人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【有名鉄道撮影地巡り】江ノ電の併用軌道区間をライカM11で撮る!(江ノ島電鉄線 腰越-江ノ島)

神奈川県の鎌倉駅と藤沢駅を結ぶ江ノ電こと江ノ島電鉄線の沿線には、多くの名所があり、東京から1時間ほどという立地もあり、週末になるとたくさんの観光客がやってきます。

私も先日観光に行きましたが、数ある観光スポットよりも驚いたのが、江ノ電の併用軌道区間。

路面電車ではない江ノ電ですが、腰越駅と江ノ島駅の一部のみ、併用軌道になっており、フル規格の鉄道が道路を走行する光景は圧巻でした。

ということで、今回は江ノ電の併用軌道区間を取り上げてみますので、興味のある方はお付き合いください。

今回の撮影地

冒頭で書いた通り、今回の撮影地は江ノ電の腰越駅から江ノ島駅のあいだの併用軌道区間。

ご覧の区間になります。

付近は観光地ということでパーキングが多くありますが、お値段は少々高め。電車での現地入りがおすすめです。

江ノ電は東海道本線の藤沢駅と横須賀線の鎌倉駅を結んでいるため、そこまでJRで向かい、江ノ電で江ノ島駅か腰越駅で下車します。

鉄道好きも楽しめる江ノ電沿線

この日は鎌倉駅から江ノ電で向かいます。

江ノ電沿線は首都圏からほど近い観光地で、鉄道好きにも見どころが多いんです。

まずは極楽寺駅で途中下車。懐かしい丸型ポストに趣のある駅舎で、昭和時代にタイムスリップしたかのようです。

今度は鎌倉高校前駅で下車。もちろんお馴染みの鎌倉高校前踏切です。まあ、こちらは鉄道好きというよりもアニメ好きの場所ですが。

ここは大人気アニメ『スラムダンク』のオープニングで描かれた踏切。

どうやら中国でも放送されて人気を博しているらしく、訪れるもとんでもない中国人観光客の人垣。

まあ、せっかくなので一枚撮っておきましょう。

遮断機が下りて、江ノ電が・・・、

おーい、ラッピング車・・・お前じゃないよ!

ふたたび遮断機が下りて・・・

お前もかい!?

10分待つ? いや、スラムダンクは世代じゃないので強い思い入れもないため、これで終了。

併用軌道に江ノ電がやってきた!

鎌倉高校前駅の次が併用軌道が始まる腰越駅。

本日は1日江ノ電乗り放題の『のりおりくん』を購入したため電車に乗ってもいいのですが、江ノ電は駅間が短いので徒歩で向かいます。

七里ヶ浜の先に江ノ島が見えてきました。

サザンオールスターズの有名なあの曲を口ずさみながら、内陸に入り、しばらく歩くと腰越駅に到着。ここからが併用軌道です。

腰越駅のすぐ先に位置する神戸橋は鉄道、クルマ、歩行者が同時に渡ることの出来る珍しい橋。

まずはこの場所で撮影してみることにします。

江ノ電が腰越駅にやってきました。

そして客扱いを終えてドアが閉まり、

「フワーーン」

と、大きなタイフォンを鳴らして警戒を促します。

道路の電光掲示板は、

『前方注意・電車接近』

と表示され、クルマに注意喚起。

駅を出発した江ノ電は、路肩に回避するクルマをスレスレで通過。地元の方は慣れたものです。

狭い神戸橋を慎重に通過し、私の脇を通過。

道路に現れたフル規格の鉄道・・・デカッ! 路面電車とは存在感が違います。

通り過ぎた江ノ電は、クルマを両脇に押しやりながら、道の真ん中を突き進んで行きました。

こちらはぶつからないかヒヤヒヤですが、地元民にとっては日常の光景なんですよね。

程なくして対向の電車がやってきました。

今度はみんな大好き、レトロな300形です。

休日のこの日は江ノ島周辺に多くの観光客が訪れているため、4両編成で運行。単行運転が基本の路面電車とは迫力が桁違いです。

商店街の真ん中にフル規格の4両編成の電車・・・圧巻の光景にただ驚くばかりでした。

R28!日本一の急カーブ!

腰越駅から江ノ島駅までの約500mが併用軌道になっている江ノ電ですが、最後の区間にもうひとつの見どころがあります。

それが龍口寺駅前の交差点の急カーブ。

交差点に差し掛かった江ノ電は、巨大を思いっきりひしゃげさせながら左に旋回し、今度は右に旋回して江ノ島駅に入線。

このS字カーブが通常の電車では日本一の急カーブなんです。

そのカーブはR28(半径28m)!

今回は上手く撮影できませんでしたが、一見の価値ありです。

今回の撮影機材

最後に今回の撮影機材を紹介します。

カメラはライカM11。

レトロ情緒溢れる江ノ電と沿線の風景にライカのJPEGがバッチリハマりました。

オートフォーカスを搭載しないM型ライカですが、速度が遅い江ノ電ならばピント合わせは容易です。

レンズは現行ズミクロンM 35mm ASPH.。

広角単焦点ですが、間近で撮影ができるため問題ありませんでした。

最後に

今回は江ノ島の併用軌道区間をライカM11で撮影してみました。

約500mの短い区間ですが、昭和の懐かしい雰囲気がとても気に入りました。

鉄道好きはもちろんのこと、写真愛好家の方が訪れても堪能できる場所なので、そんな方はぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

ということで今回は以上。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

人気ブログランキング
人気ブログランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

178人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




2件のコメント

大福様 こんばんは。江ノ電には後にも先にも乗ったのは1度だけ。印象は通勤電車並みの混雑だったこと。チビッ子も母親の実家に行った時に連れて行ってもらったそうで、撮った写真を見せてくれながら熱く語っていました。何を語ってくれたのか全く覚えていませんが・・・。

asamoyosiさん、こんばんは!

この時初めて江ノ電に乗ったのですが、確かに大混雑でした・・・。

ただ、沿線の景色や観光地がとてもよかったです!

コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。