカラーリングが好みですが、おそらく歴代のフェラーリマシンで初めて採用したイエローラインにセンスを感じます。

ちなみにイエローはフェラーリのコーポレートカラーなんですよね。

レッドブルのマシンと同様にレッド、イエロー、ホワイトはピレリタイヤのサイドウォールのロゴと同じ色なので、タイヤとの一体感もバッチリ。

このマシンがサーキットを走る姿を早くみたいものです。

まとめ

ということで私が独断と偏見で選んだ2024年F1マシンのカラーリングランキングは以下になります。

2024年F1マシンカラーリングランキング
  • 第1位:フェラーリ・SF-24
  • 第2位:メルセデス・W15 E Performance
  • 第3位:アストンマーティン・AMR24
  • 第4位:キックザウバー・C44
  • 第5位:RB・VCARB01
  • 第6位:レッドブル・RB20
  • 第7位:ウィリアムズFW46
  • 第8位:マクラーレン・MCL38
  • 第9位:アルピーヌ・A524
  • 第10位:ハース・VF-24

何度も言いますがこのランキングは私の個人の意見。みなさんの意見はどうでしょう?

ぜひ、下のコメント欄で書いてみてくださいね。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。