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【観戦記】2024年スーパーフォーミュラ第4戦② SF夏祭り開催で大盛況のファンゾーン編

前回に引き続き、富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラの観戦記。

今回は『スーパーフォーミュラ夏祭り』が開催され、多くのファンで賑わったグランドスタンド裏のファンゾーンを巡っていきます。

最初からご覧になりたい方は下記のバナーからどうぞ。

『スーパーフォーミュラ夏祭り』開催でファンで賑わうファンゾーン

ダンロップコーナーで午前中のフリー走行を楽しんだ後は、グランドスタンド裏のファンゾーンを訪れます。

到着するとご覧の人だかり!

まるでスーパーGTの時のようなファンの数にビックリしました。

観客動員数の減少に悩まされていたスーパーフォーミュラですが、昨年JRP(スーパーフォーミュラの運営団体)の会長に近藤真彦さんが就任して以来、様々な企画が実施されています。

そして今回は『スーパーフォーミュラ夏祭り』と題し、夏休みに入った子供たちを連れたファミリー層を狙ったことが的中したのでしょう。

会場には金魚すくいや的当てなど各地の縁日や花火大会などで見る本物の出店がずらりと並び、もうお祭りのそれとまったく同じ感じ。

スーパーフォーミュラのラジコン大会のブースや、

こんな本格的なプールも設置され、

極めつきはブンブンジャーショー公演も。子供たちは大はしゃぎで楽しんでいました。

ブンブンジャーショー公演前に、ステージ裏でジャージの若者が殺陣の練習をしていたのは内緒にしておきます・・・。

マッチさんが自身で企画したものではないと思いますが、エンターテイメントを生業とする芸能界に強いパイプを持つ彼のチカラは絶大ですね。

監督トークショーにはマッチファンが大挙する!

メインステージでは多くのイベントが開催されていますが、本日の目玉は監督トークショー。

人気のコンテンツなので1時間ほど前に場所取りをして良いポジションを確保できましたが、開始5分前に多くのオバ様たちがステージ最前列にズラズラ並びます。

どうやらこの方々は『SF GO』アプリの上級会員さんらしい。

オバ様たちが『SF GO』を使ってレース戦略を楽しんでいるの!?

いやいや、マッチさんを近くで見るために『SF GO』に課金しまくっているのでしょう。まあ、こういうファンも大切ですよね。

そして近藤真彦監督、舘信秀会長、星野一義総監督のお三方が登場。

すかさず舘会長が『還暦 近藤監督』のロゴタオルを掲げ、マッチファンのオバ様たちが大歓声を送ります。

いやー舘会長、空気が読めるねえ。

トークショーは終始和やかで、星野監督と舘会長からは、

「マッチ、1曲歌え!!」

とお決まりのパフォーマンスもありました。

楽しいトークショー、ありがとうございました。

日本GPを丸パクリ!?

今回はグランドスタンド裏側にスーパーフォーミュラに参戦する前ドライバーも大きなパネルが掲げられていました。

どこかで見たことあるなあ・・・あっ!?

2023年F1日本GPにて

F1開催の鈴鹿サーキットだ!

そしてファンゾーンには全ドライバーのパネルも設置されていましたが、

2023年F1日本GPにて

こちらもF1ではお馴染みですね。

F1を丸パクリ、いやオマージュするこの演出・・・好きです。

ちなみに日本グランプリで定番のレッドブルのDJブースもありました。

なんかF1に来たみたいな錯覚に陥りますね。

懐かしガライヤが見参!

オートバックスブースに懐かしいレーシングマシンが来ていました。

2003年から2012年までスーパーGTのGT300クラスに参戦していたガライヤです。

退役して12年の歳月が経ち、近年ではARTAブースで見られることもなくなったガライヤですが、今回はキッズのコクピット体験で久々に持ち込まれたようです。

そしてもっと珍しいクルマも。

オートバックスが市販化を目指して製作されたガライヤのプロトタイプです。キッズのタイヤ交換体験用として搬入されたようです。

初めて見ましたが、20年以上前の設計とは思えぬほどの端正な顔立ちですね。

ARTAもかなりチカラが入ったラインナップでしたが・・・あれ? ARTAってスーパーフォーミュラに参戦してたっけ??

2025年のKYOJO CUPはフォーミュラマシン!

8年目のKYOJO CUPは、初めてスーパーフォーミュラのサポートレースとして開催されます。

そんなKYOJO CUPのマシンであるVITAも展示されていました。

シリーズ発足以来ずっとVITAを使用していましたが、来シーズンからマシンをチェンジすることが発表されました。

そのマシンがKCMGが製作したKC-MG01。

えっ!? 完全にフォーミュラマシンじゃん!!

そう、F4シャシーに1,400ccターボエンジンと電気モーターを搭載した、ハイブリッドのフォーミュラマシンです。

ということで今回はスーパーフォーミュラ第4戦のファンゾーンを巡ってみました。

その他、ハイスピードエトワールなるアニメの痛車が展示されていたり、

こんなバギーもあり、今までのスーパーフォーミュラとはまったく違う規模のファンゾーンに驚きました。

いやー、マッチさんがJRPの会長になってホントに変わりましたね。

そんな大規模企画の割を食ったのか、トヨタGAZOOレーシングのブースはいつもよりかなり控えめでした。

ということで今回は以上。

次のページではKYOJO CUPとスーパーフォーミュラのスタート進行の模様をお届けますので、興味のある方は下記のボタンからどうぞ。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。